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史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


019 成功を自動的に引き寄せると言われるオートパイロット機能とは? その2「落とし込む」

人間の認識の第四段階に、決意決断・知識・概念・質問・願望が落とし込まれると、それは無意識的有能として自動化します。

読んで字の如く、無意識であっても有能に機能してくれるという事ですね。

言い換えるとそれは、一々頭を使ったり煩わせなくても自然に出来てしまうという事です。

知識や概念だったら、それは必要な時に湧いて来るアイディアの源泉としてプールされますし、質問や願望だとその答えや成就の方法を24時間、アタマの知覚力の30~50倍の知覚力で探し続けてくれます。

まるで見えない処を見透すレーダーの様です。

アタマは、その潜在意識の知覚範囲を広げる為に、多くの人に会ったり、色々有益と思われる情報を収集し、取り敢えず現在の思っている事を外部に積極的に発信し続けていればいいのです。

建設的な考え方で完成のイメージを持ち、それに関する質問を持ってとにかく動いてりゃいいのです。

つまり行動してさえいれば、潜在意識がその行動範囲の中に、思わぬいいモノを発見させてくれるのです。

或いは、知識も第四領域に落とし込まれていればこそ、その行動に於ける出会いの何かと融合して、イメージに添ったアイディアが湧き出して来る様になるのです。

なんせ、顕在意識の30~50倍の知覚力ですからね、潜在意識という奴は!

ちなみに、第三段階以前で留まっているレベルの知識では、アイディアとしては湧いて来ないのです。

第四段階に落とし込まれた知識とは、それをまだ知らない人に応用や例えを以て教えて上げられるレベルと言う事です。

シリーズで何度も繰り返し出て来る「落とし込む」と言う事の重要性が、段々ご理解頂けましたでしょうか?

私たちは今まで、重要な事を習得するに当って「落とし込む」という視点で物事を捉えていたでしょうか?

多くの人が「理解したら次~、理解したら次~」のワナにハマっています。

観察していましたか?じっくりと自分を観察し、人間というものを観察しましょう。

「理解したら次~」・・・それでは無限の可能性を秘めた潜在意識は力を発揮出来ません。

何故なら、素材がちゃんと自動化してくれるレベルに届いていないのですから。

正しい知識・概念・質問・願望・決意決断、それが第四段階に届き落とし込まれてこそ、それは己自身の成功の素材と成るのです。

しかしなんと、「理解したら次~」というそのパターンそのものは落とし込まれています。困った事です。

それではいつまで経っても、落とし込まれる有用なモノ、つまり自動的に働いてくれるモノが無いではないですか!

まるで、穴のあいたポケットにコインを貯金し続ける様なモノです。

第四段階に、望む人生を構築する素材が蓄積しない・・・大部分の人がそうなっているのです。

それは「理解したら次~理解したら次~」と直線的に学習を進める現代の教育システムの弊害です。

気が付かなければいつまでもその状態、車で例えるならいつまでもアイドリング状態・・・。

で、留まっていると思っていたら大間違い。

ただ歳は取って肉体的プレミアムは下がるし、人生の不手際から生じた後始末はせねばならないし・・・。

多くの人が人生のあちらこちらでガタが来て後始末にばかり追われ、いつ自分の幸せを味わうのでしょう?

成功人生ならぬ、後始末人生・・・とんでもないですね。

しかし貴方には、そのワナを脱出するチャンスがここに開かれています。

私は「円錐螺旋型回顧的学習法」を提唱しています。それは人の心の成長を第一義と考えた学習法です。

人は、それが初めて見聞きした新概念であるなら、30回は反復されないと、普通はその重要性にも気付けないという人間心理、特に弱者の立場から考えられた、強者の質を啓く為の新学習法です。

例えば、教えるべき概念がここに1~50まで50個有るとします。

学校では1を教えたら次は2、次は3、次は4と、50まで一直線に突き進んで行きます。

しかし、円錐螺旋型回顧的学習法とは、グルグルとフィードバックを重ねながら新しい概念を積み重ねて行くやり方です。

重要な事に重要と気付くには、普通、間を置いた30回の反復が必要ですからね。

1を教えたら、2を教えつつ、1を繰り返します。それは腑に落とす事を目的としています。
次に3を教えつつ、1や2を徹底的に繰り返して、より1と2の定着を図ります。
次に4を教えつつ、1や2や3を繰り返して、より1と2と3の定着を図ります。
次に5を教えつつ、1や2や3や4をランダムに繰り返して、より1と2と3と4の定着を図ります。
次に6を教えつつ、1や2や3や4や5をランダムに繰り返して、より1と2と3と4と5の定着を図ります。
以下同じです。

30を超えて進む頃、人は最初に習った1つ目の重要性にやっと気付くのです。

丁度、円錐形を螺旋を描く様に「知ったか?理解出来たか?」だけでなく、「出来る様になって来たか?」を自己確認させながら、グルグルと進めて行くのです。

「読書百遍意自ずから通ず」を地で行くのです。

貴方が今、自分自身に落とし込みたい願望・質問・概念・知識は何ですか?

それらを認識の第四段階に落とし込みさえすれば、潜在意識がアタマの知覚力の30~50倍の知覚力で働いてくれる様になるのですよ。

使わない手はないじゃないですか!その為には仕込みが必要です。

良きイメージを反復する事を宗教では「祈り」と言っていますが、祈りは意識の力を練り上げる一種のテクニックだと言える訳です。

良き概念を反復する事も、意識を練り上げる時間にカウントされていますよ。

当シリーズで伝えるマインドセット知識や良き概念は、反復しているだけで意識の力は練り上がり、それは貴方の力となるのです。

そこに喜びと快を見出して下さい。

「・・・ン?力が付いて来てるぞ!」という具合に。当シリーズや私のお届けしている各コンテンツを反復していれば、内からの変化をそれぞれ感じ始めていますね。

そうです!貴方は望む方向に変容し始め、力が付き始めているという事です。

この快感に目覚めるなら、貴方は成功循環に乗る、自己成長の達人への道を歩み始めたという事です。

貴方は、潜在意識に何を引き渡して自動化させますか?

今答えが見つからなくても焦る必要は有りません。じっくりと時間をとって瞑想しましょうね。

成功する質の在る人は、こう言う感覚を言語化はしていないでしょうが、何ゆえにか本能的に探り当てて、自分のモノにしてしまっているのです。

これが「それ」を知った人だけが掴んでいた感覚です。

貴方にとってこの知識は第何段階ですか?

何度も反復を重ねて、落とし込まれて来ましたか?

良き概念を反復する事自体に、喜びを感じられる様になって来ましたか?

ここがチェックポイントです。

反復は、貴方の意識の力を練り上げ、潜在能力を啓くのですよ。

我々は成功者の、例えばお金を持っているとか、外面的なモノしか見えませんが、内面(being)はこの様な心的状態に成っていたのです。

した事・する事doing)よりも、内面、在り方というbeing)に目を向ける事の重要性もお解り頂けたでしょうか?
  ・・・この話100回は繰り返した方がいいと思うなぁ。・・・・独り言(笑)

でも逆に、良くない概念であっても第四段階に落とし込まれたらそれも自動化します。

「止めたいのに止められない」等と言う事があるならば、それは何らかの命令が既に第四段階に落とし込まれていると言う事です。

どんな感じ方や想いがその命令を作ってしまったんでしょうね?

統合分離表 の理解が深まって行くと、それが徐々に見えて来る様に成りますから何度も見て下さいね。

私たちは向上や成長、特に成功に関して無意識に軽く足を引っ張る様なブロック要素を、一人平均200~300個内在させています。

しかし普通、全く無自覚です。

為になるか成らないか、好きか嫌いかで区分した、4の領域の「②為になる事が嫌い④ダメになる事が好き」になっている部分です。

言い換えると「 ②為になる事が嘘に思え④ダメになる事がホントと思う」感じ方になっているからです。

そんな処が自分に無いか、観察してみて下さい。

自分の側からはほぼ発見出来ません。

でも発見のチャンスは有ります。

それは、何らかの向上を求める処に必ず出現します。

そこは感じ方が逆さまになっていますから、乗り越えてしまいさえすればいいのに、いよいよという時に、それは間違いだと感じたり、嘘だと思えて来たり、飽きが来たり、関心が薄れたりするのです。

本人の側からはそう感じるのです。

「幸せ回避症」とか「無意識のマイナスの願望」とか「潜在抗力・潜在邪魔力=顛倒夢想(テンドウムソウ)」とか「疾病利得」とか「不幸中毒」とか、理解すると面白い概念がいっぱい有ります。

ちょっと怖いですか?

ではボチボチ行きましょうね。

成功出来ない原因を総てシラミ潰しに潰したら、成功しない訳がないのです。

経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏は言っています。

雨が降ったら傘をさすのが当たり前である様に、成功はするのが当たり前。」

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
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