潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る

史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


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危機的状況をチャンスに変える心構え・・・その時に問うべき事。

人は心が追い詰められた様な状況に陥ると、如何していいか分らなくなり苦しみを感じます。

人間関係の危機・経済的危機・健康面の危機・将来や進路の危機等々、その数や種類は様々です。

学校では、そんな危機に立たされた時、「如何心構えたらいいか」と言う考え方は教えません。

それが不本意な事でも、一旦、社会的な路線から転がり落ちたら、如何復活したらいいのかも教えません。

「気付く人だけが勝手に気付きなさい。それ以外は知らん。」と言う態度です。

それも現代に在っては、教育システムが競争原理故に仕方ないのかもしれませんが、気付けない人は如何なるのでしょう?

幾ら勉強の成績は良くても、その部分で落ち零れてしまう人が発生します。

そしてそれ故、捻くれた心や逃避する心を培う事に成り、それは世間全体で見ると、分離側の意識の力を増大させる事にしかなっていません。

そうして、社会から愛が減って行く訳です。

釈迦の弟子の一人が釈迦に問いました。

「人間は何故苦しむのですか?」

お釈迦様の答は一言でした。

「無知だからだ。」・・・凄い言葉です。

これは苦しみに対する究極の答えと言っても過言では有りませんね。

何故なら、これが解れば総ての苦しみの解決に付いて、その糸口を掴む事が出来るではありませんか!

とは言っても弱者の立場に在る人は、この言葉からどれ程の事が汲み取れるでしょう?

殆どの人は、そう聞いても思考が発展しない様です。

「だったら・・・だね。」「だったらこうすればいいね」と、解決に向けて思考が連想・展開しません。

原因追求型ではなく、結果志向型の思考パターンに陥らされているからです。

結果志向型の人は原因を聞いても意味が分りません。

「だから何なの?」で思考は停止したままです。

しかし苦しみを感じる時、そこには必ず原因が有ります。

そう申し上げると殆どの人が「そうだ、その問題が解決しないから苦しいのだ。」と仰るでしょう。

しかしそれは思考パターンが結果志向型というモノの典型の様なモノです。

それは如何いう事でしょう?

問題が生じた時、人は二通りに分かれます。

同じ問題でも、その問題を乗り越える人と、問題に伸し潰される人です。

その違いは何処に在るのでしょうか?

ちょっと問題を乗り越える側の人のbeingを観察する眼を持ちましょう。

問題を乗り越える側の人・・・そこには立ち向かう質問が有る訳ですが、そこの処を詳しく観て見ましょう。

まず、問題を乗り越えられない人は、結果の事だけ考えて、それも巧く行きそうにない結果の事を想像して、焦燥感や不安に付きまとわれ、そのループから抜け出せない様な心理状態に陥ります。

自分の過去から培って来たbeingに同類親和の法則が働いて、不安は益々不安を呼ぶからです。

このループを断ち切るには、その切っ掛けとなる新しい考え方を導入せねばなりません。

それを明確な言葉にして、他人的な潜在意識に教え込んで行くのです。

言葉は力を持っていますからね。

まず考える事・問うべき事は、自分が知らない・無知であるという事を認め、「強者はこの様な状況の時、如何考えるのだろう?」という事です。

貴方の尊敬する「○○さんだったらどう対応するだろう?」と考えてもいいですね。

人は為すべき手段を失った時、八方塞がりの様に感じて苦しんでいる訳ですから、この様に考えられるだけでも「すべき事・今出来る事」がちょっと出て来る訳です。

そうしたらその間はちょっと苦が減って来ます。

何かしらの「打つべき手」の切っ掛けが見付かった訳ですからね。

そして考えを発展させて行くのです。

「この問題と同じ様な問題を抱えた人は、過去にも大勢いた筈だ。」

「それを乗り越えた人は何を知っていたのだろう?如何やってそれに気付いたのだろう?」

「そうすると、今それを解決出来ない自分は、その何かを知らないだけだ。」ここまで来たらチャンスです。

そうしたら「自分もその何かを探そう・調べよう」と決意する事です。またそう考えられるか否かです。

結果志向型の人は、そういう原因から物事を考えず、結果から見える事を原因と勝手に決め付けて、その結果だけ変えようと奮闘しますが大抵ダメになるだけです。

例えば人を変えようとするのはその典型ですね。

「相手が悪くて絶対に自分は悪くない」という考え方に執着し、何とか相手を変えようとして相手を責め続け、その結果、一向に相手を変えられなくて自分自身が苦しみもがき続ける訳です。

自分が理から外れた罪を犯しているので、法則に従ってちゃんと苦しみと言う罰がやって来ている訳です。

結果志向型の人は、そう言う因果が観えません。

自分は何かに付いて知らないと発想すらしません。

ですから「自分もその何かを探そう・調べよう」と決意する事が考えられるか否か?は重要な事なのです。

またその「探そう・調べよう」と自然に考えられるとしたら、それ自体が普段から他人的な潜在意識に教え込んで置かないと、出来るモノではありません。

ですから、私の話は総合的に汲み取って行って下さい。

で、「探そう・調べよう」という気持ちが本気で湧いて来ているとして話を続けます。

今度は別の視点です。

それは「100年・200年先から見たら、それにはどんな意味が有るのだろう?」と考える事です。

人間は自分の視点が低い程、目の前しか見えません。

そこで普段から、高い視点から物事を俯瞰出来る視点を養っておくのです。

何事も準備です。

当シリーズ等を、数年がかりで反復し続ける仕組みを造って持つ事で、その準備が出来ますよ。

私は講演や講義の中で、時々宇宙の話や永遠に付いて語ります。

広大無辺・無限・・・そこから自分の存在意義や意味を考えて頂くのです。

100年・200年先から見たら、今自分が重要だ・大変だと感じているそれにはどんな意味が有るのだろう?

100年後200年後に、それを大変だと思ったり感じてくれる人は何処に居るでしょうか?

何処にもいません。そもそもその時は、その苦しんでいる自分がいません。

過去の人達が大変だとして苦しんだ事が、今の我々には何の関係も無い様にね。

という事は、今は解決し難いと感じている苦も、永遠に続くモノでは無いという事が断定出来ます。

この理屈が理解出来ると、心にちょっとゆとりが出て来ます。

それが本当に解ったら、ですがね。

でそう考える事で、偏ったり拘ったり囚われている自分を、問題そのものから一旦切り離す事が出来ます。

するとそうする事で、新しいモノの見方というモノが、その隙間に素直に取り入れられる様になるのです。

心に行き詰まりを感じている時に、解放された形でその一端が拓けるという事は凄い事です。

何故なら問題に囚われ過ぎてしまうと、本当はそれが解決手段に繋がるモノであるにも拘らず、顛倒夢想に作用されて、自分自ら解決の糸口を蹴っ飛ばしてしまうという事は実によく有る事ですからね。

当然本人は、解決手段の糸口を自ら弾き返しているという自覚はありません。

「強者だったらこの様な状況の時、如何考えるのだろう?」と考える考え方が無いからです。

「考え方は技術である。人間は考え方を知らないと考える事が出来ない。」という言葉を覚え続けていて下さい。

だったら、「考え方を知ればいい。考え方を知ったら問題は解決出来る」という事ですからね。

私は「宇宙視点を持つ」とか「宇宙から観て」という表現を時々使います。

それは「古今東西の覚者・賢者・偉人・成功者の視点、そしてそれが歴史的検証に今後も耐え得るモノ」と言う意味です。

それに広大無辺・無限と言う視点を付け加えて自分を眺め下ろす事が出来たなら・・・。

ちっぽけな問題に囚われている自分が可笑しく思えるかもしれません。

そうやって偏ったり拘ったり囚われている事から外れられると、新しい何かが、自分に降り注いで来る様になるのです。

それは今までの自分のままなら、観えもしなかった問題解決へのアイディアや閃き等です。

以上の事をよく踏まえた上で、64の「やってやってやり抜いた結果~」と共に、1000回は唱えて自分のモノにして欲しい言葉が有ります。

 成れば成ったで良し。 成らねば成らぬでまた良し。 今は誠を尽くすのみ。

何度も繰り返して下さい。成れば成ったで良し、 成らねば成らぬでまた良し、 今は誠を尽くすのみ。

結果に捉われずに、また保留せずに、今この瞬間を完結させながら「今を生きる」生き方を積み重ねて行くのです。

そして、人間はそれしか出来ないのだと開き直る事です。

でも、そう生きて行くとしたら、それは最高の生き方だと言えると思いませんか?

失敗も有るでしょう。

でもそう言う生き方をしているなら、人生に於ける勝率は遥かにアップする筈です。

ついでに他にも、現代はソーシャルネットワークの時代ですから、非難中傷にも強くならなければなりません。

反対意見はおろか、捏造やフェイクは有って当たり前の時代なのですからね。

 人は人、自分は自分。言いたい奴には言わせて置け。

焦ったり足掻いたからと言って、問題は解決してくれる訳ではありません。

寧ろ、そういう心境に苛まされている間は、解決手段発見の邪魔をしているだけです。

分かりますよね?

ですから、その時間のムダに気付き、またそう理解出来る様になったとしたら、それは大きな成長です。

何故なら、結果志向型の人は如何しても好きか嫌いかで判断するので、この理が絶対解らないからです。

ここの処の理というモノをしっかりと理解しましょう。

普段から「一所懸命」を大切にするのです。

当シリーズでは、潜在能力として働く意識の力の練り上げ方と、潜在抗力・潜在邪魔力として働く意識の力の削り落とし方を解説しています。

一所、つまり一所に命を懸けるとは、自分(エゴ)を捨てるという事です。

焦ったり足掻いたり落ち込んだりする時間が有ったら、意識の力の練り上げ・思考訓練に勤しんで下さい。

当シリーズ他、私のプログラムテキスト等から取り敢えずA4サイズの紙12枚程度、「今自分の意識の力を成長させられると思える質問や文言」を抜き出し、自分用の教材を作るのです。

そしてそれを読み込んだり、録音したら聞き込んだりしましょう。

私に言わせれば、焦ったり足掻いたりして落ち込んだりしているのは、時間の浪費でしかありません。

しかもそれは潜在抗力を育ててさえいるのです。

自分の無知が引き寄せる、無自覚なオマケ・利息です。

何と皆無自覚だったでしょうが、持たない者には、こんなモノが与えられるのです。

気付く人だけに認識される世界です。

人間は丁度山登りの様に、成長して行く他、道は有りません。

以上、心の危機は、考え方と捉え方一つで、潜在能力となる意識の力を育てるチャンスなのです。

適切な質問は、危機的状況を人間力のアップへと変容させてしまいます。

欲しくないけど来てしまった危機、それを人間力アップのチャンスにするか、それとも逃避して益々問題を引き寄せ、こじらせる原因となる潜在抗力を培うか。

そこに選択の自由が有るのです。

理が見通せる視点が知性です。知性が有れば、選ぶべきはもう、一つしかありませんね。

今回音声「幸せ回避症の原因 人生のオートパイロット(自動飛行)機能 と顛倒夢想」2000円相当)のプレゼントです!初めての方へ向けたからのメッセージです。
どうぞ、繰り返してご覧になり、貴方の大切な方々にシェアして下さい。
音声ダウンロードはここをクリックテキストこちらです HPでの公開はこちらです

 

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
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