潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る

史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


004 これが無ければ、どんな優良なノウハウも身に付かない その1「質問」。

世の中には色々と優良な教材が出回っています。

成功プログラムとかお金持ちに成る法とか幸せに成るとか健康になるとかモテる様に成るとかetc.

本屋に行けば、そう言う類の書籍も山と売っています。

しかし、その量に比例してうまくいっている人が続出してしかるべきですがそうではありませんよね。

そこに注目するなら疑問と質問が湧いて来ます。

何故でしょう??如何して良い教材や書物の販売量に比例した結果が出ていないのでしょう?

誰かがその良い教材や書物で、少なくとも10人の内の1人の人が結果を出していたら、皆それを手に入れようとして殺到する筈です。

でも、そういう動きが出ないという事は、結果が出ていないという証明ですね。

ホントに、何故でしょうね?不思議に思いませんか?

私は昔、それが本当に不思議でした。

教材がインチキだからでしょうか?

いいえ、それが詐欺商材ではなくても、大部分の人にとってはスキルがなかなか身には付かない様です。

前向きな人であっても、そこで教えるモノが修得出来る成功率は1%以下・・・なかなかうまく行きません。

何故でしょうか?

この問題はとても奥が深いので、真の原因を探究するには、潜在意識のメカニズムから知る必要が有ります。

とても奥が深いので、それはこのシリーズで追って順次解説していきますが、ここでは結論から申し上げましょう。

成功する質の在る人は、普通の人とはちょっと違った特質を持っています。

努力型とか、そんな力の入るものでは無くて、これもちょっとした「感じ方」の部類に入るモノです。

さて、成功する質の在る人が持っているちょっとした特質・・・前向きな貴方なら、それを欲しいと思うでしょう。

私は今まで、それに付いて「数日間はその事を考え続けて」と言っています

腑に落とし込んで頂く為です。

答えを申し上げる前に質問!貴方は、「質問は心のハンドル」という言葉をご存じですか?

もしご存知だったとしても、宜しければこの言葉に付いて、深く深く思索してみて下さい。

人間の心は、質問を前にすると、それが人から与えられたモノであれ、自分で問うたモノであれ、心はそちらを向く・・・つまり、そこに焦点が当る様に出来ています。

ドーナツはどんな形をしていますか?

うどんは何を使って食べますか?・・・ほら、イメージが浮かびますよね。

質問は、心や意識の方向性を決めるハンドルなのです。

そこには言語化する程ではない、無意識的な質問もあります。

例えば、何か嫌な事や面倒臭い事を前にして、「嫌だなー」と感じるとしたら、「これから逃げ出すにはどうしたらいいだろう?」という質問に変換されて潜在意識にインプットされて行くのです。

小さい頃、そうだったのです。

そして繰り返す事は良かれ悪しかれ、落とし込まれて自動的に成って行きます。

それを習慣と言いますね。

もう頭で一々考えなくても潜在意識がオート機能でそう反応する様になるのです。

そういう訳で、ここでは「これから逃げ出すにはどうしたらいいだろう?」と、そう言う感じ方の習慣が形成されてしまう訳ですね。

人は、チャレンジすべき事を目の前にして、うまく行かなかったり失敗したりしますが、それを乗り越える人と、乗り越えられない人とに別れていきます。

何がその違いを作るのでしょうか?

前者の乗り越える人はうまく行かなかった時、ある質問を二つ、必ずセットで使います。

後者の乗り越えられない人はそう言う時、質問を一つしか持ちません。

まず、両者の共通の質問は「どうしてうまく行かなかったのだろう?」です。

質問は同じですが、使い方というか、捉え方が違います。

後者は出来なかった理由をたくさん考え出して、それが自分には出来ない理由だと結論付けて安心します。

その結果、チャレンジ魂は急速に萎んで行きます。

前者は同じ質問でも、出来なかった理由を分析的に見て、その一つ一つに「ではそれがどうしたら出来るだろうか?」という立ち向かう質問に即変換してしまうのです。

その「ではそれがどうしたら出来るだろうか?」という質問は、繰り返し繰り返し潜在意識に与えられます。

そして、人に聞いたり探したり、考え続けるのです。

その結果、当然ですがその内その質問の答を発見してしまいます。

その時も「これか!」と閃き、その瞬間、腑に落とし込んでしまう訳ですね。

その様に、腑に落とし込まれる良き概念の量に比例して、認識力は拡大し、心は成長していきます。

この様に、実に些細な日頃からの心遣いの違いが、5から10年もする内にとてつもないスキル差を生み出して行く訳です。

そして成功する質の在る人は、その立ち向かう質問を繰り返す事が既に癖になっている為、深く考えなくても思考がその様に自動的に働く「思考習慣」が出来上がっています。

頭で一々質問しなくても、潜在意識が無意識に質問し続けていて、無意識にその答を探す様に成っているのです。

そして無意識に答とか、アイディアを見つけ、引き寄せます。

とても便利な癖ですね。こんな便利な癖、持ちたいと思いませんか?

しかし、良い話を聞いた後「でも~・だけど~・しかし~」という癖のある方は、要注意ですよ。

昔「嫌だな~」を経験した量が多いのか、「どうしたらそれから逃げられるだろう?」と自動的に問う逃避的質問が既に無意識に落とし込まれている為に、頭で考える意識には途中を省略して、自動的に結論が出て来る様に成っているのです。

先ほどとは逆のパターンです。

もう一度言いますよ。

昔「嫌だなーぁ」と感じる経験をした量が多いのか、「どうしたらそれから逃げられるだろう?どうしたらそれをしなくて済むだろう?」と問う逃げ出そうとする質問、即ち、逃避的質問が既に無意識に落とし込まれている為に、頭で考える意識には途中を省略して、自動的に結論が出て来る様に成っているのです。

つまり「出来ない理由」の方からどんどん勝手に頭の中に湧いて来るのです。

それが、無意識に求めている答えだからです。

潜在意識には、この様に自動的に働く働き方を組み込む事が出来るのです。

この場合は、逃避的な質問が組み込まれてしまっているのです。

質問が間違っているという事です。

出来る理由を探そうとする、立ち向かう質問が自動化していません。

その結果、いい教材などを手にするところまでは行くのですが、その先には進めません。

普段の何気ない思考で繰り返され、それで潜在意識の中に形成された感じ方が抗うからです。

そしてその繰り返しは更に、後述する「無意識の真理否定」という恐るべき、無自覚な思考パターンを形成します。

すべき事なのに飽きが来るし、続かなくなります。

その為、何年経ってもスキルが蓄積しないのです。

自分の想いや意思に反して、なんと潜在意識はそれを避けるべきモノとして働いているからです。

解決したい気持ちと逃げ出したい気持ち・・・前者は2つ目の立ち向かう質問を繰り返す事によって解決したい気持ちがどんどん湧いて来ますが、後者は2つ目の質問を持たないので、逃げ出したい気持ちを無意識に繰り返し、そちらの意識が強まってしまうのです。

ちょっとした「感じ方」の違いが、知らない内に人生にとてつもないスキル差を造り出してしまうのです。

そんな、困ってしまう癖、どうやって改めたらいいのでしょうか?

これからは「2つの質問を必ずセットで使う」と決心する事です。

特に立ち向かう質問が重要です。

 「どうしてうまく行かなかったのだろう?」&「ではそれがどうしたら出来るだろうか?」

一日に何度も、数日から一週間、この「2つの質問を必ずセットで使う」と何百回も決心するのです。

そうする事で、意識の力の一つ、「質問力」が育って来ます。

忘れていた事に気付くのもチャンスです。

その時は、このシリーズに戻って思い出し、「その考えはもう私の腑に落ちましたよ。」とニッコリ笑えるまで反復して下さいね。

 

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
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