潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る
史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。
自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。
044 どんなスキルが自由をもたらすかと考える その2「自由のバランス」。
前項で考えて見た様に、人によって何を自由と考えるかには大きな違いが有ると思います。
それは人によって価値観が様々に異なるからです。
最終的には、生死観すら超越した悟りの境地の「覚者」と呼ばれた人の辿り着いた自由も有ります。
それってどんな自由でしょうね?釈迦は四苦八苦を超え、苦の生起しない心境を涅槃と言いました。
イエスはそれを神の国と表現しました。私は、涅槃とは科学であると言っています。
潜在意識のメカニズムにさえ沿えば、誰にでもその再現性が有るからです。
涅槃も神の国も、仏教やキリスト教等の宗教の専売品ではありません。
これから本格的に真の自由へ至る道を探る前に、ちょっと振り返っておかなければならない事が有ります。
それは、生活習慣病を抱えている人が、それを作り出す事が好きで、そう成らない方法は嫌いとか、成功したいとは思っているのに、成功する要素は嫌いに成っている部分が有るという事を発見したのと同じです。
本当は自由に至る道なのに、その要素が嫌いになっている部分を誰しも無自覚なまま抱えているという事です。
ですから、それを発見する事が重要です。
潜在意識は、まずゴミ掃除が重要なのです。
神道の祝詞でも「祓いたまえ、清めたまえ」から始まりますよね。
そうしないと大切な事が入りません。
当シリーズで述べられている様々な事柄を参考にして、頭ではそう在るべきだと分かっていても、そうは出来ないとか、抵抗を感じるという部分に着目する事です。
そこに顛倒夢想が潜んでいます。
自由の度合いというモノは上を見ればキリが有りません。
ですから、ここではまず、一般レベルから見える自由を幾つか考えて見ましょう。
①金銭的自由 ・・・自分がしたい事をするのに十分な資金・収入が有るか?
②時間の自由 ・・・自分がしたい事をするのに十分な時間が有るか?
③健康の自由 ・・・自分がしたい事をするのに十分健康か?エネルギー・意欲は十分か?
④人間関係の自由 ・・・自分がしたい事をするのに賛同者が十分募れるか?
⑤恋愛の自由 ・・・自分がしたい理想の恋愛が出来ているか?
⑥特異な能力から発展する創造的自由 ・・・貴方しか出来ない建設的な価値を創り出しているか?
⑦真理理解から広がる精神世界の自由 ・・・宇宙に繋がる内なる神秘の理解を得ているか?
以上、これらのバランスがとても重要です。
取りあえずここで掲げた七つの分野の優先順位も人によって異なるでしょう。
自分のしたい事とは言っても、それをする事で、他の分野を破壊する事もあります。
それでは不自由を招く事になります。
不自由を招く自由は本当の自由ではなく、我儘(ワガママ)です。
我儘は、人の自由を奪ったり破壊する事も有ります。
それでは本当の自由とは言えません。
ですから、そこの処の因果関係や相関関係に心を配って考える事が大切です。
だからと言ってそこで抑圧や我慢が発生したら、それも自由ではなくなります。
人に迷惑を掛ける事無く、自分が価値を感じるモノの中で自分らしく在り、喜びに満たされているという事が重要です。
出来たら自分が自由である事により、人にもその輪が広がって行く時こそ、本物の自由です。
では、真の満足を得られる自由とはどんなモノでしょう?
如何在ったらいいのでしょう?
太古から、人々は自由を手にしようと様々な実験を繰り返して来ました。
権力や武力・司法などのフォースと呼ばれる分離側の力の獲得こそ、個人的な自由を得る唯一の方法だと信じている人もまだまだ多い様です。
確かにそれは事実の一面では有りますが、それは人類が顛倒夢想に目覚めるまでの話です。
意識の時代となり、人々が顛倒夢想に目覚めたらそれらは力を失います。
真の力とはフォースではなく、パワーです。
イエスや釈迦、ガンジーやマザーテレサの様なパワーです。
時の流れと起こり来る事象をXY平面で表すなら、意識の成長とはZ軸を昇り行く様なモノです。
そのZ軸上の高い位置から俯瞰(フカン)して、平均的な現代人類が、生命進化のどの位置付けに在るか見通せる事が大切です。
その様な視点から、自分自身の「真の満足を得られる自由とは何か?」を考えるのです。
当シリーズはビジネスマインドの育成にも重点を置いていますので、①金銭的自由 ②時間の自由 ④人間関係の自由から見て行きましょう。
その他の③⑤⑥⑦は、別のシリーズで扱っています。
これらを同時に達成する要素に付いて考えていけばいい訳です。
この様な事を深く考えていく時には、一つのテーマに付いて質問を発し「それはどの様な要素で構成されているか?」と問いながら、どんどん因数分解して行くのです。
それぞれに付いて、金銭的自由は如何したら得られるか?時間の自由は如何したら得られるか?人間関係の自由は如何したら得られるか?と言う問いかけから、金銭的自由は如何在ったら得られるか?時間の自由は如何在ったら得られるか?人間関係の自由は如何在ったら得られるか?と問い直します。
そしてそこで出て来た要素をそれぞれに、「更にそれはどんな要素で構成されているか?」と考えていくのです。
そして、「それなら簡単に出来る」という処まで、噛み砕くのです。
固定観念を打ち破る為に、「貴方は牛を一頭食べられますか?」と言う質問が有ります。
大抵の人は「どひゃー」です。
35年前、200人の会場で出来ると手を挙げた人は私以外いませんでしたよ。
牛一頭を一遍に平らげるには、ティラノサウルスにでもお出まし戴かねばなりませんが、冷凍庫に保存しながら少しずつ、サイコロステーキサイズにすれば、一口ずつ、その内一頭全部食べられると言う訳です。
他にも「貴方は卵を70個、いっぺんに食べられますか?」と言う質問も有ります。
こちらは、それが出来る理由を探せるかと問い掛けている訳ですね。
それと同じです。
因数分解するという事と、出来る理由を探すという事。
その思考を助けるのに「マンダラート」と言う便利な書式があります。
検索して調べて下さい。
四角を縦横2本ずつの線で均等に仕切り、9つの升目を作ります。
その中央にテーマを書き込みます。
そしてその周囲の8つの升目に、それを構成する要素を書き込んで行く訳です。
それが出来たら、今度はその升を中心に据え、更に縦横に3つずつ、9つの升目に仕切った升を置きます。
そして中央の8つに分解された要素を、周囲のそれぞれの升の中央の升目に書き込んで行く訳です。
この升目を埋めて行く事で、最初のテーマは最大64個の要素にまで分解された事に成りますね。
別に64個の升目を必ず埋めなければいけないというモノではありません。
要素の少ない処は空欄も生まれるでしょうし、部分的にはコブの様に広がる部分も出て来るでしょう。
それでいいのです。これでアタマの中がすっきりと整理されます。
そして因数にまで分解された要素に付いて、因果関係や相関関係をイメージで感じ取るのです。
イメージで感じる事が重要です。
それはまるで仏画のマンダラの様です。
だからマンダラートという訳です。
この様な作業の一つ一つが「出来る理由を探す」という感覚を開発する事に成るのです。
他にも思考パターンの開発に役立つ、マインドマップと言う手法も有るので、利用すると便利でしょう。
これも検索して調べて下さい。
これらのエクササイズを重ねる事で貴方は自由な思考が取り戻せます。
本来の貴方は、潜在能力としての、もっともっと有能な能力を持っているのです。
封印を掛けられていた「独立して自ら思索出来る能力」を解放しましょう。
まずは思考の自由を得るのです。
まず最初に、どんなスキルが自由をもたらすか色々なキーワードに付いて考えて見ます。
マンダラートの中心に「自分の自由」と書き込んで、そこから因数分解して行くといいですね。
ここではインターネットやネットワークビジネスを活用する方法を中心に考えて見ましょう。
・稼ぐ力・説得力・人を動かす力・不労所得・収益構造のシステム化・コピーライティング・ネットビジネス
・集客・SNS(ソーシャルネットワークシステム)の活用・情報発信ブログ・コンテンツ制作・セールスレターページ
・アフィリエイト・販売組織作り・販売教育プログラム・モティベートされた人間・粘着、等々。
それらに付いて、一つ一つ深く考えて行くのです。
参考資料など、手に入る限り集めます。
また信頼置ける指導者からの情報も集める事です。
そして、人の代わりに何をコンピュータにさせるか考えるのです。
気付きは、どんどん書き出しましょう。
自動収益システムを構築しようと考えるなら、レターページの書き方等を学ぶ事も大いに必要となります。
ここ数年は、インターネットを使ってどの様にビジネスをすれば良いのかを、無料で教えてくれるサイトや動画等が次々と現われていますから、そういう情報も集めましょう。
キーワードとそれらの必要性の認識を、イメージと反復の力で、認識の第四段階に落とし込みます。
落とし込まれるまで反復するのです。
またそれらを、強者の質を持つ人の様に落とし込む感覚を啓く為にも、事前準備が必要です。
①当シリーズの記事をしっかり読み込んで落とし込む。出来たら録音して耳も使う事です。
②「けんちゃんもゆうちゃんもみんなブッダ」の音声朗読ファイルを使って落とし込む感覚を啓く。
①と②のどちらでも構いません。
要は「落とし込む」と言う感覚を啓き、その感じをつかむ事なのです。
「タオめる」の三つの要素の一つ、「落とし込む」という感覚を啓いているか否か?が自由への第一歩です。
この感覚を啓かなければ、どんなに良い事を習っても、全て第二~第三段階で留まります。
その習った良い事は、そのレベルのままで留まっていたのでは、自分の中で自動化しないのです。
ノウハウコレクターとかノウハウ収集オタクなどと呼ばれる状態に陥ってしまうとしたら、それは「落とし込む」という感覚を啓いていないからです。
それではせっかく学んだ知識が衝動化しないのです。
「持っている事に安心を覚える」状態に留まっていてはいけません。
「持っている事に安心を覚える」状態で留まってしまうのは、「その様な状態で留まるように」という命令が認識の第四段階に落とし込まれているからです。
知らなければ何とも思わないでしょうが、「そういう事だったのか」と気付けたら、これは大変な事ですね。
成功する質のある強者は、持つだけでは絶対に安心が覚えられません。
それが自分のスキルとして使えるかどうか、という基準で習得されたかどうか判断します。
強者は、自分のモノとして使えるようにならないと絶対に安心出来ないのです。
これが成功する人の質であり、そういう感じ方なのだという事をしっかりご理解ください。
この感覚を啓かない限り、どんなに良いノウハウを習って知っても、一番肝心な応用実践には、無意識からブレーキが掛かるのです。
そして、ほとんどの場合、内からブレーキが掛かっていると言う事にさえ、気付かないのです。
自由を求めているにも係わらず、意思とは反対に働く顛倒夢想として、自由という成功の要素を阻害しているのです。
潜在抗力=顛倒夢想が徐々にご理解頂けましたでしょうか?
これを打破するのが反復の秘密に気付く事です。→これからの潜在能力開花法 「落とし込みのテクニック」
「落とし込む」感覚を啓き、立ち向かう質問と瞑想習慣、つまり「タオめる」感覚を啓く事で、自由へと到る切符を手にする事が出来るのです。
100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
合成音声のダウンロードはこちら。
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