潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る

史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


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意識の成長と進化 その3「人間プログラムで起動している人」。

人間は起こり来る問題を目の前にして、それをクリア出来る理由を探して立ち向かおうとするか、逃げ道を探し始めるかのいずれかに分かれます。

逃避したい人はそれも自由ですから、ここでは置いておきます。

ここではこの立ち向かおうとはしているけれども、どの様に立ち向かったらいいのか分からない場合を考えて見ましょう。

その第一段階は、それを因数分解するという事でしたね。 →044

当シリーズを通して、因数分解するという思考法を必ず自分のモノにして下さい。

そうすると、無意識に避けようとしている処や、取り敢えず直ぐやれる事等が見付かる様になるのです。

無意識に避けようとしている処が発見出来たなら、それを更に因数分解して行きましょう。

マンダラートやマインドマップとして、それをイメージで掴める様に書き出して行くのです。

このイメージで掴む事こそ、右脳の働き、つまり潜在意識を呼び覚ます事が出来る要となるモノだからです。

そうして、やるべき事もその手順も分かって来ました。次に立ちはだかって来るのは、やる気の問題です。

学生なら、勉強すべきである事は分かっているし、やるべき事も目の前に山積みです。

でも多くの人は、その行動力や持続力が中々出て来てくれません。

潜在意識は他人的なままです。

そんな時如何するかです。

そんな時は、他人的な潜在意識を味方に付ける方法を探すチャンスです。

まずこの「探せる」という事自体を、チャンスと捉える感覚から開発しましょう。

その糸口さえ掴めなく右往左往して、為す術もなく潰れて行く人から見たら、そう考えられるという思考技術を知っている事自体が、既にもう一歩抜きん出ているのですからね。

困った問題に直面した時は、必ず自分を成長させる何かのチャンスなのです。

試験にパスする様な事だけが成功ではありません。

それ以前の要素の小さな成功を積み重ねるのです。

この「探す・調べる」という事から始め、行動力や持続力を育てるタネを蒔くのです。

如何したら行動力や持続力という意識の力が育てられるのか?

そしてその「他人的な潜在意識を味方に付ける方法」は当シリーズ他、私のコンテンツに満載です。

行動力が起こせないとしたら、重要な処を脳がスルーして読み落としているという事ですから、目的意識を以て読み込んだり反復して下さい。

目的意識が無ければ、30回反復するまではピンとも来ませんからね。

そうして何がブレーキになっているか、また何が推進剤となるかが少しずつ見えて来たら、その出来る事からやって行くのです。

やるべき事に対して、潜在意識にその価値や意味をたっぷりと与える事が重要です。

世の中を見渡して、「それが出来ている人は何故出来ているのか?」と言う質問を持って、そのbeingを見出す事を快感と覚えましょう。

凄い事を成し遂げた人の体験に、心の眼と耳を傾けましょう。

貴方は成功に関する情報や知識が、恋人からの手紙やメッセージの様に感じているでしょうか?

それを見聞きする事で、心躍る思い、ワクワクする気分が湧いて来るでしょうか?

「自分もこんな事で負けてなどいられない」と、勇気をもらっているでしょうか?

それとも他人の成功は他人事ですか?

アタマでは成功を望んでいても、潜在意識に「成功してたまるか!」と言うデータが在る事を、自分を責めずに取っている行動から判断するのです。

思い通りに進められない処の工夫が必要です。

そんな時は、達成したら自分にご褒美を与えましょう。

私も当シリーズを一記事仕上げる毎に、自分にちょっとしたご褒美を上げていますよ。

この様に考えられるだけで、如何していいか分からなかった問題解決の糸口は、何でも発見出来る様になります。

それは、一々指示されなくても、すべき事からやれる事を発見する能力が育って来たという事です。

そして今、潜在意識のメカニズムを学ぶという事は、天才としての脳力を啓くという事です。

貴方は今、天才への道を既に歩み出しているのです。

しかしちょっとその前に・・・。

貴方は天才という言葉を如何捉えていますか?

その言葉を自分とは違うモノだと見ていませんか?

何かの分野の天才的能力を発揮する人を見て、ただ羨んでいませんか?

問題はそこら辺です。

天才と称される人達がどれだけ世の中に貢献しているか、そこの処を観て感謝を感じますか?

アスリートは多くの人に勇気を与え、発明家は世の中を便利にし、芸術家は癒しを与えています。

は天才の人や成功者に対して称賛や感謝をしていたら、或る時から自分は天才だと感じる様になりました。

それは私も、自分自身の天命と言えるモノを発見したからです。

それは080でお伝えしましたね。

そしてその時から、天才とは天から頂いた特別な才能だから、それは多くの人のモノだと考えています。

それが今の私の活動全ての、根源的なエネルギーに成っている訳です。

何かヒントになりましたか?

貴方の潜在意識に掛けられた封印を解放して、他人的な潜在意識を味方に引き込み、真の自由を得ましょう。

しかしせっかく人間に生まれていながら、動物プログラムで起動している人がいます。

そう言う人は因果を見通す知性を育てていない為、いくら知能とか学歴は高くても、意識次元は物理次元と苦楽を引き寄せる法則が逆さまに成っている事に気付いていないのです。

意識次元の事象に対しても、相変わらず「楽は貪り苦からは逃避せよ」という動物プログラムで起動している人は「とほぶる」感じ方を、年と共に強めて行きます。 025026

しかしそれは滅びに至る道です。

いくら知らないでいようと否定しようと関係ありません。

法則は法則として厳然と働いているのです。

それは、人間の好き嫌いで決められる次元のモノでは有りません。

原理原則、法則がそうなら、人間はそれに沿うしかないのです。

意識の時代が来る事を自覚した人は、その仕組みに覚醒しなければなりません。

人間は皆「唯我独尊」たる存在であるのに、放ったままにして置けばとんでもない事に成ります。

逆に、それに覚醒してその法則に沿えば、これまた素晴らしい方向でとんでもない事になります。

人間はこのどちらかに別れて行き、その中間は有りません。

そうすると、人間は伸びて行くより他に生きる道は有りません。

「伸びて行く」とは、成長し、進化を遂げるという事です。

では、人間のこれからの進化とは何でしょうか?

人間はこれからも進化するのでしょうか?

進化するとしたら何処がどの様に進化するのでしょうか?

人間は、いずれUFOを乗り回し、宇宙人グレイの様な見てくれになるのでしょうか?(笑

動物は今まで種(シュ)として進化して来ました。

人間もそうです。

しかし、意識次元を啓き、生物としての最終局面を迎えたホモ・サピエンス(人間)は、集団で進化する動物とは違い、これからは個人個人が進化を問われているのです。

誰から?・・・それは宇宙、または宇宙存在、生きとし生けるものを活かそうとする存在と言っておきましょう。

では、何処の進化が宇宙からどの様に問われているのでしょうか?

それは意識です。

詳しくは「けんちゃんもゆうちゃんもみんなブッダ」の中で解説ています。

意識は何処までも成長を続けて行く事が可能です。

その広がりは無限です。

定義出来ません。

ところで生物は、自然界の中でそこの環境に合わせた形態を持つものが生き残って来ました。

そしてそれに合わせて種は、生き残る方法を本能というプログラムに書き込んでいるのです。

人間は、意識次元を啓きました。

そこは「物理次元肉体次元とは苦楽を引き寄せる法則性が逆さま」でした。

しかし、人間の本能には「意識次元は、物理次元とは苦楽を引き寄せる法則性が逆さま」とは、まだ書き込まれていないのです。

人間には、適当な年齢になると髭が生えたり生理が起こるという第二次性徴が在る様に、適当な時期に自動的に意識次元が逆さまに働くという自覚が生まれればいいのですが、まだそうはなっていません。

人間の本能というプログラムには、まだそれが種(シュ)としては書き込まれていないのです。

これが現代人類に、様々な混乱と悲劇をもたらしている根本原因です。

昆虫が芋虫から蛹(サナギ)を経て、全く形の違う蝶やカブトムシになる様に、人間の本能にも時が来たら「苦意識次元に関してはには飛び込み、楽に関しては準備して待つ」というプログラムが自動的に発現して来るといいですね。

しかしそうなっていないと言う事は、それこそが宇宙存在から人間が進化を問われている部分なのです。

宇宙は何の為に自分を存在させているのでしょう?

その事に付いて瞑想する事です。

今知るべき一番大切な事は何でしょう?

自分は宇宙から何を問われているのでしょう?

それは自分自身の「何の為に生きているのか」を発見する事から始まります。

それは、他の何を見聞きしたとしても、「自分自身の心からの納得が起こるモノ」で無ければなりません。

そしてそれは自分自身が愛として発現する事です。

それは成功も自己実現をも超えた世界です。

人間として花開くと言う事です。

・・・と言う事も、それをここで習った知識としてでは無く、自分のチエとして掴むのです。

それは貴方自身の自分で掴んだ答えでなければなりません。

物理(肉体)次元と意識次元は、苦楽を引き寄せる法則が逆さまに働いているという事に気付かなければ、自己実現も開花も有ったモノではありません。

潜在意識のメカニズムを知らなければ、それを求めてする努力は間違ったモノだらけと言う事に成っています。

そしてどの人がそうなっています。

このメカニズムに気が付いた人から、まずは個人的なパラダイムシフトが順次起こり始めます。

自分のしたい事、在りたい在り方をそのメカニズムに沿って言動想念を整えた時、人間は愛に向かって進化し始めるのです。

そして愛とは、統合側の質が全部揃ってこそ愛という事でしたね。

それが本当のアセンション魂の次元上昇です。

この認識は、後天的に反復訓練という学習を通して潜在意識に組み込まなければなりません。

これは意識次元で正常に作動するOS、つまりオペレーションシステムのインストールです。

それは動物次元と意識次元のそれぞれから起こり来る「苦と楽」を、それぞれの次元に即して自動対応するとても優れた基本プログラムです。

これを前項の動物プログラムに対して、人間プログラムと言います。

その特長をまとめて見ましょう。

意識次元は「苦楽を引き寄せる法則が逆さま」である事を完璧に自覚し、瞬間瞬間、物理次元と意識次元のコンチェルトに醒めて感応出来る知性を獲得した人。

また、自分の真実を知ろうとし、喜んで苦に飛込める感じ方を拓いた人。

そういう人は「苦に立ち向かい、楽に対しては準備して待つ」事が出来る為、苦の領域が人生から減少し、楽がどんどん増大します。

この様に暝想的に生きられる無為に至って、人間プログラムで起動している人と言います。

ここまで来た人はボーディーサットヴァ意識を啓きます。

日本語で言えば、菩提薩埵(ボダイサッタ)、また真の仏知見を得た人です。

このメカニズムに気付き、動物プログラムから人間プログラムへと書き換えている人はラジャス(修行中)です。

無知無明のタマスレベルの人は、真実を聞いても笑います。

余り言うと怒り出します。

簡単に言うと、動物プログラムとは「楽を貪り苦からは逃避する意識状態」で、分離側を向いた心的態度です。

人間プログラムとは「苦には立ち向かい、楽に対しては準備して待つ意識状態」で、統合側を向いている心的態度です。

91で述べた統合側の感じ方が「生き方」として自然に発露している状態です。

せっかく人間に生まれているのですから、動物プログラムでは無く、人間プログラムで自分を起動して下さい。

 

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
                                      
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