潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る
史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。
自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。
025 成功しない人の3つの特質 その3「瞑想習慣が無い=ブロック思考」。
弱者の「基本的な心的悪癖」の第三は、ブロック思考に成っていて瞑想習慣が無いという事です。
何故でしょう?
それは今までは深く考えずとも、周囲の皆に合わせる生き方をしていたら、年金もちゃんと保証されているし、皆それなりに人生を過ごす事が出来ていたからです。
誰も気付きませんでしたが、それは今の時代に在っては、見える人には綻びを見せ始めています。
従来型の教育システムが、もう時代に合わなくなって来ているのです。
現代の教育システムの弊害、或いは見方を変え支配者の側からすると、人を使うのにとても都合のいい従属型人間製造システムになっています。
それは隷属的なエンプロイー意識養成所とも言えるでしょう。
義務教育を始め、何故その様なシステムになっているのかと言うと、今までの企業や組織というモノは、上司の言う事には文句があっても不平を言わず、黙々と命令に従い続ける人間を必要としていたからです。
「人・モノ・金」で動いていた戦後の高度経済成長時代の日本は、そういう人材を求め続けていましたから、学校はその様な人間を養成して送り出していたのは、正に時代のニーズでも有ったのです。
自分で考える人間より、マニュアルや上司の指示通りに動く人間が求められていた訳です。
責任は上司に有りますから、平均的な従業員は自分で何かを特別に考え出す必要は求められていません。
そしてその指示命令を守っていさえすれば、終身雇用と年功序列の制度が、生活を保障してくれていました。
しかし時代は変わって来ました。
世界はITが発達してグローバル経済となり、賃金は世界的に平準化し始めています。
また、人手はどんどんITに依って自動化し始めています。
考えないで済む作業はどんどんコンピュータとロボットに置きかわって来ています。
生活はより便利になり、何でも効率が良くなって来ましたが、それに比例して今までになかった社会問題が大量発生しています。
医療問題を始め、いじめや自殺の増加・ニートや引きこもり・孤独死・少子高齢化・貧困・認知症の増加・犯罪の低年齢化・国際問題・政治問題等々、その一つ一つを上げるならキリが無い程です。
今までには無かった、そして考えもしなかった難しい問題が、次々と大発生して来ているのです。
それ故、未来に希望を感じられず、将来の不安に怯えながら生きている人は激増しています。
何故なら、自分に降りかかってくるかもしれない問題の解決法を学校では全く習って来なかったからです。
ならば、その問題の解決法や予防法を個人が自分で考え出してもいいのですが、そうは簡単には行きません。
何故なら「考える事が出来なくなる様条件付けられてしまっている」からです。
義務教育始め学校とは、自分で深く考える事が無くなる様に条件付ける所です。
それは「原因追求型」の思考の育成を阻み、結果だけを見て反応する「結果志向型」にされるという事です。
プロセスを殆ど評価せず、結果だけを重要視するシステムの中では、人は自然にそう成るのです。
「上の者がちゃんと考えているのだからお前は考えるな、言われた事だけしていろ!」という無言のメッセージを、殆どの人が自分のモノとしてしまうのです。
自分で考えない、指示待ち人間はこうして出来上がります。
今までのニーズがそうであり、それを良しとしていた為、人間は深く考える事で、やり方によっては問題解決能力と言う意識の力を育てられる事を知らないままです。
20世紀の時代はそれでも生きて行けたのです。
しかしそれ故に、時代が変わってそれから歪が生じ、今弱者に起こり来ている第三の問題として、弱者は「瞑想習慣が無い」という事が大変な問題になるのです。
それが何故かをお分かりですか?
聖書の中でキングソロモンは「ビジョン無き民は亡びる」と言っています。
周囲の現状をよく見て見ましょう。
建設的な想像イメージこそ、人生を自在に切り拓く要であるというのに、その重要性を現代教育は教えませんし、訓練する事もありません。
むしろ、それが自由に発達しない様に、幼少期から忙しさと娯楽をセットで与えて、思索する時間を奪っていると言えます。
病院にテレビを持ち込んでいるのはそのなれの果てです。
そう言う人は、ヒマを何で潰すかとは考えても、何故病気になったのかと原因を振り返り、思索する事もありません。
1898年、スイス・バーゼルのシオニスト会議で採択されたと言われている怪文書があります。
※「人々の思索力を隷属化させる事は既に視覚教育と称する方法で始まっている。
この視覚教育の主な狙いは、被ユダヤ人総てを脳を働かせてもモノが考えられず、
絵を見なければ何も理解出来ない従順な動物にする事である。
彼らに事情を悟らせない為に我々は更にマス・レジャーを盛んにする。
やがて我らの新聞で芸能・スポーツがもてはやされ、クイズも現われるであろう。
これらの娯楽は、我々と政治闘争しなければならない人民の関心をすっかり方向転換させてしまう。
こうして人々は独立して自ら思索する能力を失い、我らが考える通りにしか考えられなくなる。・・・続く」
(プロトコールより一部抜粋)
その出所の真偽は如何であれ、結果として世界はそう成っているという事実に目を向けるべきです。
この文章が書かれたのは、まだテレビもなかった時代です。
人間の本質というモノを恐ろしい程の洞察力で見抜き、それを悪用出来るレベルの人間達がいると言う事です。
時代のニーズを読み、業を起こす事を起業と言います。
今新しい業は次々と求められています。
何故なら、人々の不満足を満たす処にビジネスチャンスは常に発生しているのですが、今世の中は満たされていない人だらけではないですか。
しかし独立して自ら思索する能力が無ければ、そのニーズにも気付きません。
じゃあという訳で、その起業するに必要な起業精神というモノを、今の公的教育を通して教えるかと言うと、既に構築されている世の社会システムがそれを教える事はありません。
既得権の作られたシステムに乗っている人達は、保守に走るばかりでアタマもすっかり硬化しています。
忙しさに追われるか、空き時間が出来たら退屈するかのどちらかである様に教育システムは条件付けます。
退屈は娯楽で過ごさせればお金を使って経済が廻るという事で、それが推奨されます。
人はそれぞれが独立した個人として、いつ本当の自分、人生を喜びとして味わう時間というモノを持つのでしょうか?
忙しさと、退屈を埋める娯楽時間を過ごしている内に、気が付いたら自分を失って歳だけ取っているのです。
周囲を見回せば、そういう人達で世間は溢れかえっています。
貴方はそれでいいですか?
ならば、時間を割いてでも、自分に瞑想時間を投資しましょう。
成功者は皆、瞑想習慣を持っていました。
瞑想習慣無くして成功した人はいません。
この事は特に強く記憶して下さい。
瞑想習慣無くして成功した人はいないのだ、と。
何故なら瞑想の中で描くビジョンを現実化させたのが、成功なのですから。
そしてまた瞑想こそ、学んだ事をより深く落とし込み、定着させる方法でもあるのです。
瞑想習慣を持たなければ、自分が自分という本来のアイデンティティーは感じられず、日毎に強くなっていくのは自他共に衝突と葛藤を生み出すエゴばかり・・・。
我慢して、辛抱して、頑張って頑張ってやっと辿り着いた心境は諦めと絶望・・・こんな筈じゃ無かった。
何故そう成ってしまうのか?
それは賢者や成功者の教えてくれた諸々を、自分の中で再描写したり、それを基に自分の中でオリジナルのストーリーを組み立てたりしないからです。
子供の頃はとても時間が長かった。
ところが、成人を過ぎてからの時間経過の感覚は如何でしょう?
年をとればとる程、振り返って見る時間は加速的に過ぎていきます。
20才の人生の中間点は10才かも知れませんが、50才の人生の中間点は15才です。
つまり15年と35年が同等なのです。
20年が何処かに飛んで逃げてしまっているのです。
ジブリ映画千と千尋の「さっきまで若かった爺さんが~♪さっきまで娘だった婆さんが~♪」と言う訳です。
瞑想習慣を持たないと、成功はおろか、自分自身を失う事になるのです。
瞑想しないと、将来ビジョンも持てない為、チャレンジ魂も育ちません。
殆どの人は、目を瞑ったらそこは闇と眠りの世界。
悩みを抱えた人は、嫌な妄想妄念にさいなまれる苦痛の世界かも知れません。
しかし、瞑想は違います。
成功する質を持つ強者の先の2つの質と相まって、一旦目を瞑ればそこは想像力のカンバス、イメージ世界のステージなのです。
この違いに目を向けましょう。
殆どの人は、瞑想から感得する「深く思索する」という事を知らないので、独立して自ら思索する能力が欠如しているのです。
ところで、弱者は想像せよと言っても、何をどの様に想像したら良いのか分かりません。
それが何故なのかをご説明致しましょう。
強者は本や講演等、情報を得た後、それに付いて暫くあれこれと思惟する自然な癖を持ってます。
この自然な心の癖が、想像力と言うクリエイティブな創造性を持った意識の力を育んでいるのです。
また、気付いた事を必ずメモする癖もあります。
何故なら、気付きは放って置くと直ぐに忘れるモノだという事を良く知っているからです。
そしてまた、その様な気付きの蓄積はその人にとっての資産だという事に気付いているからです。
それに対して、想像力の乏しい弱者は本や講演等、情報を得た後、それに付いて暫くあれこれと思惟する癖を持ちません。
情報を得たら得っ放しでそれに付いて振り返る事をせず、思考はもう次に移っています。
それは浮かび来る想念の為すがままと言う状態であり、それを私は思考放任と呼んでいます。
メモする事の重要性など、いくら教えられても何にも考えません。
考えるという事自体が出来ないのです。
自分の想像力の乏しさが、あらゆる問題解決を阻んでいる事自体に気付いてもいないという、無意識的無能状態です。
物事の本質に付いて深く考える事が出来ないというのは、この実に些細な「事の後に振り返る」というちょっとした癖が育成されていない処に在ります。
学校と言う処は、人間にとって何が重要で、何の為にそれをするのかと言う思考を育成させないという意図をもって運営されているという事に気付かねばなりません。
そのワナにハマったままだと、この様に注意喚起されている事自体に気付きが起こりません。
何が重要なのかを考える事自体が出来ない様に、既に条件付けられ終わっているからです。
この「思考にブロックが掛かっている感覚・センス」に、早急にリハビリをかけなければなりません。
ビジョンを持たない人は自分が亡ぶのです。
当サイトが提供する素材やコンテンツを通して、問い掛け・呼び掛けに対して、その瞬間瞬間にちょっと立ち止まって瞑想し、「立落瞑る」センスを磨きましょう。
以上、成功しない人の3つの特質「逃避質問・保留癖・ブロック思考」に付いて述べて来ました。
この3つを覚えやすくする為に、頭文字をとって「逃保ブる」=「とほぶる」と呼ぶ事にします。
「立落瞑る=タオめる」と「逃保ブる=とほぶる」・・・セットで覚えておきましょう。
成功者は「タオめる」質を持っているが、成功出来ない人は「とほぶる」状態にハマったままでいる、と言う訳です。
100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
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