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史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。
自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。
067 テーマを追い求め続ける意識 その1「円錐螺旋型回顧的理解」。
自分が価値を感じ、その自分が追い求めるモノは、誰かの役にも立つモノである事が大切です。
泥棒や詐欺の様な犯罪的人間が感じる価値を求められたら、誰かが迷惑を被るだけです。
自分はどんな事に価値を感じるでしょう?
また人はどんな事に価値を感じているでしょう?
それを眺めて見ましょう。
それは人間理解と言うセンスを高める為です。
その為にも、共感までは出来ずとも、「何故その人はそれが好きなのか?」と考えて置く事は大切です。
またその価値観というモノは、心の成長と共に変わって行くものでも有るという事を理解しましょう。
子供の時にとても大切だったおもちゃが、今でも同じ様にそのおもちゃには価値を感じませんよね。
人間はそのレベルのモノに本当に了解納得したら、その次元のモノは卒業して行くからです。
より価値を感じるモノを新しく見出した時も、古いモノは卒業して行きます。
それは心が成長して行くと、趣味も変わって来るという事です。
貴方は愛せるモノを持っていますか?
大好きな事は何ですか?
それを続けるのに心血を幾ら注いでも惜しくないと言えるモノが有りますか?
それを探究し続ける事で、それは誰かの何かの光になっているでしょうか?
貴方が価値を感じるモノを追究し続ける事で、貴方の応援者が現れて来なければならないからです。
この様な問い掛けをフィルターとして、自分の価値を感じるセンスを磨いて行きましょう。
私は、物事をその時感じる好き嫌いで判断するのではなく、先々まで見通した上で損か得かで考えなさいと言い続けています。
つまりよく考えて、真に為になるか否かで判断しなさいという事です。
この感覚を磨き、立ち向かう心的態度が意識の力となっていると、自分にとって、より価値の高いモノが見出せる感覚が啓くのです。
そしてそれこそが自分を高めて行く牽引力となるモノです。
ここで言うモノとは、物質だけではなく概念やスキル・モノの見方と言う無形のモノも含みます。
欲望と、必要を満たす為の欲求は違います。
欲望は追いかければキリが有りません。
しかし欲求は必要量満たされれば、それ以上は要りません。
それは多過ぎれば寧ろ負担となるモノです。
飲食物など、必要以上は食べられませんね。
欲求とはそういう事です。
自然の動物は総てそうです。
人にはリクレーションも必要です。
しかし過度な娯楽は、人間を腐らせてしまう事をハートは知っています。
欲望はそれが過度になると、それは執着という事ですから、不健康や不自由を作り出してしまいます。
またどんなに高価な物的な資産を持っていて、そしてそれは自分のモノだと思っていても、自分が死ねば、それは他人のモノです。
土地も金のインゴットも、それはこれからもずっと存在し続けるからです。
それはよく考えて見たら、自分は今一時の管理人に過ぎないという事です。
その土地も金塊もね。
「それがそうだとその先如何なるのか?」「何の為に?」を自らに問い続け、自分の価値観をどんどん高めて行きましょう。
最終的には失ってしまう事に成るモノに価値を感じていても、それは失ったらゼロです。
ゼロになってしまうモノに執着して握り締めているとしたら、それは愚かという事です。
自分にとって、価値を失わないと言えるモノは何でしょう?
古代からの賢者はそれを求めていたのです。
自分で考えて分からなければ、古からの賢者の言葉に耳を傾け、ヒントを見付けましょう。
A=B、B=Cまでは誰かが教えてくれます。
しかしC=Aを掴むのは、貴方自身が自分で行う作業です。
人々の欲望に基き、人々の間で価値が有ると定義されているモノは、本当は幻想でしかありません。
孤島に1人でいるとしたら、どんなに金塊を持っていても意味が有りません。
それより食物の方が重要です。
金を齧る事は出来ませんからね。
また地球の中心には、金は掃いて捨てる程沈み込んでいると思いますよ。
お金でも皆が価値が有るとしているから、その観念に基いてその価値が担保されているだけの事です。
お金とは、価値が交換出来ると言う約束事に過ぎません。
ですから、お金とは一体何かという事に付いて、その本質的な事も知らねばなりません。
その理解の上で、お金とは、自分の在りたい姿を実現し、したい事をする為の人々の間で役に立つツールである事です。
以上、この様な事をよく踏まえ、自分自身の自尊心をどんどん高めて下さい。
今回問い掛けている質問に付いて深く瞑想し、自分自身に問いかけ、自分のハートが指示する方向を選択して行けばいいのです。
失わないモノは何か?
普遍・不滅と言えるモノは何か?
絶対と言えるモノは何か?
これらの答えを、賢者の言をヒントに自分の中に見出して下さい。
必ず答えは見つかります。
そうするとそれは貴方のセンターの中で、揺ぎ無いモノ、それこそが拠り所となるモノとなるでしょう。
その自己の中心を確立出来た上で、ツールとして活用すべきお金に付いても考えるのです。
何の為にお金が必要なのか、崇高な理念を抱き、自分にお金が必要な理由を正当化して下さい。
貴方は自分自身のハートの声を聴き、貴方が貴方らしく在れる貴方にとっての成功を実現せねばなりません。
宜しいですね?
そして人は、成功したいと考えるなら、まずはその種たる原因にこそ着目すべきです。
しかし如何でしょうか?
ここの処はとても重要なので、何度も重ねて考察を深めて行きましょう。
殆どの人は結果は欲しいと考えますが、その原因は嫌い、或いはそれを知ったとしても続けられ無いというワナにハマったままです。
当シリーズを通して、そう言う現象を反面教師とするセンスを養いましょう。
原因に目を向けようとするセンスそのものが開発されていない為、いつまで経っても何故巧く行かないのかも分りません。
そしてそれに付いては、考える事すら知らない無意識的無能の状態に在ると言えます。
何が成功の真の原因であるかが、本当には理解されていない処に問題が有るのです。
成功を求めるなら、結果志向のチャンス追求型から、因果が理解出来、それを見通せる原因追求型に成る様、感覚・感じ方を切り替える必要が有ります。
当シリーズが最も重点を置く、beingの変容ですね。
成功の真の原因・・・それは概念的には、幾つもの色々な要素が絡み合った複合体になっています。
当シリーズの記事での一つ一つがそうですが、これだけの量をしてもそれ自体、一冊の本の目次と前書き程度の様なモノです。
本文はもっともっと奥が深いのです。
本文・・・それは「潜在意識のメカニズムを知ろう」の記事を修得して十分に応用が効くレベル、つまりまずは行間を掴むセンス、言い換えるとそれを人に教えられるくらいの読み取りが大切なのです。
更に貴方は、その本文である処の「自分自身の人生」と言うストーリーも自分で書き上げねばなりません。
目次や前書きと言う、本の構成を考えずして、本を書き上げる事は出来ません。
多くの人は、それ無しに人生の船出をしてしまっていますから、何処に行こうとしているのか何処に辿り着くかも分らないままです。
多くの人の本には、どんな価値有る事が書いて有るでしょうか?
たいていの人は、三日で止めてしまった5年日記みたいなモノです。
貴方は今、従来の学習法とは全く異なる「真の成功法則=弱者の成功法則」を学び始めています。
弱者の立場からスタートする人は、幾つもの色々な要素で成り立っている成功の原因を並行的に修得して行かねばなりません。
しかしその一つ一つの修得の際には、顛倒夢想たる潜在抗力が絡み付いて来て、阻害される危険も有るのです。
しかし、成功の真の原因たる「幾つもの要素」の複合体には牽引役があるのです。
これがしっかりしていれば、少々の障害物に足を取られる事はありません。
じゃあ、と言って牽引役とは何かを説明され、それに注目しても、結果志向型では何故それが成功をもたらす事になるかが見えません。
聞いても「そうか」と思うだけで、次に指摘されるまで綺麗に忘れています。
どうしてそう言う事になるのでしょうか?
落とし込んでしまわないからだと言えばそれまでですが、重要性や理が理解出来ていない内は落とし込むもヘッタクレも有りませんからね。
初心に帰ったツモリで考えて見ましょう。
人間は重要な事を重要だと言われても、それが自分にとって新概念である場合、重要だと言う認識はいきなりには起こりません。
それは、幼児に100万円の価値を理解させようとしても難しいのと同じです。
それと同じ事が、実は大人でも起こっているのです。
成功の要素たるその一つ一つの概念は、どんなに真面目に取り組んでも少しは分るという程度です。
それに付いての裏打ち的な事例や応用を聞いたり知ったりして、認識と言うモノは段々と深まるのです。
人間の認識は、丁度、円錐型で螺旋を描きながら成長するのです。
とんがり帽子と蚊取り線香を合成した形のイメージをして見て下さい・・・円錐螺旋型。
自分の経験を通して・・・、つまり通り過ぎた事は、認識したり理解する事は出来ますが、未認識の事は理解出来ません。
人というものは普通、振り返れば解ると言う、「回顧的」にしか理解出来ないのです。
以上をまとめますと、人間の認識と言うモノは「円錐螺旋型回顧的理解」しながら成長すると言う事です。
何か教えられた事が、最初はそれほど大事だとは感じなくても、それに付随する知識を習得して、一通り何かを一周して来た時に、より理解が深まるモノなのです。
子供の頃に意味も分らず覚えた格言が、大人になって有る時その意味が突然腑に落ちたと言う事が有りますね。
例えばこのシリーズの記事を一日に一項目ずつ読み進め、その日一日はそこで問われた事や与えられた命題に付いて、想いを寄せながら日常生活を過ごします。
そして最終項目まで来たら、また最初から同じ様に繰り返します。
それを何周か繰り返していると、認識や理解と言うモノは最初の頃とは比べ物にならない程進むのです。
繰り返せば繰り返す程、当シリーズの記事が、如何に重要な事を記述しているかが解って来ます。
しかし、幼稚園児や小学生にこれを読ませたとしたら如何でしょう?
漢字に総て振り仮名を付けても、きっと自発的には数ページも読み進める事は出来ないでしょう。
意味が理解出来ないからです。
同じ様に、人間は肉体は成人になっていても、精神の中には、成長が3歳や10歳で留まっている部分が多々有ります。
窃盗をする人は、常識人なら誰でも分る事でも、自分のモノと他人のモノが区別が付けられないのです。
振り込め詐欺を働く様な連中は、人の苦しみが分らないのです。
その部分の精神が全く未発達なのです。
ちょっとした事で怒る人、イライラする人その他色々有りますが、どこかで成長が止まっているのです。
人の事は、その人の勝手ですからいいとしても、自分のどこかが、気付かないまま未発達では困りますね。
そんな処へ顛倒夢想と言う大変な潜在抗力が、誰に気付かれる事も無く無意識に絡んで来ていると言うのですから、潜在意識のメカニズムを知っていなければ大変な事になります。
だって「為になるから排除する」という感覚が認識の第四段階に落とし込まれ、オート化しているのですよ。
ところが本人の感覚の内では、「嫌いだし為に成らないから排除している」という感じになっているのです。
顛倒夢想とは、「感じ方が逆さま」と言う事です。
当シリーズの記事は、大変為に成りますから、顛倒夢想=潜在抗力が大きく育っている人は、これを排除しなければならないとして、内側から嫌な感じや飽きが来る様な感じに支配されて来るのです。
最初は凄いと感じて進んで来ても、エゴに触れられた瞬間、引き戻され成長を自ら止めてしまいます。
面白いのは、その先に答えが在るという、その一歩手前で引き戻され、元の木阿弥になる事です。
それこそ顕在意識の30~50倍は有る潜在意識の知覚力がサーチした為に、顕在意識で理解が起こる前に排除するのです。
知性と自己欺瞞は反比例します。知性の有る人・働く人から成功を掴みましょう。
潜在意識のメカニズムを知らなければ、これらの無自覚なまま陥るワナが有る事を知らねばなりません。
そして、人間の認識というモノは「円錐螺旋型回顧的理解」なので、今感じる感じ方を今の判断にするのではなく、反復していると「後からより深く分る」と心得て学びに挑まねば成らないのです。
この「まだ見えていない」のに、その先から見返した様に一歩先取りする感覚・・・それこそが知性の働きですが、その力を高める為にもその様に捉えようとする事です。
100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
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