潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る
史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。
自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。
078 本物を見極める眼はどの様にして育成されるのか? その1「原因追求型の思考」。
いきなり答えや結果を求めようとするのではなく、原因をこそ求めてそこから着手しようとする、原因追求型の思考こそ大切だと既に38で申し上げました。
そしてそれが強者の思考パターンなのです。
ですから結論から先に申し上げるなら、原因追求型の思考が育ってこそ、本物を見極める眼が育って来るのです。
本物を見極める眼が有れば、騙されたり担がれたり利用される事も無くなります。
この原因追求型の思考も、そしてそれ故育つ本物を見極める眼も適切な訓練を受けてこそ育つ能力です。
しかし私達は学校時代に於いて、何が本当かを見極める思考訓練を受けません。
何故でしょうか?
今回はそこから解説して行きましょう。
世の中の事件の大半はお金がらみです。
事件には成らなくても、借金を重ねて返済に苦しんでいる人もいます。
借金しない人生を送る教育を何故学校では為さないのでしょうか?
また如何してお金の使い方というモノを教えないのでしょうか?
そう考えた事がお有りでしょうか?
お金は欲しいモノを手に入れる手段だけではないという事を、幼少期から「お金の使い道には幾つかの方法が有る」という事を具体的に示して教える事が肝心です。
例えば子供でも解る様に、お金とは
①欲しいモノを買う。
②お金がお金を生み出す投資に回す。
③脳ミソにお金を掛ける事で自分自身の稼ぎ出す力を高める。
④お金を生み出す組織作りに投資する。
⑤人を助ける事に使う事で自分自身を高める、等々、色々な使い道が有る事をです。
お金はただ消費するだけで終わるのではなく、増やす方法・活かす方法が有る事を教えるのです。
①の欲しいモノでも、食べ過ぎを例にとり、食べ過ぎると肥満になって病気になり、健康ならば要らないお金を使わなければならない事を教えたり、借金がどれだけ利息を生み出してしまうかを教えるのです。
そして現代社会が資本主義と言うのなら、金持ちが資本を独占しない様、大衆が株式を投機ではなく投資する事に目覚める様教育する必要が有ります。
しかし学校ではそんな基本的な事すら絶対に教えませんね。それは何故でしょう?
そこには学校の先生自体が気付いていない、支配層・エスタブリッシュメントの意図が有るからです。
大衆を自由にさせないという意図です。
人々に安心を与えません。
そして借金漬けで人々を縛るのです。
何故なら、お金は借金から生み出されているからです。 お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム
学生時代から奨学金とは名ばかりの学生ローンを組ませたりしますね。
支配とは、「大衆が自らそれを望む様に仕向けて行く」という手法で展開します。
車を買うにも家を建てるにもローンを使わざるを得ない様に、そして借金するのは当たり前という常識を敷設します。
それでも真っ当な人はその中で、何とかやりくりして生きて行きます。
しかし問題は、それが殆どの犯罪の温床でもあるという事です。
経済が回ればいいのですか?
戦後に比べてもう物は十分有ります。
一般庶民は多少経済が落ちても、第一に安心が欲しいのです。
しかし世の中自体が原因を見ようとせず、出て来た犯罪の様な結果だけを叩く事に終始していますね。
以上を見ても、支配層は大衆を隷属的なエンプロイー状態に置いて置きたいとする意図が読み取れます。
農民は生きぬよう死なぬようが封建時代の支配の鉄則でした。
それは今も受け継がれて生きています。
「農民とゴマの油は搾れば絞るほど出る」とも言われていました。
当時の年貢搾取の対象は農民でしたが、現代ではそれがサラリーマンという事です。
また男女関係でも、怨憎会苦になる様な結果を招く前に、如何して相手の真実を最初に見極められなかったのでしょうか?
そこには顛倒夢想が有ったからです。
自分の中に発生する逆さまの感じ方の集積が、本来なら嫌いな人間を好きと勘違いしてしまうのです。
それは自己欺瞞の積み重ねの結果であり、そこだけを切り取って見るならば、それは自身のハートを裏切った罰の様なモノですね。
自分に人を見る眼を育てていなかったのは逃避癖と保留癖のツケなのです。
この様に、教えられなければ気付かなかった日常の中の「意識的盲点」に気付く事が重要です。
「潜在意識のメカニズム」を理解し、その原理原則から物事を眺める事が出来ると、この様な事に自然に気付く感覚が啓くのです。
そこで得た見識をベースにして本物を見極める眼は養われるのです。
成功を求めるに「本物を見極める眼」は絶対に必要です。
ガラクタやニセモノを幾ら抱えていてもダメです。
10000本のハズレくじより、1本の当たりくじです。
当たり前の事ですね。
でもここまで読み進められてこられたならその先に進む前に、考えてしっかりと吟味せねばならない事が有ります。
それは、「本物を見極める目」と聞いて、その瞬間に自分の内側はどう反応したかという事です。
さて、如何だったでしょう?・・・微(カス)かながらでも「それが欲しい」と衝動が走ったでしょうか?
この様に尋ねられて、今「そりゃ、欲しいよ」と感じる段階でしょうか?
脳がスルーしていたか、それとも鋭敏にキャッチする感覚が在ったかと振り返って見て下さい。
「自分を知る」為に、目に見えない今の自分の立っている位置・段階・レベルを素直に見詰めて見ましょう。
「出来ている事」にして置きたいツモリ程、無意識の障害になるモノは有りませんからね。
今からちょっとしたエクササイズをしてみたいと思います。
ゆっくりじっくりと心して読み進めて下さい。
では行きます。
「お金」と聞いてどうでしょう?・・・これは、全員が「欲しい」と即座に感じるに違いありません。
では「お金の源泉」と聞いてどうでしょう?・・・当シリーズの記事を最初からお読み下さっているなら、もうピンと来られると思いますが、殆どの人は「何それ?」でちょっと留まると思います。
「お金」が「欲しい」と言うレベルなら、「お金の源泉」と聞けばその瞬間に「その方がもっと欲しい」と感じるのが知性の働くアタマです。
更に、「お金の源泉を見出す目」と聞けば「うん、その方がもっともっと欲しい」となる筈です。
そして「お金の源泉を見出す目を育成する方法がここにある」と聞けば如何でしょう?
真に知性が働いているなら、「それこそが自分の真に求めていたものだ、何が何でもそれが絶対に欲しい」と、強く強く感じる筈です。
さてここで、世間を見渡して観て想像して見て下さい。
また、自分がどう感じたかも正直に振り返って見て下さい。
さて、如何でしょうか?
殆どの人は結果しか見ない、結果だけ欲しがる「結果志向のチャンス追求型」というワナに堕ちています。
自分が求めている筈の結果の原因に近付けば近付く程、何故か関心が薄れます。
神はソロモンに尋ねました。
「お前が欲しいモノは何か?金か地位か名誉か女か?」と。
ソロモンは神に「チエが欲しい」と即答しました。
ソロモンは知っていたのです。
チエこそが、総てを生み出す源泉で有るという事を。
チエさえ在れば、そのチエを使って、金でも地位でも名誉でも何でも手に入れる事が出来るからです。
ソロモンはダビデの息子ですが、ソロモンがその後どんな栄光栄華を誇ったかは自分で調べて下さい。
先程のエクササイズは、より原因へとその思考を向けています。
原因追求型の人は、その結果である処の「実」を手に入れたいからこそ、種を欲しがるのです。
「原因が有るからこそ、結果が出る」と言う因果の法則を心底から理解しているからです。
自分はどちらでしょうか?
そして世間一般多くの人はどうでしょうか?
殆どの人は、先ほどのエクササイズで解る通り、原因に近付く程「何それ?」の度合いを増し、種の地点まで来ると何故か「もう、今いいよ」と成るのです。
「お金」?「欲しい」よ。決まってるじゃん。
「お金の源泉」?「何それ」?
「お金の源泉を見出す目」?「なんか難しいね」
「お金の源泉を見出す目を育成する方法がここにある」?・・・「ン?もう今いいよ。」
結果志向の人は、大切な事を考えない思考パターンに完全に陥っています。
これこそが成功出来ない人の典型的な思考パターンであり、本来はこの逆でなければなりません。
感覚・感じ方が見事なまでに逆さまに成っているのです。
段々事の重要性がお分かりでしょうか?
無意識、無自覚だったかもしれない、自分の感じ方に要注意です。
何でも「その言葉」・・・為になるだろうその言葉・・・を聞いた時に、自分はどう反応しているでしょうか?
アンテナは立っているでしょうか?
レーダーは働いていると言えるでしょうか?
それともスルーですか?
それらが働いていないと、本来自分の為に成る重要な「その言葉」に出会ってもピンと来ないのです。
目の前にどんな重要な事が横切ろうとしていても、散歩で連れ歩かれる犬の様に、落ちているお金の価値に気付かないのと同じです。
成功者の中に在る「当たり前」が多くの人の中には「無い」のです。
それがとても厄介なのは、「自分ではそれが気付かない部分になっている」という事なのです。
それは、今まで学んで来られた方にはもうお分かりの筈です。
これこそが、成功を自動化する為の基点部分です!
しかし成功に関して「同類親和の法則」が働き始める為の「種」となるモノが落とし込まれていないのです。
前項で申し上げた、二乗的に「同類親和の法則」が働き始める為の基点部分となる「種」とは何ですか!
これに応えられる様、しっかり瞑想して自分で掴んだ答えを落とし込んで下さい。
当シリーズで繰り返しの重要性を訴え続けるのは、貴方には、絶対にこのワナに落ちて欲しくないからです。
成功を求めればこそ、その願望の度合いに比例して、「その原因をこそ欲しい」と感じる感覚・感じ方を育てて欲しいのです。
その為に必要な事は、熱望・渇望にまで育てられた願望と、成功に関する原理原則=マインドセット、この2つを徹底的に落とし込む事です。
そしてそれを認識の第四段階まで落とし込んで、オートパイロット化させる事なのです。 →010・019
認識の第四段階に落とし込まれた願望と原理原則は、それを核として自動成長し始めます。
落とし込まれた願望と原理原則に、同類親和の法則が感情と衝動を操って働き始めるからです。
それは有用な類似事項や有用な関連事項を、まるで磁石の様に吸い寄せ始めるのです。
そして要らない情報や役に立たない情報には、自然に関心が向きません。
如何でもいいモノだからです。
これこそが成功する質を持った人の掴んでいる、凡人には全く見えないモノなのです。
そしてこれさえ自分の感覚の中に在れば、日常的に経験する事総てを人生の経験値やスキルにしてしまうのです。
こういうタイプの人は、真の学習能力を獲得しているからです。
成功に必要な要素がどんどん膨らんで、居心地の良いカンファートゾーンがどんどんアップして行きます。
やがて、夢だと思われていた願望や目標が、自分の手の届くカンファートゾーンの範疇に入っている事に気付くのです。
成功者と言えども、インチキやニセモノを掴む事も有ります。
しかし、原因を探るセンスを持っているので、そのパターンを悟り、二度と同じミスは起こしません。
失敗からは「必ず学び取る」というセンスが、ずば抜けて発達しているからです。
そうして、本物を見極める眼が発達するのです。
本物を見極める眼が発達すると、それは更に成功に拍車をかける事になるのです。
100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
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