潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る
史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。
自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。
081 誰も気が付いていない、「保留」という恐るべき無意識のクセ。
強者の持つ落とし込む感覚と対極的な弱者の悪癖、保留癖に付いては24でも述べて来ました。
我々の目の前の取り組むべき課題として、その「すべき事」を考えた場合、それは外面的なdoingに関するすべき事と、内面的なすべき事に分かれますが、この2つは分けて考えないといけません。
外面的なすべき事とは実際にやる事ですから、それが何であるかは誰にでも認識出来ますが、内面的なすべき事と問われても、ちょっと認識し難いかも知れません。
言い換えるなら、すべき事とはdoingの事ですが、内面的なすべき事とは、そのすべきdoingを如何捉えているか・如何感じているかと言うbeingの事です。
人を成功に導こうとするモティベーターや講師先生方は、人々に「行動する事」を第一に促します。
「考えるよりまず動け、動いていたら答えが出る。」という訳です。
でもそれはケースバイケースです。
その様に指導するのも、それは自分が巧くいった方法でしょうから一理あると思いますが、結局その方法で、殆どの弱者は躓くのです。
何故でしょうか?
そしてまた、それが出来る人との違いは何でしょうか?
よく人間観察していれば、その躓きはパターンとして現れて来ますから直ぐに分かる事です。
強化合宿セミナーの様な、強制的な環境に自らの意思で自分を置くのならいいですが、自主学習的にやる環境で「行動する事」を第一に促されていたのでは、殆どの人が挫折します。
例えば、浪人生が予備校に通うのは、強制的な環境に身を置く為です。
そうでないと殆どの人は、在宅学習では自律的に学習プランを立てて実行する事が出来ないからです。
この場合、すべきdoingとは勉強ですね。
そしてそれを自律的に進められるか、それとも他人から強制されなければ出来ないかと言う部分がbeingになる訳です。
言い換えると、自律的に進められるbeingか、それとも強制を望むbeingかという事です。
自律的にすべき事を進められるbeingが育っていない浪人生に、すべき勉強を強要すればする程、それが上手く進められない自己嫌悪等を育て、それは苦しみを作り出す事に成ります。
ニートを抱えた親が、「働け働け」と子供に強要しても、如何にもならない状態が有るのも同じ構図です。
そのやり過ぎはトラブルしか創り出しません。
それは自己啓発や成功法則的学びも同じです。
これらは例えて予備校に通わない在宅学習です。
「自律的に進められる感じ方」と言うbeingの育成が出来ていないのに、行動すべき要素に重点が置かれるプログラムに成っていたら、如何しても何処かで躓きます。
それは「内面的な準備=それなりに落とし込まれている心構え」がしっかり出来ていないからなのです。
「やってみたら=行動してみたら」出来た、つまり、やれば出来るもんだ、という経験が余りにも少ないのです。
しかも年を重ねるほど、顛倒夢想等の潜在抗力も育って来ています。 →028
そうすると「出来ないんじゃないかな、無理だと思う」という感じは、そっちの方から勝手に幾らでも湧いて来るので、意思の力で「出来る、出来る」「出来る様になりつつある」等と呪文を掛けた位ではどうにもなりません。
寧ろ逆に、自分は嘘吐きの様な感じを育ててしまいます。
そしてそこで育てるその感じこそ、これまた潜在抗力の一部になって行きます。
だからdoingに入る前の、その正しいbeing育成法に出会ったらそれを絶対に保留してはいけないのです。
しかし、そう言う心理メカニズムを知らない弱者は、良い筈の教えを学べば学ぶ程、何んと無自覚なまま潜在能力ならぬ潜在抗力を育てています。
そう言う場合に「頑張れ頑張れ!」は通用しません。
ここにも意思の力より、意識の力は30~50倍は強く働いている事が観察されます。
この場合の意識の力は、マイナスに働く意識の力、つまり潜在抗力や潜在邪魔力です。
普通の認識状態では、マイナスの衝動ともいうべきこの力には誰も抗(アラガ)えません。
「でも・だけど・しかし」を言わない事はもちろん、そういう想念が湧こうとして来た直前に、それ自体を認識しない事が重要ですが、そう言う技法も心理メカニズムを学び、相当訓練しないとそうは出来ません。
ここで今とても大切な事を述べています。
・・・「そういう想念が湧こうとして来た直前に、それ自体を認識しない事。」
・・・イメージを瞬時に差し替えるといいのです。
「何の為に」等の質問を発してもいいでしょう。
不必要な事を認識するからいけないのです。
そういう湧いて来る感じに耳を傾けるからいけないのです。
ある意味、これはそこそこ正直な人が陥るワナです。
ワナに落ちて囚われて拘(コダワ)り、偏ってしまいます。
邪悪な人が、何故邪悪で在れるかと言うと、罪の意識から逃れ様として他人をスケープゴートにし、自分の責任や罪悪感を認識しないからです。
こういう人は自分に都合の悪い事は認識しようとしません。
邪悪とは言わないまでも、保留するという無自覚な癖も、チャレンジすべき事から発生する苦労を「潜在的に既にサーチしてる」が故に、認識しようとしない為に起こる現象です。
潜在意識に「苦労は避ける様に」とでも言うべき命令が認識の第四段階に落とし込まれ、既にオートパイロット化しているのです。
しかしそれでは、そこで創造エネルギーの湧出を差し止めてしまいますから、その先に起こり来る喜びを想像する事が出来なくなります。
想像力がどんどん乏しくなります。
理が分かればとんでもない事ですね。
「認識しなければ苦は発生しない」というのは心理的な原理ですが、多くの人が使うべき処では一切使わないのに、使ってはいけない場面では無意識に悪用しているのです。
技術として使うべき考え方は知らないのに、使うべきでない考え方を無意識に使ってしまうのと同じです。
再度、「でも・だけど・しかし」という想念が湧こうとして来た直前に、それ自体を認識しない事です。
しかし、そういう正しい条件反射的な反応そのものが、そしてそういう感じ方が認識の第四段階に落とし込まれていて始めてそれは出来る事です。
それも弛(タユ)まず自己観察し、訓練して獲得する能力です。
成功者は、言語化せずともこういう感覚を人生のどこかで掴まえているのです。
現状をブレイクスルーし、成功を勝ち取る為にこういう感じ方の原点になっているポイントを、必ずご自分のモノにして下さい。
この様な、成功しお金持ちになる要素を自分の内にどんどん貯金しましょうね。
そうする事で「成功への借金」もどんどん減って行きます。
潜在意識のメカニズムを学び、それに沿って為すべき決断を重ね、イメージトレーニングをしていると、やがて小さなヒーロー体験の蓄積に比例して、その様な事が自然に出来る様になるのです。
それは条件反射の様に、瞬時に働き自動的に反応する「直感的判断力」です。
直感的判断力とは顛倒夢想の反対で、為になる事が好きでダメになる事が嫌い、或いは真実を正しいと思い嘘をちゃんと間違いだと思う、直観的に正しく働いている感覚です。
詳しくはこちら「強者の質を啓け」
こういうモノ=成功する人の持つ質=「直感的判断力」を一つ一つ、自分のモノにして行きましょう。
当シリーズの記事から、原理原則を落とし込みつつ、日常生活全般を通して訓練あるのみです。
その内、「出来ないんじゃないかな、無理だと思う」と感じさせる潜在抗力は小さく萎(シボ)んで行きます。
それでも難しい、まだ自主録音など自分の教材造りにすら手が回らない、と感じられる方はどうぞ「ポーラスター・プログラム」にお進み下さい。
検索して下さい。
もっともっと以前の部分から「内面的な準備=それなりに落とし込まれている心構え」を育てて行きます。
人にはそれぞれの成長ステップが有りますからね。
大切な事は、まず第一に「為になる事」を「やりたくなる・やりたくてする」という感じを育てる事なのです。
後は、心理メカニズムの原則に沿ってそれを持続させる事です。
その為にはスタートの仕方が重要です。
弱者の地点からスタートするには、寝そべってても出来る処から始めねばなりません。
何故なら幼少期に封印を掛けられたり、要らない感じ方を植え込まれたその原点から「感じ方の育て直し」をしなければならないからです。
強者も最初は弱者の赤ちゃんで、寝転んでいました。
ですからその寝転んでいても出来る事から始めるのです。
それが音声による反復学習・反復訓練です。
音声講義を通して「理の理解」と言う小さなヒーロー体験を沢山積み上げ、為になる事なら自分自ら「やりたくなる・やりたくてする・それをしないではいられない」という衝動が湧く様に育てるのです。
そういうbeingが育たない内にdoingから強要するのは、幼児に小学生や中学生の課題を押し付けるのと同じなのです。
この理が理解出来ると、何故殆どの人が行動から入ると躓くかが解りますね。
私の無料コンテンツや有料プログラムは、繰り返し続けているだけで「感じ方の育て直し」が可能です。
そして音声による反復学習・反復訓練は、寝そべっていても出来ます。
特に「お父さん塾」のシリーズは、しなくてもいい不要な事なら認識するのに「大切な事を認識しない・重要な事を自動的にスルーする」という、恐るべき保留癖を削除する事が出来る訓練ツールプログラムです。
潜在抗力は、普段はおとなしく眠っていますが、それはチャレンジすべき事を目の前にした時に、突然直ぐに目を覚まし起き上がって来ます。
しかし実はその時こそ、自分を変容させ、ステージアップさせるトレーニングのチャンスなのです。
それは内在し続けていた悪癖が出現したのです。
知識から、それを繰り返す事によってチエに昇華された認識で、それを削除しましょう。
悪癖が出現した時こそ、その感情を見据え、それを切り取って捨てるチャンスです。
それは小さなヒーロー体験を積めるチャンスなのです。
また、それをやった自分を褒めるチャンスなのです。
いつもチャンスは目の前に在るという事はそういう事です。
しかし、その為にもここで伝える理を常に覚え続けて置ける様にしておく事が大切なのです。
忘れていては、その考え方自体が使えません。
だから、繰り返し巻き返し反復という事になるのです。
今自分がすべきだと感じている外面的なdoingに関するすべき事・・・それは内面の感じ方が逆さま故、すべきでない事をすべきだと感じてしまう事が有ります。
優先順位の感覚が育っていないとそれが分かりません。
それは潜在意識のメカニズムを本気で学んでさえいれば、そのセンスは追って成長するだろうという事で、ここでは置いておきます。
ここでは内面的なすべき事に対する認識の強化です。
「好きか嫌いか」で判断するのではなく、先を見通して「損か得か」で考え判断するという感じ方は自分のモノになったと言えるでしょうか?
これは訓練してこそ啓ける感覚ですよ。
「そんな事は分かっている・出来ている」という事にしておきたいと感じる「狡い心が生じさせるツモリ」に騙されてはいけません。
当記事の問い掛けの他、人生を向上に導いてくれようとする問い掛けや質問にチャレンジする事です。
そして、その一歩として、自分なりに頭を働かせ、感想を書き記して自分に応える事です。
人間は伸びて行くより他に選択肢はありません。
人間は成長するしか道はないのです。
内面的なすべき事、つまりbeingを成長させる事に関して、保留していたり逃げていたら、とてつもない天からの賜物を自らの足で踏みにじっている様なモノです。
そんな恐るべき事に、自分で気付かないだけです。
在るべき姿が提示されたら、自分の総履歴と比較して、良い方・・・多分提示されているそちらを選択したいと考えるのです。
そしてまずはそれに対する憧れを育て、徐々に決断する勇気へと育てて行くのです。
100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
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