潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る
史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。
自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。
064 立ち向かう質問を発し続けていると、「探す・調べる・工夫する」能力が発達する。
軽薄な探究心で質問をして、答えが簡単に得られてもそれは根付くモノではありません。
落とし込まれないと言う事です。
何かを成し遂げる人は、寝ても覚めても離れない「問い」を持っています。
生き方の問い掛けから、物理現象の学問的問い掛け、果ては宇宙の成り立ちに関する究極の問い掛け。
そして、それに付いて問い続けます。
それは寝ても覚めてもです。
それは巨大な意識の力になります。
自分で発想した問い掛け・・・問いを見付けられた人がその答を見付けられるのです。
偉大な発見は皆そうです。
貴方にとって、寝ても覚めても問い掛けている事は何でしょうか?
何となく思い付くのと、突き詰めて考えるのは全く違います。
集中して考える事が重要です。
私の問い掛けは、一個人からでもスタート出来る「人類救済」の具体的な技法を確立する事でした。
でも最初からその様な問い掛けが有った訳ではありません。
私は幼少期・少年期から様々な質問が浮かび、それはとうとう、親も学校の先生にも答えて貰えないモノに成りました。
仕方がないので、学校以外の知識を探して、本屋でその答を探す様になりました。
その始まりは、記憶力を良くするには如何したら良いのかという事でしたが、それはやがて潜在意識の研究に発展しました。
その過程で、先達の様々な概念に出会い、それは驚きと発見の連続でした。
学校で習う事以外に、とても重要な知識体系が存在する事に気付く切っ掛けでも有りました。
そして落とし込み続けた様々な知識が、凡そ6年間の熟成期間を経て私の中で融合し始めたのです。
そして「一個人からでもスタート出来る人類救済に至れる、具体的な技法を確立する事」と言うテーマが生まれました。
世の中を知れば知る程、矛盾が目に留まる様になって来たからです。
その頃定義は未だ曖昧でしたが、とにかく「人類救済」という言葉が頭から片時も離れなかったのです。
それは15歳から求道が始まり、21才で涅槃と言われる心境を悟った時から始まった問い掛けでした。
四苦八苦・・・つまり生老病死の四苦と残りの四苦、求不得苦・愛別離苦・怨憎会苦・五蘊盛苦を完全に解決した時からその問い掛けは始まったのです。
そしてその視点は自分中心から、完全に他者に向きました。
人間は他の動物より遥かに優れている筈です。
しかし如何して人間はこんなにも苦痛を感じるのか?
動物より優れている筈の能力が何故それらを解決出来ないのだろう?
如何したら幸せに導けるのか?
「如何したら人類は救済されるか?」この質問であるテーマが頭から離れる事は有りませんでした。
お陰でその後、私は色々なモノを見出して行く様になりました。
この経緯は他で詳しく述べているので、ここでは省略します。
その後出会ったモノとしては、成功哲学や成功法則、スピリチュアルな精神世界、覚者賢者の宗教的概念、最先端の科学理論、まだ実証は得られていないがそうかもしれないと思われる科学的仮説の数々。
そして東洋哲学のタオ。
これらの知識や概念を落とし込んで、その整合性を取る事を図り続けて来ました。
そうしている内に、それぞれの欠落点や補完出来るモノが、互いの内に存在する事が観えて来たのです。
それを私はレポートし始めました。そしてそのエッセンスの集大成がこのシリーズという事ですね。
私にとっての立ち向かい続ける質問は、私にとって「探す・調べる・工夫する」能力を驚異的に飛躍させてくれました。
私がこのシリーズで述べている事は、総て私の体験に基いています。
実証が有るという事です。
空想や、絵空事、人からの受け売りや、実証を取っていない事は語っていません。
それは「ポーラスター・プログラム」「お父さん塾」他、私の開発して来たコンテンツを学習して下さっているクライアントの方々が証明して下さるでしょう。
真摯な問い掛けの持続は、凡人を天才に変えます。
始まりは些細な問い掛けであっても、それが真剣で集中しているなら、問い掛け自体が成長します。
また、立ち向かう質問を真剣に発し続けていると、「探す・調べる・工夫する」能力が発達するのです。
それは「出来る理由を探す能力」という事ですが、実際、出来る理由が次々と見付けられる様になるのです。
有って当たり前に感謝と不思議を見出し、好奇心と探求心を育てて下さい。
そこからがスタートです。
そして、貴方が本当に質問し続けている事は何でしょうか?
それが無い人は人生が漂流するだけです。
チャンス追求型・結果志向型の人は直ぐに答えを知りたがります。
問い続ける事が出来ません。
しかしここが、戦略発想を持つ原因追求型の人と大きな差が付けられてしまうポイントなのです。
また、ノウハウコレクターとかノウハウ収集オタクと呼ばれる羽目に陥る人の気付いていない処です。
ですから、こういう処を慎重に扱い、丁寧に「在るべきセンス」を育てましょう。
では「在るべきセンス」とは一体何でしょうか?
それが、強者には在るモノという事です。
チャンス追求型・結果志向型の人は、目先直ぐの事を「如何に楽をするか」という発想で物事を見ています。
答えを知りさえすれば良いと発想しているので、自分で探す事を避け、直ぐに誰かに頼ろうとします。
そして、それが出来なければ直ぐに諦めます。
そしてその疑問は放ったらかしにしたまま、思考はもう次の何かに移り、直ぐに忘れてしまいます。
表面的には答えを求めている様に見えますが、真の努力からは逃避したいという逃避的質問が無意識的自動状態になっているからです。→004・013
そういう感じ方が落とし込まれていると言う事です。
しかし、戦略発想を持つ原因追求型の人は「最終的に楽になる方法は何か」という発想で物事を見ます。
両者とも楽を求めてはいるのですが、この違いがお分かりでしょうか?
それは次第に、スキルにも人生にも、月とスッポン、天地の差を作り出します。
前者には「それがそうしたらその先どうなるか」を見通そうという発想が有りません。
答えを知りさえすれば、結果が出せると考えてしまうパターンにハマったまま、思考が硬化しています。
答えが分ればいいと考えるモノの見方、固定観念に支配されたままです。
答えを求めて解こうと努力するそのプロセスに「何が育成される事になるか」を全く知りません。
それでは何度経験しても学習出来ませんし、学習能力も育ちません。
これは恐ろしい事です。
経験する事が蓄積せず、それなりの努力も皆、無駄になってしまうからです。
しかし後者は、まずは自分で探求するその価値に気付いています。
まずは自分で探求する・自分でやって見る・自分で調べて見る・・・その価値とは何でしょう?
後者は第一に、そこにスキルを練り上げ、真の実力を養成するエクササイズになるという事を知っているのです。
この質を持つ人にとって、結果は二の次です。
やってやってやり抜いた結果が成功したら、それは信念の深まる時。
やってやってやり抜いた結果がもし失敗しても、それは経験を得る時。
成功も失敗も車の両輪の様に、人生に共に必要なモノである。
しかし逆に、いい加減にやっても成功したら、それは思い上がりが出る時。
いい加減にやって失敗したら、それは後悔が残る。
思い上がりも後悔も、人生には不要であり、持つべきモノでは無い。
この様に考えると、成功や失敗と言う結果に捉われるのではなく、プロセスを大切にする事こそが大切なんだという事が解って来ます。
後者は、答えを求めて解こうと努力するそのプロセスに「何が育成される事になるか」というそれを体験を通して知っているので、それが重要だ・それを第一義とすべきだと感じるのです。
それを優先すればこそ、結果的に「良い結果」が出る事になると知っているのです。
結果志向タイプの「今目の前に出ている結果で選択を判断する」のでは無く、原因を見極め、そこから手を打とうとする感覚が発達しているからです。
第二に、後者が気付いている重要なポイントは、「分らなくてもその答えを求め続けようとし続けていると、質問に希求するエネルギーが溜まって行く」という事です。
言い換えるとそれは、その原理を知ろうが知るまいが、希求する意識の力を練り上げる事に成っています。
質問に希求するエネルギーが溜まる・・・それは何としても知りたいという欲望の高まりです。
意識の力です。
そうすると、ついにその答えが解った時には、喜びと共に、しっかりした深い記憶として刻み込まれます。
パズルでもテストでも謎々でも手品でも何でもそうですが、自分で深く考える事も無く、いきなり答えや種明かしをされたらどうでしょう?
自分の力で解いたモノでなければ喜びが湧くでしょうか?
もうお分かりの様に、暫くは「自分で考えてみる」と言う事が重要なのです。
希求するエネルギーが溜まれば溜まる程、ついにその答えが解った時の落とし込みは深いのです。
一度は自分のアタマで考えてみる・・・後者は落とし込むという感覚が啓けている為に、その「事の重要性」に気付くのですが、前者は「とほぶ」っている為に、いつまでも説明される「事の重要性」に気付けません。
落とし込むという感覚の重要性に、死ぬまで気が付かないままです。
簡単にと言うか、いきなり答を知るより、質問力を育てる事の方が重要です。
簡単にと言うかまずは自分で考えてやってみる・・・ここに「人より一歩先行くセンス」を持つ人は、それが他の人と差を付ける事になるエクササイズだと気付いているのです。
深く考えもしない内に、誰かからいきなり答えを得てもそれは実力にはならないと知っているのです。
結果志向型の人は、答と言う結果しか見ていませんから、後者にはその答に至るプロセスで、どんな事が培われているか等と言う視点も発想も無いのです。
前者の様な感じ方が育ってしまうのも、元を辿れば現代の学校教育の弊害だと言えますね。
答えを記憶してさえいればいい点が取れるというシステムですから。
しかし成功を目指すならば、そんな事を言って人の所為にしてはいられません。
既に植え付けられた条件付けを脱して、新たなる感覚を植え込む必要が有ります。
それは、成功する質の在る人の持つ感覚です。
その為には「答えを知りたい、それもまずは自分の知恵で探り当てたい」と感じる感じ方を落とし込む事です。
逃避的質問が認識の第四段階から消え去れば素直に出来る事です。
逃避的質問が無意識に落とし込まれていれば、この命題に「出来ない理由」が湧いて来ます。
それは今、何と言い訳していますか?
今貴方のマインドはどれだけ成長し始めたでしょう?
「答えを知りたい、それもまずは自分の知恵で探り当てたい」・・・言い訳を排しこの言葉を繰り返すのです。
そして如何しても分からないという結果に至ったら、さっさと答えを知ってるモノに聞けばいいのです。
要は、真摯にそして真剣に「求めたいと希求する意識の力」を育てる事が重要なのですからね。
「答えは絶対に自分で探し当てなければいけない」等と言っているのではありませんからね。
人間には誰しも無限の能力が潜在していると言う事を覚え続けていて下さい。
子供の頃、謎々は楽しかった筈です。
素直だったその感覚を取り戻すのです。
当シリーズの記事を参考書にして、人生の謎々を楽しみながら解いて行きましょう。
問い掛けられる質問を自分のアタマで考えるのです。
まずその質問の状況をイメージし、感じ取るのです。
そして「本当に知りたい」と希求するエネルギーをしっかりと溜め込んで下さい。
そうすると「探す・調べる・工夫する」という能力が発達するのです。
何故なら分らない事は探したり調べたりしないでは居られなくなるからです。
そしてそれも意識の力です。
無意識に落とし込まれている逃避質問が、完全に削除されれば自然にそうなります。
希求するエネルギーがしっかり溜まっていると、如何しても自分では解けない時、人から教えられてもそれは喜びとなるし、深く落とし込まれても行きます。
その答えを結局は「誰かに教えてもらう」という形で探り当てられたのも、探し続けていた結果だからです。
「探す・調べる・工夫する」という能力が発達すると、益々自分で疑問を解く能力が高まります。
それは成功し、リーダーとして活躍して行くに、絶対必須の能力ですね。
貴方は、成功者の持つその感じ方を欲しいと思いませんか?
100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
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