潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る

史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


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統合分離表の見方 その3「感情の成り立ちを科学する」。

今まで、誰にも体系立てて科学されて来なかったのが「感じ方」という感情の分野です。

感じ方というモノは、人様々です。

それが好きだったり嫌いだったり。

好きだったモノが嫌いになったり、嫌いだった事が好きになる事も有ります。

また、それを嫌いになろうとしても成れなかったり、好きになろうとしても成れなかったりする事も在ります。

もしこれが自由になるなら、学生は勉強が好きに成ればいいし、太り過ぎの気になる人は、小食が好きになればいい訳です。

ところが普通、アタマで意図した通りには中々ならないのが、この感情というモノです。

では、これは自分では如何にもならないモノなのでしょうか?

幸せになる事を目的としたものは、道徳や宗教、自己啓発色々と有ります。

それらは主に形、即ちdoingの方向から何かを整える事によって、内なるbeingを整える様働きかけたりします。

しかし、見た目の行儀の良さは整ったとしても、内なる感じ方が真の進化を遂げているかどうかは別です。

苦からの逃避を助ける、単なる催眠効果で誤魔化している場合も多い様です。

このアタマで意図した通りには中々ならない感情というモノを抑圧では無く、開放系に在って自由にコントロールする事が出来たら・・・。

もし、そんな事が出来たら、人間は恐ろしい勢いで精神が成長するです。

ところが普通そうはなりません。

何故そうならないかに付いては、今まで誰も深く考えて来ませんでした。

内側から起こり来るモノ・・・欲求や衝動、やる気だったり、嫌気が差したり無気力や無関心だったり。

意志の力で乗り越えられる場合もあれば、意志が内なるモノに打ち負かされる事もあります。

もし、自分の頭で意図した通りに自分が操れるとしたら驚くほど素晴らしくなっているだろうに、そう成れていないという事は、明らかにブレーキとして働いている何かがあるに違いないと考える事は賢明です。

また成功者のbeingを観察すると、その一般にはブレーキとして働いている何かが、逆に推進エンジンであるかの様に働いているでは有りませんか!

この違いはどこで形成されるのか?

この内なるモノの正体は何か?・・・これが今まで当シリーズの記事で、貴方にお伝えして来た事だったのです。

もう一度簡単に復習しましょう。

人間には2~3%の意識したり認識したり出来る顕在意識があり、その下に97~98%無意識で働いている潜在意識が在ります。

しかしそれが抵抗勢力にも成っているとは、誰も気付いていません。

顕在意識で活躍している2~3%の顕在能力のバックで、本来なら97~98%の潜在能力として控えているモノが潜在意識に在るのです。

この今まで精神世界や自己啓発で、潜在能力として一律に扱われて来たモノをよく観察すると、マイナスとして働いているモノでもったのです。

それをは潜在抗力・潜在邪魔力と名付けました。

何故、多くの人は自己啓発で学んでも、成功者の様な感触が起こり来ないのか?

よく見ると、それは既にフルモードで働いていたのです。

但し、潜在抗力や潜在邪魔力として。

このとんでもない現象のメカニズムに、今まで誰も気付きませんでした。

潜在能力も潜在抗力も、その形成のされ方も出現のメカニズムも、実は同じなのです。

それは、潜在意識に統合のデータ(感じ方)を落とし込んでいるか、分離側のデータを落とし込んでいるか、ただそれだけで決まっていたのです。 →015

意識の力がプラスに働けば潜在能力、意識の力がマイナスに働けば潜在抗力という訳です。

何と、単純な原理だったのでしょう!

統合分離表 をよく見てこの事に付いて瞑想して下さい。

その理が解れば、潜在抗力や潜在邪魔力を削除し、自動的で有益に働いてくれる潜在能力を育てればいい訳です。

そのやり方は、今までの記事と「弱者の成功戦略」の中で詳細に述べていますが、そのデータの差し替えの鍵を握るのが、潜在意識からの働きかけを感情として知覚出来る顕在意識です。

今その場で出て来る感情というモノは、過去のデータの蓄積からの、他人的な潜在意識による総合判断です。

この事・・・この一文をしっかりとした理解が生じるまで、何度も読み込んで下さい。

過去の感じ方で分離側が多かった人は、今、頭で建設的な判断したとしても、今というこの瞬間の感じ方は過去の履歴によって決まります。

それで引き戻される様な感触感情が生まれるのです。

逆に、過去の感じ方で統合側が多かった人は、頭で考え、やろうとした事にやる気やアイディアが湧くという、これも過去の履歴に因っているのです。

過去の履歴、その感じ方であるデータの一つ一つは、統合側であれ分離側であれ、何十万回・何百万回と蓄積されているモノです。

そして今この場で感じている感じ方が、そのデータベースに今、感情的判断材料の一つとして付け加えられようとしているのです。

その様に常にフィードバックしている訳です。

大きな借金を作った人が、今日からもう借金はしないと決断しても、苦の原因たる借金取りはやって来ます。

その上利息も増えますが、これは私達の意識構造と実によく似ています。

借金に利息が加算される様に、積んでしまった分離側のデータには、同類親和の法則が今尚働き続けていますから、為になるモノだったら避け、ダメになる方向に関心が逸れるという感情が湧いて来るのです。

またそれは、タバコを吸わない人が、今後も吸わないでいる事には何の苦痛も生じないでしょうが、禁煙が出来ずにタバコを吸う習慣のある人は、今後吸わないとしたら苦痛が発生する事からも分かりますね。

統合側の心遣いをこれからフルに使って、また、その様に感じられる心遣いを育てながら、例えて心の借金、成功への借金返済を早急にして行く必要があります。

単純な原理ですが、その知識が、常識として一般化していない以上、正しいマニュアルとカリキュラムが無ければ、このワナから自力で脱出する事は、ほぼ不可能なのです。

それが出来なければ、世に存在するどんな賢者や成功者の教えも習得出来ません。

そう言う「為になる話」を学べば学ぶ程、無自覚にやっている事は「無意識の真理否定」です。

それは、成功したいと思いながらも成功を妨げ退ける分離度合いを増やしているだけだったのです。

何んという事でしょうね。

その事を人類全体で考えると、これは資源の莫大な浪費の様なモノです。

成功法則や自己啓発、引き寄せの法則やその他諸々、色々と学んでいるのに一向に結果が出ないという人に、この様なメカニズムが働いているという事を解説した人が今まで何処にもいませんでした。

また、弱者の思考パターンに沿う形で意識変容を可能とする「円錐螺旋型回顧的学習法」で思考訓練を進めるカリキュラムが有りませんでした。

また更に、それがいい事だとしてもボランティアに終わる事無く、末広がりで展開して行ける様な事業化された仕組みも有りませんでした。

この超難関的な問題を35年掛けてやっと完全に解決する事が出来ました。

新しいチャンスというモノは、既存の概念が破られるという事です。

原因追求型の人は「それがそうだとその先如何なるのか?」という質問を以て思考しますので、私の言わんとしている価値が観えて来るでしょう。

しかし結果志向型の人は、前者が出した結果で理解が起こるでしょう。

そうやって結果志向型の人は、常にチャンスというモノを取り逃がすのです。

いつの時代もそうでした。

チャンスがまだ結果として花開く前の種の地点で捕まえてこそ、それが本当のチャンスというモノです。

ですからチャンスを種の地点で発見出来る感覚・センスを養わねばなりません。

それが原因追求型の感覚を啓く事なのです。

その為にも、弱者の立場からスタートする人が強者の質を身に付け、原因追求型の感覚を啓く為に「感情の成り立ち」というモノのメカニズムを科学的に理解する事がとても重要なのです。

「感情の成り立ちを科学する」・・・再度問います。

それが何故重要なのでしょうか?

それは為になる話を良いと感じて、それを自分のモノに出来る感覚が啓くからです。

その感覚が閉じたままですと、例え為になる話が目の前を横切っていても「嫌い」とか「関心が湧かない」という感情に支配されたままだと、脳はその重要性を決してキャッチする事は無いからです。

今はインターネットの時代です。

Youtubeやブログを通して有用な情報に接しましょう。

そして、世間で活躍しているリーダーや講師活動をしている人達のbeingを御覧下さい。

何故彼らは聴衆を魅了する「教え」を説くステージに立てているのでしょうか?

憧れを感じませんか?

そして如何して彼ら自身、その「教え」を修得する事が出来たのでしょうか?

もちろんそこには、強者の質を備えているという事が原因ですが、その根底には為になる事を「良い」と感じられる感情が存在しているのです。

起こり来ている事総てを通してそこから何かを学ぶ感覚が在ります。

つまりその瞬間瞬間にそれは損か得かを分別する知力が有り、得するモノなら取りたいという感情が発達しているのです。

それ故、起こり来る事総てを糧にする事が出来るという訳なのです。

接した情報が彼ら自身の知識となり、それに付いて深く思索する為知恵となり、それを人に伝える重要性を感じている為、彼ら独自の話法がインスピレーションとして、その独自の立場を作り出しているのです。

そこで習うdoing、つまりする事よりも、何故彼らがその様な立場が築けているのかというbeingに注目せねばなりません。

彼らはどの様な感じがする感情で動いているのかを感じ取るのです。

その為にもまずは自分から、当シリーズでお伝えしている思考技術に沿って自分の言動想念の一つ一つを、醒めてモニター的に眺める事が大切です。

顕在意識が、潜在意識の為すがまま、思考放任状態であってはいけません。

自分を取り戻すのです。

今、自分が何を言っているのか、何をしようとしているのか、何を思っているのか、何を感じているのか、何の為にそれをするのか・・・それをリアルタイムに感じるのです。

そしてそれがそのままだと如何なるかを顕在意識で分別し、その瞬間に正しい事を他人的な潜在意識に教えるのです。

データは徐々に書き換わります。

それは力積ですから。

そしてそれを書き換えるには、今まで何十万回と積んだ、そして今尚、勝手に同類親和の法則が働いて引き寄せ、蓄積され様とする破壊的感情・・・この2つを良きデータの反復回数という量で凌駕する必要が有ります。

そして、この様な理の理解が現場でチエとし勝手に湧いて来る様になるまで、それを覚え続けて置く為にも、理の反復しかありません。

そしてその為の仕組み作りも欠かせません。

また、正しい指導者に出会う事が、アセンションという魂の次元上昇には最短最善の道です。

それでも積んだ分離側の心遣いが多い、切り替えは大変ですが、自分の為した事ですから、自分自身が責任を引き受けるしか有りません。

当シリーズがお伝えする技法で成功への借金を終わらせましょう。

為になる事を目の前にして感情的に反応しつつあるその中にこそ、その切り替えのチャンスは有ります。

感情的に反応・・・それは悪癖の出現です。

捨て去るチャンスです。

それを逃したらチャンスはくなります。

弟子は苦しみますが、マスターとは、そのチャンスを能動的に作り出してくれる存在なのです。

この様な話に平時に幾ら納得していても、それは自分自身に騙されているツモリかも知れません。

本当に落とし込まれているか如何かは、追い詰められた時にその本性が出ます。

土壇場で出るのは、チエか本性かのどちらかです。

エゴと顛倒夢想の言いなりか、それとも他人的な潜在意識を自らの僕として従えられるか否かのチャンスです。

マスターという存在はその時自ら鏡となって、弟子の中に何があるのかそれを映し出してくれるのです。

「感情の成り立ちを科学する」事が出来ていないと、せっかく素晴らしい自己変容のチャンスの真っ只中に在っても、弱者は引き戻されて終わります。

弱者は一転び終わりです。

「感情の成り立ちを科学する」事が出来て七転び八起きという強者に近付け、そして強者に至れるのです。

「貧乏は罪である。そしてその罰は貧乏そのものである。」という言葉が有りますが、宇宙の法則は、その秩序を知らない者にとって、決して甘いものではありません。

 

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
                                      
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