潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る

史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


069 
原理原則の真意が本当に深く汲み取れるのは99の裏打ちを得てから。

経営の神様と言われた松下幸之助氏が次の様な言葉を残しています。

「世の中には色々なモノが有るが、およそチャンスらしきモノが10個来たとしたら、その内の9個までは

 インチキだ。その内に一つキラリと輝くモノが有るから、それを見逃したら永久にチャンスは来ない。

 しかもチャンスは常に変装して来る。」・・・何んと意味深な言葉でしょう。

人は、自分の幸せや成功にとって大変重要な事でも簡単に見過ごしてしまいます。

それは実にあっけないです。

何故、「自分にとって重要な事が重要」と自らの認識力で、前もって認識出来ないのでしょうか?

それは今までも述べて来た通り、「重要だ」と教え込まれる反復が無いからです。

その前に、「何の為にそれをするのか?」そして人間力育成に関する「何が重要か」という事が教えられず、また考えもさせず、競争に焦点を当てる様、人生の目的意識のすり替えが行われています。

そしてマスゴミに操られるがまま、目先の快楽や娯楽の楽しいか否か、美味しいか美味しくないかだけで判断していたら、物事を深く思索する能力も育ちません。

それは真のチャンスを見出せなくなるという事です。

読み書き出来ない事を文盲と言いますが、生き抜く為に必須の「人間力が文盲」になるのです。

そして殆どの人は、自分の人生に付いては文盲になっていると気付いてもいないのです。

人間は普通、重要な事はその意味が理解出来る事例を通じて、間を置きながら何度も反復される事でそれが重要と感じる感覚が育ちます。

しかしそのもっと元を辿れば、原理原則に基いた良き願望が育成されていない事に有ります。

もしそれが在れば、人から「重要だ」と重ねて教え込まれなくても、自ら気付くセンスが発達するのです。

しかし、現代の教育システムでは、「とほぶる」感覚を見事に落とし込んでしまいます。 →025

そうしたら「成功への借金」を背負って、マイナスからのスタートです。

人間力が文盲のままある程度歳を重ねたら、無垢な赤ちゃんの様にゼロからのスタートは切れません。

知らないままでも「とほぶ」っていると、潜在抗力を知らない内に大きく育ててしまうからです。

その訳は、競争型努力を強いられる通常の教育システムの中に在っては、例えて蜜蜂が、同じ遺伝子でありながら女王蜂か働き蜂に分かれてしまう様に、強者か弱者にふるい分けられてしまうのです。

それは丁度、ロイヤルゼリーで育てられたか、それより栄養価の低い花粉と蜜だけで育てられたかで、その違いが出るのと実によく似ています。

強者はロイヤルゼリー、弱者は花粉と蜜だけという事ですね。

その違いは心的態度が「タオめる」になっているか、それとも「とほぶる」になっているかと、真逆のスタイルで表れて来ます。

これこそが大問題なのですが、そうなると、人生にどんな違いが出て来るでしょうか?

強者は願望を抱き、それを育てる事が出来ますが、弱者は人並みを超える願望を抱く事さえ出来ません。

リミティングビリーフを越えてもしそんな事をしたら、恐怖や不可能感が襲って来る様に既に条件付いてしまっています。

思考が、例えて花粉と蜜だけで育てられると、隷属的なエンプロイー意識になるのです。

「潜在意識のメカニズムを知ろう」のシリーズを始めとする私の提供するコンテンツ群は、例えて思考のロイヤルゼリーです。

ですからそれをしっかり消化吸収する様努めて下さい。

そうすれば本来の眠っていた働き蜂の遺伝子が、女王蜂の様に働き始める様なモノですからね。

「とほぶ」っている意識の練り上げ量が多い程、「成功への借金」が多くなって、ちゃんとしたカリキュラムが設定されていないと、単発的な「為になる知識」では全く役に立ちません。

弾き返されてしまいます。

その重要な事がどれ真実を示していても「とほぶる」が根付いている人には、疑いが生じます。

これは自分の「為に成る事が嫌い」として無意識に働き反応する力ですから、ここを無視したり侮(アナド)っていては大変です。

結果志向でチャンス追求型の人は因果を見極め様とする発想が有りませんから皆このワナに陥ります。

逆にここに気付きさえすれば、後は適切な訓練を重ねる事で、弱者が強者へと変容出来るのです。

今、小さなお子さんをお抱えのご父兄の方は、このシリーズの記事で学んだ事を子供の言葉に置き換えるだけで、子供にストレートに原理原則を根付かせる事が出来ます。

しかしそう言う事を幼少期に教えられる事無く、一旦成人となってしまってマイナスから再スタートするとするならどんな手引きが必要になるのでしょうか?

一つには教えを教授してくれる人との信頼です。

例えば、ここで説明している事に一々疑念が湧くとしたらそれはどういう事でしょうか?

重要性に気付かない、関心が薄れる、興味が湧かないと言うのも同じです。

それは当シリーズの説明に矛盾や間違いが有るからでしょうか?

それとも、自分の中の潜在抗力がそう感じさせているのでしょうか?

そこの処を瞑想的にしっかりと吟味する必要が有ります。そして、真実を嫌がる自分を発見するのです。

潜在抗力の力の度合いは、普段からの分離側の心遣いの量に比例します。 →015 統合分離表

私はそれを「練り上げられた意識の力は力積になっている」と表現していますが、東洋哲学的な概念では、「悪業」を積み「業が深い」と表現されるモノです。

それは判る人には感じられる、波動の様な何かですね。

その量に比例して、自分が得をする事を自ら排除してしまうのですから、それはもうナンセンスであります。

自らが閻魔様となって、自分自身を裁いているのです。

「ご褒美上げない!」と自らに言っているのです。

理解力も無い、信頼も生じない・・・そしたら、どうすればいいのですか?

当方としては、もう待つしかありませんね・・・20年でも30年でも。

松下幸之助氏の「それを見逃したら永久にチャンスは来ない。」と言う言葉をしっかりと心に留めましょう。

この言葉の意味する処の真意と言うか、その奥義は如何いう事でしょう?

何故、永久にチャンスは来ない等と言う事に成るのでしょうか?

その訳もメカニズムから考えれば解ります。

見逃したという事は、為になる事を弾いた訳で、キラリと輝くモノを見逃したという事は、弾く力を決定的なモノにまで強化したという事に成るので、もうその様なチャンスは永久に来ないという事に成る訳です。

つまりそれは「無意識の真理否定」を強化していると言う事ですね。

そして変装して来るとは、真のチャンスはとてもチャンスの様には見えないという事です。

ネットビジネス等、華やかな嘘の宣伝だけに釣られて行く人達を横目で眺めて観察していましょう。

彼らにとっては、それがチャンスと感じるのでしょうが、逆に華やかさを必要以上に宣伝しない当シリーズ等は、彼らにとってはまるで変装しているのと同じなので価値に気付かないと言う事になるのです。

そして人間心理には、この様なワナが色々と有る事をしっかりと自覚して学びを進めましょう。

しかし、ここまで着いて来られている貴方には、今にも芽吹く素晴らしいセンスが有る事を保証します。

シリーズの記事を刷りだして、座右の書として一生使い倒すツモリで反復して見て下さい。

そうすれば、徐々に徐々に、より重要な事が理解される様になって来ます。

重要な事が重要と感じ始めるには、その根拠が必要です。

それは、何故それが重要なのかという実際の応用例や例え話で、根掘り葉掘り納得いくまでの説明です。

私はそれを解り易く表現する為に「弱者は99の裏打ち裏付けが必要だ」と言い続けています。

強者は賢者や成功者の言を聞いて、「それがそう言える訳」を自ら99見つけ出すセンスを持っています。

しかし弱者は聞いた以上の事を発展させたり応用出来ないのは、「それがそう言える訳」を自ら探し出そうとする発想そのものが無い事に原因が有ります。

こう言う部分のbeingが強者とまるで違うのです。

ですから、強者が自動的に思索する量程の説明や解説を、外部から99注ぎ込むのです。

しかし、それらは一度に一遍に聞いたからと言って、その場で了解が起こるモノではありません。

途中に何度も睡眠と思索をはさむ必要が有ります。間を置く反復こそが意識の力を練り上げる秘訣です。

思考の熟成期間を取りつつ、そうしてやっと、人間の認識は「円錐螺旋型回顧的理解」で成長して行くのです。

そして有るレベルまで成長すると、或る時、自らの認識力で重要な事が重要と気付く様に成るのです。

潜在抗力が大きく育っている人、それに打ち勝つ「事例の量」と「反復の量」が必要です。

無意識に出て来る言い訳や反論を、悉(コトゴト)く「出来る理由に変える説得」が必要なのです。

はその人のレベル、その人の状況に合わせて膨大なコンテンツ(200時間以上)を色々なシリーズで作成して来ました

ですから、シリーズの記事だけで悟るセンスを持ってるとするならば、それは自分で今まで99の裏打ちを既に持っていたからです。

しかし平均的にはそうではありませんよね。

「原理原則がいかに大事なものであるか」とその一つ一つを順次説明しても、先に進むと、それ以前の事はど忘れてしまっています。

更に学びの初期に在っては、それがそれ重要だとも感じていません。

だからこそ「円錐螺旋型回顧的学習法」で学びを進めるのです。

その様な中で自主学習的に学びを進めるには、確かな願望を育てそれを牽引役としつつ、信頼感を持つ事です。

信頼感・・・それは自分を信じる事から始めます。

自分を信じるのです。

自分を信じ信頼出来ていないから、人の真実も見抜けなくなってしまうのです。

自分の可能性を信じる事から始めて下さい。

そして応援されている時は、素直にそれを受け入れて下さい。

そしてその結果から責任逃れなどしようとせず、結果の責任を引き受けるのです。

間違いは、反省すればいいのです。何故責任を引き受ける事が重要なのでしょうか?

それは自分が信じられる人間に成る為です。

結果の責任を引き受けるからこそ、起こり来る事総てを糧、つまり人生の経験値にする感覚が啓くのです。

そしてそれこそが人生に於ける真の「学習能力」と言ってもいいでしょう。

この起こり来る事総てを糧に出来る真の「学習能力」が無ければ、同じ失敗のパターンを繰り返し、人生はじり貧になって行きます。

弱者にとって、「失敗は失敗の母」です。

「失敗は成功の母」とは、この真の学習能力を持っている強者だけに言える言葉なのです。

強者の質を啓く為にも、それが自分の腑に落ちるまで「責任を引き受けるぞ」とアファームするのです。

そうする事で、人間は学習し、その積み重ねによって、やがて自分自身が一番信頼出来る様になります。

疑念や疑いが出る人は、自分自身の選択が信じられないのです。

つまり自分自身の判断力を信じていないのです。

では何故、自分の判断力が信じられなくなるのでしょう?

その理由は、自分で判断し失敗した経験を結構積んでいて、それを反省する事も無く、責任転嫁を考えていた学習する事が出来ませんから、気付いたらそういう人間になってしっていたという事なのです。

潜在意識は自他の区別が有りませんから、自分が信じられないので、人も信じられなくなるのです。

信じたくても自分自身の判断自体に自信が無いし、そういう訳で自分が信じられなくなっているからです。

そしてよく観れば、そういう人は周囲大勢の動向を判断基準にする様な日和見人間になっています。

彼らの口癖「そんなしたら人が笑う」・・・いいじゃないですか。

自分が信念に基いてやる事なら笑われたって。

「笑いたい奴には笑わせておけ、いたい奴には言わせておけ、人は人、自分は自分」です。

弱者からスタートする人にとって、原理原則の真意が本当に深く汲み取れるのは、それに対する99の裏打ちを得てからです。

そしてそれらの概念同士の相関関係を掴む事です。

99と言うのは、1の原理原則に対してそれくらい沢山応用事例や例えが必要だと言う事です。

原理原則の裏打ちとなる話をいっぱい得ましょう。

意識していたら集まって来ますよ。

 

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
                                      合成音声のダウンロードはこちら。


                     次の項目に進む

                     潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る