潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る
史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。
自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。
032 弱者が成功を目指すには、感じ方の目標設定が必要 その2。
目標設定というと普通、何でしょうか?
既存の成功法則では、欲しいモノ・成りたい自分の状態を紙に書き出す処から教えられます。
家、車、または収入を増やす事ですか?それとも旅行に行く事ですか、それとも恋人を得る事でしょうか?
・・・だいたいマズローの言う処の1の「生理的欲求」が満たされたなら、第二段階「安全の欲求」で手一杯の様です。
それ以上はまだ考えた事も無いと言うか、第三段階の「所属と愛の欲求」や第四段階の「承認の欲求」までなかなか手が回りません。
では、第二段階は満たされているでしょうか?
実は、成功や幸せを得たいとする人達の、それ自体がアップアップ状態なのです。
それは、いざ自分が仕事から離れても収入が安定している、という確信を得られない限り続きます。
人によっては、こうしたら成功する・お金が稼げると言われ、聞き覚えた事を一所懸命それなりにやって見てはいるのだけれど、何故か巧く行かないのです。
それは、とても大切な事を見落としている事に、そしてまたそれに誰も気付いていない事に原因が有ります。
そのポイントは「感じ方・在り方」というbeingに有ります。従来の成功法則を教える人はdoingを教えます。
如何「した」ら、成功出来るか?という訳ですね。だから、如何「した」らいいかを教える訳です。
しかし私は、「どうするか?如何したらいいか?」という、する事であるdoingよりも、「如何感じるか?」という在り方である、beingの方こそ重要だと、常々力説しています。
何故なら、「如何感じるか?」というbeingが、賢者や成功者とはまるで逆さまの分離方向を向く心的態度に成っていたのでは、そのすべきだと教えられている「する事」自体が続けられないからです。
チャンスを掴んで絶対に成功したいと考えるなら、ここの処に細心の注意を払って下さい。
これは今まで、どんなモティベーターもリーダーも教える事の無かった、公然の秘密の発見ですからね。
この心的態度が統合か分離かという事を理解し、自分のbeingが「タオめる」になっていなければ、学ぶ事はそれがどんなに良い知識でも、情報スイーツに成ってしまい、情報メタボに成るのが関の山です。
学んだ事によって、それが行動に移せる衝動には成りません。
Beingの重要性を見落としているからです。
その為にも、建設的な意味を表す言葉に、マイナーなイメージが癒着していないか、また破壊的な意味を表す言葉が自分のbeingに成っていても無自覚ではないか、と言う事に注目する必要が有ります。
そんなモノを普通の人は200~300個は抱えているからです。
それらは総て心のブレーキです。
成功する資質の在る人とは、ある意味、言葉を正しく理解している人だと言えます。
国語力です。
建設的な意味を表す言葉に素直に憧れ、それをそのまま自分のモノとしているのです。
建設的な意味を表す言葉にはポジティブなイメージが、そして破壊的な意味を表す言葉には忌避したいとする、言われてみれば誰でも理解出来る、正常な感覚が在るだけです。
心のブレーキが有りません。
それ故に、成功する資質の在る人は、学んだ知識が衝動化するという状態に在るのです。
成功する資質の在る強者は、これがマインドセット、つまり心の基礎となっているのです。
この事実に、理屈で気付いている人は殆どいませんよ。だから、これが解れば貴方も強者です。
成功は、心構えがピラミッド構造に成っています。
①言葉や原理原則の正しい感じ方と言う基礎の上に、②正しいビジネスマインドが載せられます。
②の正しいビジネスマインドの上に、③効果的なテクニックやノウハウが載せられます。
また、それらを牽引するのは、更に③のその上に載せられる、④願望・希望です。
このピラミッド構造を図に描いて下さい。
多くの人は、意識の力として育ってもいない中途半端な④の願望・希望を元に、③の効果的なテクニックやノウハウでなんとかしようとしているのです。
この滑稽な姿が分かりますか?
表面的に見える、上からなんとかしようとしているのです。
基礎が出来ていない事には気付いてもいません。
そんな状態で在りながら、成功者に教わった付け焼刃的な②のビジネスマインドを載せようともします。
その様な手順では、幾らもしない内に崩壊を招いて当然です。
成功の要因たる50%を占める基礎が出来ていないと言うより、その中身は足引っ張りと成る逆の質で埋められているのですから。
今ここで明かされている理の重要性にお気付きですか?
世界初・史上初ですよ。
しかしこの理を知らない弱者は、正しいやり方に気付かない為に、何度も事例を変えながら同じパターンを繰り返してしまいます。
つまり、同じ失敗を何度も何度も懲りずに繰り返しているのです。
①の基礎たる正しい感じ方が無ければ、どんな凄い超テクニックや超ノウハウを持って来ても探し当てたとしてもダメなのです。
この原則に気付く事です。
では、再度、正しい感じ方とは何か?
まず基礎となるモノは、建設的な意味を表す言葉に憧れを感じ、破壊的な意味を表す言葉に忌避を感じる感覚です。
積極性・率先力・行動力・一歩踏み出す勇気・持続力・セールス力、等と聞いて如何でしょう?
他にも100個位は在りますが、これら建設的な意味を表す言葉は貴方のモノでしょうか?
これらを忌避している感覚が在ったら要注意です。
成功するには、正しい感じ方こそ必要なのです。
それはまた、成功者が教えてくれるマインドセットを、聞いた瞬間に「そりゃそうだ」と思えるという事です。
そしてその次に「その考え方」を早速使おう、使わなきゃ損だ、と感じる「感じ方」です。
ところが普通は如何でしょう?
そう感じればいいのに、多くの人は「ああじゃこうじゃ」とウジャくじゃしている内に無意識に保留状態に引き込み、それ自体を忘れるという心理的パターンを完成させているのです。
その考え方は自分に「出来るかどうか」と考え始めるからです。
何と愚かな事でしょう?分かりますか?
そうすると、出来ない理由が見付かるだけです。
賢者はそう考えません。その考え方を使おうとする、決意決断の思考回路が直ちに起動するだけです。
出来る出来ないを考える前に、その考え方を使おうとする思考回路に先にスイッチが入るのです。
如何でしょう?この理を知っても、今までの感じ方のままのそれでいいのですか?という事です。
ここで「あっ!」と気付いた方の為に次に進みます。
成功したいと思っているにも拘わらず、成功の道順が見えて来ない人・・・それは感じ方=beingが宜しくないのです。
成功者の素晴らしい結果を見てdoingを真似たいならば、まず、成功者の感じ方=beingを真似する必要が有ります。
各起こり来る様々な事象に対して、成功者や賢者が感じる感じ方と同じになる必要が有るのです。
賢者や成功者は、感謝の心が大切だと言います。
賢者や成功者は、人の立場に立って、考える事が大切だと言います。
賢者や成功者は、成功者を称えよう、賞賛しようと教えてくれます。
賢者や成功者は、自分の事を愛する様にと教えてくれます。
賢者や成功者は、普通の人が意識もしない、そういう大切な事に200~300は心配りをしています。
そして賢者や成功者は、それを語る立場にあり、それを語る事が好きなのです。
好きという言葉に語弊があるならば、それを語らずにはいられないという「感じ方」があるのです。
多くの人は「出来ない」と言って簡単に片付けますが、それがその人を賢者や成功者たらしめていると気付く事です。
出来ていないからこそ、その考え方を使おうとする内に、いつしか出来る様に成ったのです。
出来る理由を探そうとする事が自動的で、その感じ方がすべきdoingをスムーズにそれをさせているのです。
しかもその一つ一つを「しなければならない」ではなく、「やりたくてしている」という心境で。
そうすると、それを真似、それをこそ自分のモノにしたいと思いませんか?
そう言うと、賢者や成功者のもたらしている結果を見て、総ての人が大賛成するでしょう。
しかしその要素の一つ一つを見ると、それは今の貴方は嫌いな事が大部分です。
統合分離表を眺めて下さい。
分離側の質が自分のパターンになっていませんか?
例えば、多くの人は「嫉妬」が大好きなんですよと言われたら、誰もがそんな訳無いと言うでしょう。
嫉妬とは、実に気分の悪いモノですからね。でも果たしてそうでしょうか?本当に嫉妬が嫌いでしょうか?
ここにこそ、自分の本当の真実を知り、成功の路線へと変更出来る秘密が隠れています。
嫉妬が嫌い・・・ならば、今までなら嫉妬を感じる対象を前にして、嫉妬とは逆の賞賛の心が湧き起こせるでしょうか?
そう考えると解ります。
嫉妬を感じる対象を前にして、賞賛・祝福の念を心から贈って見ましょう。
しかし、弱者や幸せを得られない人にはそれが出来ません。
まあ、普通はそうですね。
それはそれで仕方ありませんが、ここの処をよく見て見ましょう。
そして自己欺瞞の隠れ家を暴いて下さい。
この場合、嫉妬を起こさせるその対象が憎いのであって、その時、賞賛など絶対にしたくない筈です。
賞賛や祝福など、とてもじゃないと出来ませんが、嫉妬は放って置いても勝手に湧き上がって来ます。
ここの処をご理解下さい。
賞賛はしたくもないし、努力しても抵抗が湧いて来て出来ないが、嫉妬は自動的に出来る。
しかも嫉妬する事に抵抗心は全くない。
今まで誰も考えなかった事です。
潜在意識の言語体系を読み取るのです。
何せ潜在意識は他人的ですからね。
よく見ると、それは嫉妬する方が好きという事なのです。
潜在意識の言語体系ではそう成っているのです。
嫌いな対象と、自分の感じ方を混同させているのです。
認める位なら死ぬという、愚かな人がいます。
でもそれは、貴方の責任と言うより、競争型努力に漬け込まれ続けた、義務教育の弊害です。
この知らない内に植え込まれてしまっていたマインドコントロールを絶対に打破しましょう。
嫉妬が好きだった、またその様に条件付けられてしまっていたと気付いてこそ、自己再生が可能です。
ソクラテスは「汝自身を知れ」と言いましたが、汝自身を知らない限りは変容は有り得ません。
潜在意識が顕在意識とは裏腹になっている事に気付く事が、賢者・強者の質を啓くスタートです。
再度、「考え方」は、それが賢者や成功者の教えてくれるモノなら、ただ使えばいいのです。
そしてその上で、成功する事が嫌いに成っている部分を発見して、感情のいいなりにはならず、そのおかしな感じ方をこそ処理するぞという決意を固めましょう。
真実を認める事と、その小さな決意決断の積み重ねが、徐々に貴方を芯から強い人間にして行くのです。
強い人間に成りたければ、小さな決意決断を日常生活の中で積み重ね意識の力を練り上げて下さい。
そういうプロセスで、弱者は強者へと変容し、成功の階段を登るのです。
成功は、詐欺師が言う様な「簡単・直ぐに・誰でも」というお手軽なモノではありません。
お手軽を探している事自体、回り道というか、道草を食っている、人生で油を売っていると悟らねば成りません。
回り道に見えますが、当シリーズでお伝えしている方法が最短コースなのです。
この理が解って来ると、弱者は、既存の成功法則が教える「物的な願望を叶える為の目標設定」をする前に、感じ方の目標設定をする必要が有るのです。
ここにこそ、弱者の人生を逆転させる秘密が在ります。
「感じ方の目標設定」・・・そんな概念は、今まで誰も聞いた事が無かったと思います。
100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
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