潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る
史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。
自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。
093 瞑想習慣でインスピレーション、閃き力を育てる。
1957年、大宅壮一はテレビの出現で一億総白痴化と言いました。
「テレビというメディアは非常に低俗なものであり、テレビばかり見ていると人間の想像力や思考力を低下させてしまう」という事です。
60年以上も昔の話です。
何んと先見の明の有った事でしょう。
そしてその言葉通り見事な程に、殆どの個人の思索力はすっかり隷属化させられ、脳を働かせてもモノが考えられず、絵を見なければ何も理解出来ない従順な動物にされている訳です。 →025
テレビは低俗な番組も有るだろうが、有用な番組も有るという反論も有るでしょう。
だからワナなのです。
分かりますか?
そしてそれは強者の質を啓いている人だけに言える事です。
極端な話をするならば、はっきり言って弱者の殆どは、有用そして優良番組でもバカになるという事です。
それって如何いう事でしょう?
何故為になりそうな番組でもバカになると言うのでしょう?
低俗な番組は論外として、有用なドキュメンタリーを見たり映画を見たとして「それに付いてどれだけ振り返り、その事に付いて考えているでしょうか?」という事です。・・・何かピンと来られましたか?
良く出来ている番組程、思考を働かせなくても分かった気がします。
映画やドラマは特にそうです。
そして殆どの人は見た・面白かったで終わりです。
それ以上考えません。
これが問題なのです。
潜在意識のメカニズムを知っていないと、良いと思って視聴しているのにそれが実はダメな結果を招くというのは「無意識の真理否定」と同じ様な事が起こってしまうワナに、弱者の思考は気付く事さえ出来ません。
潜在意識のメカニズムから見ると、情報というモノは、自分の頭の中で思考というプロセスで再描写し、それに付いて考える事で自分の知識になります。
更にその知識の反復や応用で、それは知恵へと昇華して行きます。
番組視聴後、最低でもテレビで見た時間分位の思索や、イメージの再描写をしているでしょうか?
恐らく殆どの人がしていません。
そうすると如何なってしまうのでしょう?
私は、優良番組が悪いと言っているのではありません。
見ているだけで分かった気がするという事は、想像力も思考力も使っていないという事です。
読書なら思索力を深める為に、読後感をしっかりと認識する事が重要な様に、テレビの優良番組でも同じ事が言えるのです。
私が感想を述べる事が大切だと言うのはこういう訳です。 →041・042
これは優良番組と言えども、想像力も思考力も使っていないと言うパターンを潜在意識に刷り込み続けていると、想像力も思考力も働かない思考回路に成ってしまうという事です。
脳内の情報は増えるかもしれませんが、それは使える知識にもチエにも成らないという事です。
ましてや、知識にも知恵にもならない低俗番組を見ていたら、思考回路は破壊され、想像力も思考力も働かない白痴状態になるという事です。
認知症がこれだけ増えているのもテレビが原因の一つです。
考える技術を確立していない弱者は、将来や先の事を考えたら不安や心配しか湧かないでしょう。
そういうモノを誤魔化す為にも、多くの人にとってはテレビは離せなくなっている訳です。
そうやって自らワナにハマって行きます。
大衆統治とは、大衆が自らそれを望む様に仕掛けられて来ます。
そう言う事を良く心得た上で、優良番組は見て下さい。
但し視聴後、それに付いてしっかりと思索したり瞑想したりする事です。
知り得た有用な情報を多角的に思索する事で、その情報に対する知識が深まるのです。
そして、見聞きした事・自分の経験した事の可否を常に振り返る事で、起こり来る事総てを糧に出来る人に成って行くのです。
起こり来る事総てを糧に出来ない人というのは、こういう思考習慣を持たない人です。
知らないというだけで、知ったらぞっとする様な恐るべき事が人々の心に深く浸透していたのです。
自分の思考習慣を振り返り、その眼を以て周囲を見渡して見ましょう。
「私はテレビは見ないから」と言って安心していてはいけません。
そして、これはインターネットで加速するでしょう。
何故なら、「見聞きしたモノに付いては一旦自分の中で再描写したり思索する」という思考習慣を持たない限り、テレビから情報を得ているのと、その受け取りスタイルは変わらないからです。
インターネットでは、自分の好みの情報を求められますから大衆は分衆化して行くでしょう。
そしてスマホ中毒とかネトゲ廃人という言葉も生まれている様に、テレビ以上の弊害が出始めています。
「何の為に生きているのか?」を考えず、孤独で寂しさを感じる人、空き時間が出来たら何をしていいか分からない人、忙しさで自分の時間が持てない人からどんどんそのワナに落ちて行きます。
瞑想習慣を持たないと、情報をコントロールする事は出来ず、脳はブロック思考状態に陥るのです。
そうして次第に、何をやっているのか・何が本当はしたいのか、自分自身が分からなくなります。
人間は、得た情報は「腑に落とす」という作業が必要なのです。
それが瞑想です。
得た情報に付いて自分自身の思考力を働かせてそれを振り返る事により、それは他の知識と融合して新しい発想や気付き、そして閃き、つまりインスピレーションを得られるのです。
自分の脳が、その様な力が発揮出来る環境を自分はちゃんと自分に与えて上げていたでしょうか?
見聞きした事は一旦自分の中で再描写したり、それに付いて発展的な応用を考えたりという時間です。
孤独で寂しいとか、空き時間が出来て退屈とか言う人は、一体何をやっているのでしょうね?
そんな時間の使い方をしているから、寂しいとか退屈とか、そんな不快な状態を作り出しているのは「貧乏は罪である。そしてその罰は貧乏そのものである。」と言うのと同じ構図です。
一人の時間こそ、自分が高まって行く基礎作りが出来る、崇高で至福が味わえる時間です。
外界からの情報を一旦シャットアウトし、自分の中で思考の整理をするのです。
そして原因を追究したり、それを応用すると如何なるかとその先を描いて行くのは、行動力と言う意識の力を育てる源泉にもなっています。
成功者は皆、瞑想習慣を持っていました。
瞑想習慣無くして成功した人はいません。
殆どの人は成功者のdoingに注目します。
しかし私は「お父さん塾」の中で、塾生達にbeingに注目する様に教えています。
ググって見て下さい。
アップルのスティーブジョブズ、マイクロソフトのビルゲイツ、京セラの稲森和夫、松下電器の松下幸之助、ソニーの井深大、これらの方々が皆、瞑想する事が習慣だった事は、知る人ぞ知る情報ですね。
成功者は大変な決断力を迫られる立場にあります。
そういう勇気も、瞑想で培う意識の力の中から生まれて来るのです。
そして成功者が瞑想する習慣を持っているという処には、未だ科学では解明されていない念波の存在も有ります。
徳を積み、正しくビジュアリゼーションする事で、引き寄せの法則が働くのです。
段々瞑想の重要性やその効用がご理解頂けたでしょうか?
当シリーズの記事は問い掛けや質問だらけです。
大変な思考訓練に成っていると思いませんか?
瞑想の素材として使って下さい。
問い掛けられている事に付いて、自分で考えるのです。
普段から自分自身に瞑想的に問い掛ける癖を養って下さい。
それは自分の真我へのノックの様なモノです。
瞑想とは、自分自身のハートとの対話です。
そしてハートとは、誰の中にも存在する人生を幸福に導く絶対の羅針盤、コンパスです。
成功者や偉人はそのハートと対話して、自分の質問に対する答えを受け取り、絶対の確信を抱いてそれを行動に移して行ったのです。
それは神からの許可であり指示でもあると形容出来る様な確信です。
それは瞑想する力が深まれば誰でも到達出来るモノです。
特別な事でも何でもありません。
だから昔から「人間には総ての人に無限の力が内在されている」と言われているのです。
その無限の力と言われる、創造的知性からの何かを引き出す方法が瞑想なのです。
その瞑想も、最初は顛倒夢想と言う雑念に塗れていますから、瞑想自体が迷走するでしょう。
しかし瞑想こそ、自分自身に向き合う方法なのです。
何故多くの人は瞑想しないのでしょう?
それは自己欺瞞を積んでいる事を本当は薄々知っているからです。
それで自分に向き合えないのです。
それは自分に対するウソがばれるのを恐怖しているからですが、潜在意識は損得を判断出来ません。
その自分自身に向き合う恐怖を事前にサーチして、瞑想などしない様に環境を作り上げてしまいます。
寂しくなったり退屈したり忙しくさせて、意識は常に外部に向かう様に働きかけて来るのです。
しかしそれではいつまで経っても今までの悪循環から抜け出せません。
しかし当シリーズの記事で述べている様に、顛倒夢想と言う逆さまの感じ方に気付く瞑想、そして次にそれを削ぎ落とす瞑想、そして自分の本当にやりたい事をする為の瞑想と、段階を踏めばいいのです。
そうしていると貴方は或る時「自分の中の偉大な力に接触し始める」という感触を得ます。
私自身、当シリーズの記事を書き上げるその源泉自体が、瞑想から生まれているのです。
コンテンツ作成に産みの苦しみが有りません。
瞑想から溢れ出して来るモノを書き記しているだけなのです。
問いを見出した者にその答は与えられます。
当シリーズで問い掛ける質問自体を自分のものとして下さい。
毎日、これはと思った回の記事から何度も読み込み、それに付いて思索し続けるのです。
読み込んだり聞き込んだりしたら、次はそれに付いて思索し、瞑想する事が重要なのです。
反復する癖を意識し続けて開発するのは、自然に振り返る癖へと到る為の方法です。
反復という事でその癖が身に付けば、落とし込めるまで振り返る事は自動的になります。
そしてその落とし込まれたモノが瞑想の為の素材となり、自分の問いに対する答えが閃きやインスピレーションとして訪れる様になるのです。
これこそが偉人や成功者が掴んでいた感覚だったのです。
この感覚を掴んでいる人にとっては、雨が降ったら傘をさすのが当たり前な様に、成功は、する事自体が当たり前なのです。
やったら誰でも出来るこんな簡単な方法を弱者は知らなかった。
自分のハートに問いかける→ハートからの答えを受け取る→それを実行する→成功する、というだけの事だったのです。
この単純な原理が実行出来なくなる程、マインドがゴミだらけになっていただけの事です。
当シリーズの記事を瞑想的に読み込み聞き込んで下さい。
インスピレーションや閃きが湧く頭脳が貴方のモノになります。
今回も音声プレゼントが有ります。
タイトルは「大いなる勘違い」。
038・055・080に続き、本来有償なのですが、特別無料公開いたします。
これは後に「ポーラスター・プログラム」のシリーズとして編集された第四回目の講義です。
このシリーズは、100回を超えています。
平成16年1月18日収録 講演 3時間20分+補足解説40分
大いなる勘違い1 大いなる勘違い2
※ソースが2台のテレコ録音の為、途中と最後に音質変化があります。
今回は第三回までの講義の復習と015から見て来た統合分離表 の解説が中心になっています。
今回はテキストは用意されていません。
統合分離表をご覧になりながらお聞き下さい。
ドキッとする内容ですが、言われれば確かにそうだと頷ける事ばかりです。
知ったら得する話です。
幸福の追求と真理の追究の違い。
成長時に起こり来る抵抗。
瞬間を完結させる生き方。
殆どの人は愛を知らないという事を知らない。
自分のハートの声を聞く事を教わりましたか?
殆どの人は愛する事が嫌い。
何度も反復して理解を深め、この知識をチエに昇華して、日常生活の中で使いこなせる様になりましょう。
音声はmp3プレイヤー等、デジタルオーディオ機器に保存して、移動時間や空き時間を利用して反復学習すると便利ですね。
100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
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