潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る

史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


063
 質問を作り出せる能力を磨く。

成功者は教えるから成功すると申し上げました。→056

そして成功して行く人は、その教えの中に人を巻き込む大変な力が有りますが、それは何故でしょうか?

説明が解り易いという事も有るでしょうが、もっと重要な事が有ります。

それは正しい質問をするという事です。

では、正しい質問とは何でしょうか?

何を以て、正しいと見定めたら良いのでしょうか?

それは向かうべき方向を指し示すモノである事です。

人は様々な種類の望みを抱いています。

それは各人各様、千差万別です。

主婦・学生・子供・サラリーマン・自営業者・学者・政治家・芸術家・アスリート等々、当面の望みは皆違います。

ですからその一つ一つに「向かうべき方向を指し示す質問」と言う形で応える事はここでは出来ません。

しかし、それら総ての人に言える事は、それを通して幸せになるという事です。

これは万人共通です。

ですから当シリーズでは、誰にでも言えるという共通項、最大公約数的なモノに絞って話を進めます。

人間は誰でも、目の前に生じている課題や問題を解決したいと望んでいます。

それが解決される事が、今よりより幸せになる事だとは誰でも気付いているからです。

しかしながら、幾らそれを望んでも感覚が逆さまに働いていると、逆の方向へ進んでしまうという現象が実に多く発生してしまっているという事を今まで学んで来ました。

そしてそれ自体に人は皆無自覚なのです。

この様なワナを乗り越えて、リーダーは人に正しい方向性を示さねばなりません。

多くの人は悩みや問題を抱えながらも、何を如何したらいいかは勿論、何処に向かって進めばいいのかも分かっていない、更にはそういう事を考えてもいない・発想してもいないというのが現状です。

そんな問題を抱えている人に「向かうべき方向を指し示す質問」を如何与えたらいいのでしょう?

その前に「向かうべき方向を指し示す質問」を、如何したら貴方が発して上げられる様になるでしょう?

それは貴方自身が確信となっている「幸せに至る明確なストーリー」を描いているという事です。

貴方の信じられる「幸せに至る道」です。向上を求めている人は誰でもその途上に在ります。

潜在意識のメカニズムの理解が進むにつれ、正しく意識の力を練り上げる量に比例して、心から不安領域が減り、安心領域が増えて来ます。

「これだ!」と、確信出来る事も増大して来ますね。

さて、貴方の内側に「こうしたら幸せになる」と言えるモノはどれだけ育って来たでしょうか?

幸せを成功と置き換えても構いません。

成功は形として見えるモノですが、幸せは見えません。

感謝の心が啓けるだけでも、幸せ感は増えて来ますから、幸せを形で計る必要は有りません。

貴方が「こうしたら幸せになれる、自分は確実にその途上に在る。」と信じられるなら、それも幸せです。

「信じよう」とするのは顕在意識ですが、「信じられる」と言うのは潜在意識が引き受けてくれている感覚です。

強者は「それがそうだとその先如何なる?」というモノの見方が出来、瞑想でそう成る事を確信的に「見ている」ので、それが信じられます。

信じられるから、闇の中でも暗中模索しながら進む事が出来るのです。

潜在意識のメカニズムの理解が進めば、幸せに至る道が確実に観えて来ます。

「如何したら幸せになれるか?」と言う質問に付いて、貴方の理解や確信をレポートしましょう。

それが貴方の描いた幸せに至るストーリーという事に成ります。

そしてそれは日々増殖する事でしょう。

私にとっては、私が作り出すコンテンツの全てがそのレポートという訳です()

ですから貴方もそのストーリーを持てば、そこから人に「向かうべき方向を指し示す質問」をして上げられる様になるという事です。

それが正しい質問という事です。

また言い換えると、質問は心のハンドルですから、正しい質問とは人の意識を向上する方向に向けてしまう質問であるとも言えます。

これは、自己成長の達人を目指しているなら自然に啓ける感覚です。

それはその話を聞いている人に「今まで考えても見なかったが、それを知っていなければ損だ・知っていないと大変な事になる」と、大変な興味と関心を感じさせるのです。

人を巻き込めるのは、相手の方から食いつかないではいられなくさせる質問を発しているからです。

相手の方から食いつかないではいられなくさせる質問・・・これに付いて考える習慣を養いましょう。

お笑い芸人なら、「如何したら人を笑わせられるか?」と言うテーマに日夜心血を注いでいる筈です。

それと同じ位、時に集中して考え続けるのです。

或る時、そのセンサーは自動化する様になります。

成功者は、人の興味や関心の抱き所を、一つのパターンとしてがっちりと抑えているのです。

人のニーズをいつも探っていますが、その感覚自体が第四段階に在る為、自動的になっているのです。

成功者の何気なく身に付けているこの様なセンスを、是非自分のモノにしましょう。

それはそれを意識し続けると言う訓練有るのみです。

そしてそう言う事を覚え続けておく事が大切です。

この「覚え続けておく」という事を自動化する為には、その仕組みを作って置く事が重要です。

覚え続けておくべき事を書き記し、出来たら音声化して、それを自分の教材として反復するのです。

それでやっと「意識し続けると言う訓練」が出来るのだと心得て下さい。

成功者がその様な「人が関心を抱く質問が発せられるのは、自分自身がその質問の答えを求めて長期に渡り思索し続け、それを練り上げた結果、ついに落とし込んで自分のモノとしたからなのです。

それ故、当然、人に有無を言わせないほどの答えを掴んでいます。

それは多くの人の知りたい事です。

例えば、真に落とし込まれれば自分自身を根本的に変えてしまう質問に、前項で述べた「何の為に?」が有ります。

この「何の為に?」を本気で考え、その答を突き詰めたなら人生は激変して来ます。

命と言う時間から浪費が無くなり、刹那の瞬間瞬間が自分にとって有効に使える様になるのです。

自分の取る総ての言動想念、そしてその一挙手一投足は、自分で納得いく「何の為に?」の答えに成っているでしょうか?

自分で納得いく「何の為に?」とは如何いう事でしょう?

それに応えられる人だけが、日頃から「何の為に?」を考えている人だと言えます。

突き詰めればそれは、「自分の命を何の為に使うか?」という事になります。

その深い答えを自分で見出さない限り、人は本当の満足は得られません。

そういう、保留する事無く、今この瞬間に決着を付けながら生きる事が出来てこそ、「我が人生に悔いは無し」と言う生き方が出来るのです。

代償行為で今楽が得られたとしても、それはツケの先送りです。

原因追求型の思考であれば、「それがそうだとその先如何なるのか?」が自然に観えて来るのですが、結果志向型の思考回路のままだと、ツケを先送りしているという道理も何も見えません。

そして殆どの人は自分の人生の時間は、苦しんで人生の後始末に追われて終わりそうになっています。

巧く行ったとして、自分の人生の時間は、娯楽や見栄と自己満足を得る為に使ったですか?

学ぶ価値を知らない多くの人はそれでいいのかもしれませんが、貴方はそれでハートが納得しますか?

貴方はそれでは絶対に満足出来ません。

貴方はより高い何かを求めているからです。

潜在意識のメカニズムの理解を深めながら、まずはあらゆる事に「何の為に?」と問い続ける質問の価値と威力に気付く為にしっかりと瞑想して下さい。

唯我独尊・・・この世で一番尊いのは貴方にとって貴方です。

あらゆる処に「何の為に?」を一万回くらい繰り返し、その答えを見出そうとする意識を持ち続けると、この質問は落とし込まれて真に自分のモノと成るでしょう。

そしてそうしない限りそれは自動化はしません。

1日10回繰り返していたら1年で3650回ですから、約3年ですね。

書いて貼って置くのがいいですね。

「何の為に?」が落とし込まれると、人生から今まで気付かなかったムダにどんどんと気付く様になります。

この質問を持たないと、幸せへの近道を探したツモリが人生の回り道ばかりをする事になるのです。

原理原則または拠り所の無いデータ、それぞれがセンターに在ると、そのそれぞれに同類親和の法則が働くという事を覚え続けていて下さい。

「何の為に?」を考える事は、質問力を養う原理原則です。

そしてそれは意識の力として育って来ると、人の心を揺さぶる貴方の力となって発露する様になります。

今教えられてそれが理解出来たという事と、教えられる立場に在るという事の実力差は、実は百倍から一万倍は有ります。

故に、それ「何の為に?」がいつも勝手に意識に立ち上がって来るまで粘着するといいですね。

フランクリンの十三徳」から、フランクリン自身が試行錯誤の末に編み出した、良い習慣を身に付ける為の手順を真似びましょう。

ここで大切なのは、十三徳そのものでは無く、手順です。

検索して調べて下さい。

シリーズの記事から大切な事を幾つか(例えば13個)書き出し、フランクリンが十三徳を身に付けた様に、その手順を真似して、その期間はしばらくその事ばかり考える事に集中するのです。

落とし込む感覚が啓いていると粘着は自然に起こりますが、逆に粘着しようと努力する事で、落とし込む感覚が啓く事を助けるのです。

今はフランクリンの時代と違って、録音機器が有ります。

是非活用しましょう。

成功する質の在る人間は、実に些細な事に粘着する質を持っている事を覚え続けていて下さい。

例えば、出来る人と言うのはこの「何の為に?」に数年は粘着し続けるのです。

何故なら事在る毎に、それが勝手に意識に立ち上がり、忘れられない意識状態になっているのです。

それはストーリーを描こうとしているからです。

落とし込まれ、自動化するとはそういう感覚です。

事在る毎に不安心理が湧いて来る神経症の人とは、まるで逆の状態です

それも落とし込まれて自動化してしまったモノが、意識の力となっている姿です。どっちがいいでしょう?

この様な基本的な質問が落とし込まれると、他の立ち向かう質問は後は幾らでも付随して立ち上がる様に成るので、この基本的な立ち向かう質問「何の為に?」を徹底的に落とし込んで下さい。

質問が付随して立ち上がるとは、そこにも同類親和の法則が働いているという訳ですね。

そうすると、人にもその人にピタリと合った質問を発せられる自分に成っています。

人に質問が出来ると言う事は、自分はその答えを知っており、教えられる立場に在ると言う事です。

また、相手に答えて欲しい事が色々と有りますね。

貴方の言う事に「Yes」とか「賛成!」とか。

ならば、答えて欲しい事を答えてもらう為には、どんな質問をすれば良いかと考える事です。

その命題に付いて瞑想しましょう。

アイディアを実践する内にパターンを見出し掴む事が出来ます。

貴方はこれから出会う人に、まずと言って欲しいのですか?

そして最終的には何と言って欲しいのですか?

そこまでの筋道を瞑想の中で見出しましょう。

例えて誘導尋問の様に、貴方は心の中でそれを順番に組み立てていますか?

まずは、そういう事が自然に出来るセンスを開発しようと意識する事です。

人に答えて欲しい「それ」が答えであるとしたら、その前にどんな質問が必要かと考えるのです。

三つくらいは応用例を考え出して、瞑想しましょう。

実に些細な事の様ですが、こういう発想が自由自在に思考出来る認識力を拡げるのです。

人より一歩先行くセンスを開発する為のエクササイズです。

人のとる反応から、その人が何故今そう考えているのかが、問題点まで含めて手に取る様に解る様になります。

結果志向型から原因求型へと変容を遂げる為には訓練が必要です。

この思考回路が自動的に成ってこそ、チャンス追求型から戦略発想の思考回路へと成長出来るのです。

人とのコミュニケーションが下手な人は、「相手は何ゆえにそう言うのか」という様な発想を持っていません。

ここに問題が有るのです。

何を質問するかと考える前に、どう答えて欲しいのかという側から考えるのです。

反論を予測し、事前にそちらを選択するとどんなデメリットがあるかと言う情報をさり気無く与えておきます。

相手の理解力の程度を会話の中から読み取り、相手がどちらを選択した方が得かを考えさせながら質問を重ねて行くのです。

「人間は真実を知ったならば、それを理解した全ての人が同じ判断をし行動する。その判断は必ず正しい判断である。」これは250年前のルソーの言葉です。

 

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
                                      合成音声のダウンロードはこちら。


                     次の項目に進む

                     潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る