潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る

史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


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瞑想でイメージを焼き付ける・思いを強固にする。

「思考は現実化する」という命題を復習しましょう。→014 

何故「思考は現実化する」と言えるのでしょうか?

普通の生活スタイルというモノは人それぞれですが、それぞれにパターン化しています。

大体同じ様な繰り返しの中にいます。

同じ様なパターンで、考え方と感じ方を繰り返しているという事です。

繰り返し思考する事は、認識の第四段階に落とし込まれ、それが何らかの意識の力を育てて行きます。

イライラしている人はイライラ力を、不満を感じている人は不満力を、感謝を感じている人は感謝力を。

イライラしている人は自分の内面がイライラしなくて済む様に、如何捉えたらいいかを考える事は嫌いです。

不満を感じている人は、感謝する事を教える教えが嫌いです。

そしてそれらはそれぞれに、同類親和の法則を働かせながら、動かし難き力やパワーとなって行きます。

それらはそれぞれに「衝動を伴う様になる」という事をよく理解して置きましょう。

潜在能力も潜在抗力も、それは何らかの感情・気分・衝動を伴っているモノです。

この衝動というモノが行動力を呼び覚ますのです。

潜在意識を働かせるというのはここがポイントです。

良い衝動は良い行動を、悪い衝動は悪い行動を導きます。

望む方向にいい衝動が湧くなら、潜在意識を巧く活用出来ていると言えますが、望む様な衝動が湧かず、逆の感情や気分が湧くとしたら、それは潜在意識が活用出来ていない、敵として働いていると言えます。

そうすると、成功とは良き衝動を操る技術如何だと言えますね。

これは誰も教えなかった凄い発想ですよ。

貴方は今、成功に関してまた一つ、今までにない角度から理解する為の凄い事を知りました。

成功とは、気分や衝動を操る事だと。

逆に気分や衝動を操れるなら成功出来るんだと。

ではその次は、この衝動を操れる方法をマスターする事こそ、成功に到るキーワードだという事をご理解下さい。

しかし他人的な潜在意識は、望めばその様に準備してくれるというモノではありません。

役所の手続きみたいに、相手側のスタイルに合わせた一定の手続きを踏んでこそ、応じてくれるのです。

その手続きを踏まず、望む事を望むがままにそこで地団太を踏んでいたら、摘まみ出されるだけです。

しかし、潜在意識のメカニズムに沿って正しく手続きを踏めば、大変な協力者となってくれるのです。

潜在意識が潜在能力として働くとは、この内から掻き立てられる様に、そして突き上げて来る衝動によって行動が起こって来るから、そこに結果としての成功が現れる訳です。

この衝動が湧かせられなければ、幾ら意思の力で綿密な行動計画を立ててもその達成は難しいでしょう。

「熱き想い・溢れる様な情熱・押し留める事の出来ない願望」という意識の力を育てる事が大切なのです。

統合側の心遣いは、良き衝動を生む様になりますが、分離側の心遣いは悪い衝動を生む様になります。

普通、人は思考がパターン化していますから、それが分離側の心遣いなら、無自覚なまま悪い衝動を生み、それが悪いというか、自分の為にならない行動を無意識レベルで取ってしまう事に成ります。

逆に、新しき良き思考パターンを導入し、それがパターン化するまで反復していると、それはやがて意識の力として育って来ますから良き衝動を生み、その結果良き行動が自然に取れる様になるのです。

以上を纏めますと、思考はパターン化しているので、それは何らかの意識の力を育て、その意識の力は衝動を生み、その衝動によって行動が起こるので、その行動によって何かの結果が出る、という事です。

それを縮めて表現すると「思考は現実化する」という事に成るのです。

「願望が現実化する」ではありません。

「願望を現実化させる」には、自分の内から湧いて来る、感情・気分・衝動が自分の求める方向に対して、そう働いてくれる様に、他人的な潜在意識に働きかける方法を知り、それをマスターせねばなりません。

ですから、成功を目指すなら、この衝動というモノに対して、もっともっと研究心を持つ必要が有ります。

幾度も申し上げますが、潜在意識は我々が望む「欲しい・欲しくない」を理解しません。

潜在意識は「欲しいから引き寄せ、欲しくないから避けようとする」訳ではないのです。

それが判断出来るのはアタマ・・・つまり、2~3%の力と認識力しか持たない顕在意識です。

潜在意識は繰り返しイメージする事の、それに快か不快かを感じるそれに対して反応するのです。

普通、欲しいモノには快を伴う憧れを抱くモノです。

そうするとその事を繰り返し考えますね。

無意識に反復している訳です。

そうすると潜在意識はそれを手に入れる方向に働き始めます。

でも人と言うのは、欲しいモノに対していつもこういう素直な場合ばかりとは限りません。

欲しいモノの事を考えつつも、それが手に入らない苦痛の事ばかり考えていたら如何なるでしょう?

自分の欲しいと切に願っているモノに対して、「苦痛」と言うイメージがべったりと癒着してそれがイメージ的結論となって沈み込みます。

そうすると潜在意識は、その欲しいモノを避ける様にと働き始めます。

感謝の心が大切だとは、この様な背景が有るから、昔から賢者はその重要性を訴えている訳です。

それが何であれ潜在意識では、考えている事・感じている事の快か不快かに反応して同類親和の法則が働くのです。

例えば、顕在意識ではお金は誰でも欲しいモノですが、お金に関する感じ方が問題です。

お金に関して、喜びを感じるか苦痛を感じるか。

3148でも申し上げました。

お金が手に入っても「たったこれだけ」と不満を感じたり相手に罪悪感を抱いたり、お金が入らないとか支払いに苦痛を感じていたりすると、潜在意識はお金そのものを弾く様に反応しているのです。

お金に関して苦痛=不快を感じているからです。

お金という概念は、無意識の内にその人にとって苦しみの原因となっているのですが、他人的な潜在意識にとっては、不快な事をそう考える事が好きになっているのです。

これがお金に対する顛倒夢想です。

お金が有ったらいいなと快を考えるのが1だとしたら、それが無い事の苦痛の方に99集中しているのです。

そしてそれに焦点を合わせ続けていると、無自覚ではあれ集中するのでその不快を拡大して行きます。

「貧乏は罪である」という事ですが、これでどの様な罪を犯しているかがよく解かりましたね。

感謝が無い事を指している訳です。

そして「その罰は貧乏そのものである」という事です。

目を覚まさなければこのパターンは切り替えられません。

欲しいと考えた時に、それに快を感じるなら潜在意識はそれを現実化させる方向に働き始めます。

欲しいと考えていても、不快を感じるなら潜在意識はそれを避けようと働き始めるのです。

そしてそう考える事が、好きな事・集中している事・考えている事・感じている事を現実化しようとするのです。

ここで「そう考える事が好き」という表現の仕方に要注意です。

潜在意識のメカニズムを理解するには、この表現の仕方をしっかりと理解し使える様になる事です。

「糖尿病に成っている人は糖尿病に成る事が好き」と同じパターンで、お金を原因として苦を得てしまう側を選択する方を感じる事が好きなのです。

感覚が逆さまになっているとはそういう事です。

おかしなものです。

形而上的昏睡状態に在ると、モノの道理や因果が観えません。

「だったら喜びを感じなさいよ、感謝から始めなさいよ、それが出来る理由を探しなさいよ」と教えても、たいていの人は「そんな事は出来ない」と反発して深く考える事も無く終わりです。

本当はお金を引き寄せる事になる正しいアドバイスに反発心が出るという事は、潜在意識言語ではそうする事が嫌いという事ですから、結局その逆のお金を弾く方が好きだという事になるのです。

成功したいとは思っても、その成功を構成する要素の一つ一つは嫌いなのと同じです。

失敗したくは無いと考えても、失敗に導かれるその要素の一つ一つは、執着していたり好きだったりします。

嫉妬も同じでしたね。嫉妬で湧き起こる気分は嫌いなのでしょうが、その対象を賞賛する事はもっと嫌いですから、結局嫉妬する方を選択しているので、「嫉妬する事が好きだ」という事になっているのです。

その対象が頭では嫌いだと思っていても、潜在意識には「その感じ方の方が好きだ」というデータとして蓄積しているのです。

潜在意識には、自分が取っているスタイルがインプットされて行きます。

気付かないでいるという事は本当に恐ろしい事ですが、この様な事例を「ーラスター・プログラム」オプション(滝部セミナー10年分の講義録)または「お父さん塾」では事詳細に解りやすく解説しています。

一つの原理原則を、機会を変えては色々な事例を通して、様々な角度から解説していす。

でもそういう事を自分でも理解出来る様にしてるのが「統合分離表 」というツールです。→015

私達は、無意識でいるとと言うか、しっかりと自覚心を持って思考管理していないと、普段どういう事を思い浮かべ、何を連想し、何にどう反応しているでしょうか?

それは潜在意識に何を蓄える事に成るでしょう?

好き嫌いが判断基準になっていると、無自覚なまま、次第に「分離側」の心遣いを多用する状態にハマってしまっています。

良き行動を差し止める様なブレーキが、こうして無意識に次々と創られて行くのです。

すべきでない思考パターンが、その弊害に気付く事も無く、オートパイロット化しているのです。

それでは、せっかく「良いイメージ」を多少描いてみても、それを打ち消す力を普段はせっせと大量に育てている様なモノなのです。

醒めた目で、無意識で働いてしまう心の癖を、そして自分の感じ方を俯瞰する訓練をしましょう。

それに必須の最高のツール「統合分離表」をいつも眺めているといいですね。

思考放任していると、無意識で働いてしまう分離側の心の癖が、大切な「人生」という時間を無駄遣いしてくれます。

人生も一日の時間も有限です。

刻一刻と過行く時間を有効に使い切る事を考えましょう。

お金よりも大切なのは時間ですから。・・・成功した暁のお金持ちはそう言いますよ。

有限である人生という時間を有効に使い切る為に実践すべき事が「瞑想」です。

様々な事を思い浮かべ、想念を整理して行きます。(想整術)

そして何が優先する事なのか、自分のしたい事在りたい事から想いを定めて行きます。(想定術)

定まった想いを繰り返ししっかりと潜在意識に焼き付けて行きます。(想念術)

まずは①~③を紙に書き出す事です。

そして③を繰り返しビジュアライズするのです。

そのテクニックをビジュアリゼーションと言いますね。

それはまた、祈りといってもいいでしょう。

祈りとは神仏に何かをお願いする事だと捉えている人が多い様ですが、それは本来の祈りの姿では有りません。

祈りとは本来在るべき姿を、認識の第四段階に落とし込む為のテクニックだったのです。

ですから、「~して下さい」とか「○○になります様に」と祈るのではなく、望んでいる姿そのものを快として心に描き出す事が重要なのです。

その反復は、大変強固な「意識の力」として成長し始めます。

それは「意思の力」を遥かに超えるモノへと成長して行くモノである事を知っていなければなりません。

このメカニズムを知らずして、自分は意志が弱いとか根気が続かないと言うのは実に残念な事です。

そう言うとしたら、その人はこの様な意識の力を練り上げるメカニズムとやり方を知らないだけなのです。

この知識を、貴方を中心にして周囲に発信しましょう。

人に教えてみるのです。

貴方は、この知識が無くて困った問題を引き起こしている人に、この情報を理解させて上げる事に成功したらとても感謝されますよ。

貴方はその様な些細な実践で、とても大きな自信を培う事が出来る様になるのです。

人様からの信用と信頼を得る方法も同時に習得して行くでしょう。

そしてそこから生まれるイメージを瞑想でどんどん強化して行くのです。

瞑想する事は、その様にして無自覚だった思考放任状態を脱出し、徐々に思考パターンが成功循環に入って行く様になるのです。

瞑想でイメージを焼き付け思いを強固にするのです

想いは繰り返していると、それが良かれ悪しかれ、また意識的であれ無意識的であれ、成長して力を持つ様になります。

ここで説明している事が、自分の中では自然な常識と感じられる様になるまで反復しましょう。

そして自然にこの思考が使える様になる事を目指しましょう。

この思考法、ここで説明されている概念自体を反復によって認識の第四段階に落とし込んでしまうのです。

 

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
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