潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る

史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


031 弱者が成功を目指すには、感じ方の目標設定が必要 その1。

成功や幸せを目指すなら、普通の常識とはちょっと異なる視点を養う事が必要です。

無意識・無自覚なまま根付いてしまって、当たり前と思い込んでいる固定観念を打破しましょう。

例えば、糖尿病や肥満に成っている人は「糖尿病に成る事」「肥満に成る事」が大好きです。

そう成る事・・・つまりそう成る原因(必要以上の食べ過ぎ)は大好きで、それが解決する方法は苦手です。

言い換えると、不健康の原因は大好きで、健康的になる事が嫌いなのです。

同じ様に、私たちは成功を目指すに当って、「成功する事」の「事」の部分が嫌いに成っていないか、よく見定める必要が有ります。

成功する「事」が嫌いだって?!

みんな、ビックリすると思います。

「そんな訳無いじゃないか!だからオレは今まで・・・」

でもちょっと待って下さい。

糖尿病や肥満で悩んでいる人が、「そう成る事が大好きだ」とその部分を、みんな自覚しているでしょうか?

そうです!・・・指摘されると「そう言われればそうだ」と成りますが、指摘されなければ無自覚なのです。

無意識レベルで事は進んでいるのです。殆どの人は、そんな事は考えた事も無いのです。

しかし色々な事が、顕在意識という一々アタマの了解を取らずとも、無意識レベルで自動的に進んでいるのです。

私達の無意識で働いているパターンを言語化して見る事は極めて重要です。

例えば他にも、経済的分野に悩みを抱えている人は、相当根強い貧困思考に陥っています。

貧困思考とは何でしょう?

こんな大変重要な事を、今まで誰も説明していませんので解説しましょう。

本来お金は誰でも大好きなモノの筈なのに、貧困思考に陥っている人の思考をよく見ると、お金に対しては喜びより、苦痛を感じる観念が癒着しているのです。

お金に対する苦痛と言う観念の癒着。

簡単に言うと、買わなければ良かったと後悔している何かの支払いに追われていたり、生活維持には必須なモノに対しても、このお金を支払わなくて済んだらと考えたりする事は有りませんか?

また、労働の対価として幾らかの報酬を得た時も「たったこれだけ」と不足の念は爆発寸前という事です。

そこに感謝の心は有りません。

この様にいつもお金を動かす度に貧困思考者は苦痛を感じるのです。

お金に対する苦痛と言う観念の癒着・・・言い換えるとそれはお金に対する一種の呪いです。

他人の富や幸せを羨む気持ちも、それは自分の持っているモノに対する苦痛から来ています。

それは、損得判断の出来ない潜在意識にとってストレートに入ってしまいます。

お金と言う・・・それは人類が方便の為に創り出した概念に過ぎないのですが・・・それに何故か苦痛と言う観念をこってりと癒着させている人が大勢います。

さて、お金が貴方を中心に動く時、貴方は感謝や喜びと、苦痛とどちらが多いでしょうか?

もし苦痛を感じているとしたら、それはアタマではお金が好きだと考えていても、快か不快かで判断する潜在意識には「お金が嫌いだ・それを避ける様に」とする命題となって、落とし込まれてしまうのです。

しかも潜在意識は顕在意識より、30~50倍も現実化作用が強いのです。

投資は小さな種銭を上手に複利で運用する処にコツが有ります。

同じ様に、お金に対する無意識の観念を切り替え、富裕思考を育成しましょう。

どうしても欲しいモノには、誰でも喜んでお金が支払えるのですから、無駄遣いをせず、支払うべきモノには喜んで支払い、入って来るお金には、それがどんなに少額でも感謝する事から始めましょう。

そうやって、日常的な目の前の小さな処から意識の力を練り上げて行くと、貧困思考者には見えない富裕思考者の見ている世界が見えて来るのです。

今在るお金がどんなに少なくても感謝から始める事です。

この理に気付かなければ、いつまで経っても、自分の無意識が自分からお金を追い出して行きますよ。

私たちは今、その理を知らなかったとしても与えられた命令が認識の第四段階に落とし込まれていると、それはオート化してしまうと言う事を理解しています。

この様な知識の理解は心の武器です。

相手の出方を知っていると、武器は実に効果的にその性能を発揮出来ます。

ですから、我々はスピリチュアルな戦士として、自己を改革し夢を実現する為に、一つでも多くの心理的武器を携えましょう。

当シリーズでお届けする概念の一つ一つが、超強力な心理的武器になります。

竹ヤリ程度のチンケな武器で自己の意識改革・意識革命、そしてビジネスの成功などという大事業・大作戦に挑んだら大変です。

相手は200~300もの軍勢を携えている潜在抗力という一大組織です

しかもその各人は、顛倒夢想と言う自律型の兵員ですからね。

竹槍程度で「えいっ、やーっ!」と、一人果敢に立ち向かい、一匹二匹やっつけたと思っている内に、あっという間にその他の軍勢に取り囲まれ、一気にこちらはお陀仏です。

元の木阿弥に引き戻されてしまいます。

殆どの人が成功を目指しても巧く行かないのは、その内なるモノの扱いを心得ていないからです。

そして、認識の第四段階に落とし込むべき願望・質問・知識・概念・マインドセットを、それと心得て落とし込み、こちらも自律的に動いてくれる兵員を増やしましょう。

意識の力は練り上げる事で育つのです。

と言う訳で、当シリーズ記事の一つ一つが、貴方の心理的武器、貴方の落とし込む知識が貴方の兵員と成ります。

しっかり落とし込んで、更にはしっかりと練り上げ、使いこなせる様に成っていて下さいね。

理解が難しくなって来たなと感じたら、最初に戻る事です。

それが基礎を作る事になります。

話は元に戻ります。

成功を目指すに当って我々は「成功する事」が嫌いに成っていないか、よく見定める必要があります。

成功する事の「事」とは何か?・・・成功を形成するその要因の一つ一つが、成功する「事」です。

結果だけを欲しがっていても、その原因を積まないと、結果はやって来ません。当り前ですね。

この世は総て原因有っての結果、つまり総て「因果の法則」に拠って成り立っているのですから。

今まで貴方が賢者や成功者から聞いて来た、マインドセット(心構え)は如何でしょうか?

それこそが貴方の成功の要因ですよ。

それをああじゃこうじゃと言いながら、保留してないでしょうか?

それは使うべきモノとして、小さな決意決断を以てしっかりと受け止めているでしょうか?

その小さな決意決断は、潜在能力として働く意識の力を育てているのです。

しかしここで注意が必要です。早合点はいけません。弱者の陥るワナをしっかりと理解しましょう。

成功へのプロセスの要素たる貴方の理解したその一つ一つが「しなければならない」になってはいないでしょうか?

「しなければならない」と感じるその感じ方の裏には、「本当はしたくない」が隠れています。

そうするとそれは、潜在意識の言語では「逃げる様に・避ける様に」と翻訳され、自動的に出来ない理由が見付かって来る「逃避質問」がどんどん育ってしまうのです。

今まで誰も気付いていなかった事です。

ここでまたまた注意すべき事が有ります。

こう言う事は、知ったというだけでは解決しない事が殆どです。

何故なら、その考え方が自動的な感じ方になるには、肉体訓練と同じ様に思考訓練が必要だからです。

ここの処は、「けんちゃんもゆうちゃんもみんなブッダ」で詳しく解説しています。

単に知識として知る事と、しっかりと思考訓練が為されて出来上がる意識の力には天地の差が有ります。

知ると成るとは天地の差・・・センス有る貴方なら、ちょっと瞑想して、ここで言わんとしているその深みを汲み取って下さい。

重ねて申し上げますが、「しなければならない」と感じる時、その裏には「嫌だな」と感じる感じ方が潜んでいますから、それは潜在意識に「それを避ける様に・逃げ出す様に」と命令を与えるのと同じ事に成っています。

我々の感じ方が、潜在意識に如何翻訳されてインプットされて行くのか、翻訳能力が必要ですね。

ドラえもんの「翻訳こんにゃく」が有るといいのですが、当シリーズの記事を読み込み・読み解き・読み取る事に拠って、その能力が発達しますので御心配なく。

自分の偏見や固定観念を持ち込まず、「在るがままをそのまま観察しようとする注意力と観察力」が有れば、その能力は発達します。

当シリーズで問い掛けられる一つ一つに付いて、深く思索して下さい。

賢者や成功者から聞いたタメに成る話から、更に一歩踏み込んで、それを教えている賢者や成功者はそれが好きだという事に気付く事です。

賢者や成功者はそう感じるし、それが好きなのです。

自らの教え、それを実践するに当って賢者や成功者には抵抗がないと言う事にも気付く必要が有ります。

感じ方とは人様々である事を思い出して下さい。

人は大体3パターンに分かれます。

しなければならないと知っていてもサボる。

しなければならない事だから我慢してでも頑張ってやる。

しなければならない事それそのものが好きだから、やりたくてやっている。

は論外ですが、②がワナです。

前向きな弱者が皆このワナに落ちてしまいます。

それ相当に苦痛を感じて頑張っているのに、それに見合う結果はなかなか出ません。

そこで、賢者や成功者は③の「やりたくてやっている」状態に在るという事を理解しましょう。

成功や幸せを目指したい前向きな弱者が知るベき事は、我慢の世界から「やりたくてする・やりたいからやっている」と言う感じ方への変容です。

そしてその確かな技法がここに在ります。

人の感じ方は様々・・・そしてそれぞれその感じ方は、普段はとても静かなようですが、潜在的には実に大きな力を持っています。

そのままでは、その存在すら余り感じませんが、違う事をしようとした時に絶大な抵抗力として出現してくるのです。

潜在意識には「そのままでいようとする慣性の法則」が在ります。

今まで、その感じ方を何度も繰り返していたので、その感じ方が認識の第四段階に落とし込まれ、既に自動的になっていたのです。

例えば、たばこを吸う習慣のある人が、それを止めようとした時、どれ程の抵抗に遭遇するかを見てみれば解りますね。

成功を目指すに当って、我々は成功者のdoingを真似しようと考えます。

しかし、それを支える私たちの感じ方・在り方というbeingが成功者のそれと異なるなら、真似したい成功者のdoingがそれに乗る事は絶対にありません。

如何しても真似しようとするdoingが続かなくなるのです。

これが、今までの指導者やモティベーター達が全員見落としていた原理なのです。

「行動!行動!」といくらせき立ててもダメです。ほんの一部の人を除いて、結局大部分の人には「出来ない自分を発見し、それに罪悪感を募らせる」だけて終わります。

さあ、それが解って来ると、我々の優先すべき第一の目標設定は何でしょうか?

 

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
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