潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る

史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


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本物を見極める眼はどの様にして育成されるのか? その2「その育成を妨げているモノ」。

2328で建設的な意味や美徳を表す言葉等に付いて、マイナーなイメージや感じ方が癒着していると言う話をしました。

これはまだ世間では誰も認識していない概念ですが、よく見たらそれは紛れもない事実です。

そしてそれらが成功や幸せに必須の要素にも拘わらず、寧ろ避けるべきモノとして潜在意識で自動化しているのです。

こう言う事実に気が付いたり指摘している人は、今まで何処にもいません。

驚きですよね。

また破壊的で不幸を引き寄せる意味の言葉が自分の感じ方に成っていても、因果を見ようとしない結果志向型の動物的な思考回路で起動していると、その感じ方でも全く平気で人間的な恥ずかしさも感じません。

それって放置したままにして置けば、自分にとっては大問題だという事がもうお判りですよね。

こう言う話は、的確な指摘を受けてちゃんと認識したら、誰でも理解出来る実に簡単な概念ですが、指摘された事が無ければ考えた事も無いという、こう言う事が現代人の心理的盲点なのです。

ですから理解しさえすれば子供でも解る様な、こう言う簡単な事から一つ一つ修めて行きましょう。

考え方は技術です。人間は考え方を知らないと考える事が出来ないからです。

当シリーズは105記事有ります。

しっかり反復する事で、105個以上のチエを身に付ける事が出来ます。

考え方を知りそれをチエとする事で人間は考える事が出来る様になり、その人の思考領域は広がるのです。

思考領域が広がれば良い選択肢が増え、問題や悩み・苦しみが解決する手段が観えて来るのです。

しかし結果志向型の思考パターンに陥っていると、「チエが在ったらこの悩みは解決するのではないか?」と言う発想すら持たないまま、殆どの人は問題や苦しみを抱えて右往左往しているのです。

逃避質問がオート化していると、「発想力」そのものに封印が掛かるのです。

何んと言う事でしょうね。

でも他人的な潜在意識に、そんな状態に成る様に命令を与えているのは他でもない、自分自身なのです。

建設的な意味や美徳を表す言葉が、腑に落ちていない人が殆どです。

皆分ったツモリでいるのです。

建設的な意味や美徳を表す言葉に対しては、その単語・その言葉が持つ本当の意味と、その作用までを理解してこそその言葉は自分のモノとして使える様になるのです。

ここの「その作用」と言う処がミソです。

破壊的な意味を表す言葉に付いては、その単語・その言葉が持つ本当の意味と、その作用までを理解してこそ、それが自分に沈着する事を防ぐ事が出来る様になるのです。

「その作用」と言う処にまで認識力が広がっているなら、その建設的な言葉は、既に自分のモノ、或いは信念と言えるモノに成っているか如何かが分かります。

また破壊的な言葉なら、それを忌避したいという感覚になっているか否かという事です。

しかし殆どの人は、言葉の定義を曖昧にしたままで思考回路を動かしています。

言葉は力を持っているのです。

破壊的な言葉に憑りつかれ、建設的な言葉を弾いていませんか?

そんな部分を自分の内側に発見しましょう。

そしてその眼で世間を見渡して見ましょう。

例えば概念の一つを示す「愛」という言葉程多用される単語も少ないと思いますが、では、愛という意味を本当に理解している人はどれだけいるでしょう?

愛に付いての定義は15で述べましたね。

皆、誰でも愛を分かっていると思っています。

しかしそれをツモリと言うのです。

何故なら皆、愛という結果をイメージしてはいますが、愛の実践の部分に成ると、その要素の一つ一つは嫌いです。

愛する「事」は嫌い・・・でもその事に全く気付いてはいません。

そんな無自覚な感覚を放って置くのは、コンピュータソフトで言うならば、バグだらけのソフトという事に成りますね。

人生が段々ジリ貧になったり、人によっては無茶苦茶になるのは当然の結果です。

単語レベルでのこの理が解って来るなら、次は諺とか格言へとその認識領域を広げて行きましょう。

例えば「人の振り見て我が振り直せ」という諺がありますが、「そうだ、賢者や成功者を見たら自分の振りは直すとこだらけだ」と認識出来ている人がどれだけいるでしょう?

そんな解釈、聞いた事が有りませんね。

でもそれがプラス思考という事であり、そう認識出来るだけで、自分の思考パターンは変わり行動様式も変容させられます。

そうすると、子供に掛ける言葉がけも全く変わったモノに成って来るでしょう。

この言葉を先の様に解釈・理解し、それを深く落とし込む事で、その言葉一つが人生を大きく変えるモノにもなるでしょう。

何故ならその言葉が本当に息衝けば、賢者や成功者から学ぶ事が自動的になるからです。

失敗は成功の母(元)と言う諺が有ります。

今回は特に、この言葉に付いて深く考察して行きましょう。

この言葉が多くの人にとっては、本当の処はどんな役割を果たしているのでしょう?

果たしてこの言葉は、額面りに本当なのでしょうか?ちょっと考えて見ましょう。

普通この言葉は、失敗をしても落ち込まない様に勇気付ける言葉、励ます言葉として使われます。

そしてこの諺が使われる時には必ず、昔の偉人がどんな失敗にもめげず、終に勝利を勝ち取った事例が引き出されます。

例えば、エジソンの電球が4000回目に成功したという話は有名ですね。

しかしこの様な話を元に、この諺を真に自分のモノしている人はどれだけいるでしょうか?

また、世の中には失敗から勝利を導き出している人が、どれだけの割合でいるのでしょう?

私達が日頃から注意を払わなければ成らない事は、深く考えるとも無く何度も聞いているとその言葉を知っているだけで、分かっているツモリが出来てしまうと言う事です。

先ほども述べましたが、これは要注意事項です!

分かっていると感じていますから、どの人はその意味や真意、もっと言えばその奥義までを深く掘り下げようとはしません。

なんせ、もう知ってるのですからね。

この諺は、日本人なら小学生でも知っているです。

その後成長する過程で、何処かで何度も聞いたでしょう。

失敗は成功の母、或いは失敗は成功の元。

ならば、日本人は成功者だらけに成っているです。

何故なら、人間は誰でも失敗するからです。

ところが如何でしょうね?

人生には色々な失敗が有ります。

結婚そして離婚、肉親の自殺、会社の倒産、借金、子育て、事故、病気 、失望絶望 etc.

誰でも失敗したら、そこから学び、二度と失敗はしないと考えています。

果たしてそうでしょうか?

、そういう失敗から、成功や巧く行く方法に至る「何か」を本当に学んでいるのでしょうか?

失敗成功の母であるなら、倒産や借金を抱えた人は、その内みんな金持ちになるです。

しかし、どはそうはなりません。

現代は七転び八起きどころか、「一転び終わり」になってしまう人が余りにも多い様です。

よく見ると、どの人にとっては、「失敗は更なる失敗の母」になっているのです。

世間や周囲を見渡して、それに薄々気付いている人も、自分は大きな失敗を招かない様にと小心になり、チャレンジしないというパターンを選択する様ですが、それ自体既に失敗路線を歩んでいます。

大部分の人がそうですが、それは最終的に自分の人生に対する不満足という形での失敗を招きます。

やはりどう見ても、「失敗は更なる失敗の母」という事が、99%以上の人にとっては事実です。

何故、失敗を成功の母に出来るごく少数の人と、失敗が致命的になる大部分の人とに別れるのでしょう?

勝ち行く人というのは、もの凄い意の力や、忍耐・辛抱・我慢の結果なのでしょうか?

いいえ、そこにも潜在意識のメカニズムから見ると、ちゃんとした理が有ります。

成功者だって失敗します。

寧ろ、普通の人以上に失敗は多いでしょう。

でも、成功の質が在る人が招いた失敗の中で、それを乗り越えさせるのは言葉の力と質問なのです。

問題や失敗を乗り越えるには、2つの質問を必ずセットで使うという話でしましたね。

しかしどの人にとっては「深く考えるとも無く何度も聞いているとその言葉を知っているだけで、分かっているツモリが出来てしまう」・・・これは今回の諺に限らず、こういうパターンは催眠効果を生じさせるのです。

実に些細に見える事ですが、成功を目指すなら決して軽々しく扱わず、細心の心配りをしましょう。

催眠効果・・・中身は伴わないのにその言葉を聞いているだけで、事前に安心だけは覚えてしまうのです。

安心・・・それって、如何いう事でしょうね?・・・実際、失敗を招いた時点では安心とは感じないでしょう。

それは無意識無自覚でしょうが、それは立ち向かわないで済む潜在的な理由にしていたのです。

しかし出来ない理由が見付かると、それはそれで納得が起こるのです。

脳の面白い働きです。

それは「とほぶる」感覚が落とし込まれて、しっかりと根付いているからです。 →025

普段から「失敗は成功の母(元)」という言葉の表面的な繰り返しにより、「失敗しても大した事無い・失敗してもいいんだ・また次が有るさ」という安心を覚える部分だけをしっかりと落とし込んでしまっている結果です。

「これは自分に何を教えようとしているのか?・何を学べと言っているのか?」と「失敗から学ぶからこそ次は成功が生まれる」という、一番重要な部分が全く落とし込まれていないのです。

何故、そんな一番大切な処を取り零(コボ)してしまうのでしょう?

そうなってしまうのは、その諺に付いて、自分自身で深く瞑想した事が無いからです。

習った事は、自分の意思で自分自身の思考を動かして、心で再描写したり復唱したりしないといけないのです。

今の教育はここの「何故そうなのか」という理屈を教えなければならない事を誰も知らないのです。

単に諺や知識を知っているだけではダメなのです。

単なる知識レベルのモノは、現場では全く思い出ません。

それは情報メタボに過ぎない知識です。

知識はチエにまで昇華されていてこそ「言葉は力を持っている」訳で、そこで初めて潜在意識のオートパイロット機能は、困難なその現場でその落とし込まれている言葉を立ち上げ、本領を発揮し始めるのです。

意思を支えるその意識の力は30~50倍の力です。

この感覚を掴んで下さい。

失敗は成功の母(元)という言葉の真の意味を落とし込んでいないと、人はその失敗から学びません。

失敗してもそれは成功の母という事で、立ち向かう事は無く、その言葉によって言語化以前で催眠術に罹り、逃避に使っているのです。

正に「とほぶる(=逃避・保留・ブロック思考)」訳です。

潜在意識をそのメカニズムから学ばなければ、その様になっている事自体に自覚が湧きません。

これは恐ろしい事です。

何故なら、知らない内に「負け癖」が付いてしまうのです。

失敗しても学ばない負け犬根性になってしまいます。

小さな自暴自棄を積み重ねていませんか?

その失敗から1年経って、何かを取り返しているでしょうか?

それを糧(カテ)に何か成長したでしょうか?

この部分に付いては「コピーレター用トークプログラム」の中で、私は痺れるの叱咤激励をしています。

それはもう、人によっては泣きたくなるの劇薬です

真実を直視するとは時にそういう事です。

人は、失敗から学ぶ人と学ぼうとしない負け犬に分かれて行きます。

負け犬の自覚すら無いのは、もう敗北者です。

こうして無知が、学習性無力感を強化してしまうのです。

学ぼうとする人は負け犬でも敗北者でもありませんからね。

今の自分の現状だけで判断しないで下さい。

要は、立ち向かう質問を発し学ぼうとするか、逃げ出そうとしているかという心的態度の向きなのです。

失敗を成功の母(元)と出来るのは強者だけです。

弱者は失敗で負け癖を助長するばかりです。

困難に出くわした時、立ち向かう質問が自動的に起動して来るか、それとも逃避質問が勝手に湧いて来るかという違いが、成功者と敗北者に分けてしまっているのです。

ここは今の文章を何度か復唱して下さい。

自分はどちらで在るべきでしょうか?

実は、成功こそ成功の母(元)なのです。

エジソンも「3999回は、それが電球の素材としては役に立たないという事を発見するのに成功した」と言っています。

こう言う考え方の小さな成功を複利で増やすのです。

日常の中で、保留癖を排し決意決断を積み重ねる事は立派なヒーロー体験の蓄積であり、それは誰が評価せずとも自分にとっては小さな成功なのです。

本物を見極める眼の育成を妨げているモノは、こんな日常の中の心理的盲点の陰に在ったのです。

本物を見極める眼を育てましょう

そのコツは、このシリーズの記事や「弱者の成功戦略」の中に満載です。

 

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
                                      
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