潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る
史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。
自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。
009 願望は育てる必要が有るのをご存じですか? その3「類の法則を知らない危険性」。
落とし込まれた概念には、その概念自体に「同類親和の法則」が自動的に働き始めます。
良い概念は更なる良い概念を引き寄せますが、どうでもいい概念はどうでもいいモノを引き寄せます。
・・・で、この法則性を知らなければ、殆どの人は何を引き寄せさせる事に成るのか?
それは、イエスの言葉の後半が展開する事に成ります。
「持っていない者は持っているモノまで奪われるであろう」。
前の項008の「持っている者は与えられて益々持つ」と比較して下さい。
「持っていない者は持っているモノまで奪われるであろう」。・・・何を持っていないと、そうなるのでしょうか?
この言葉の奥に同類親和の法則の奥義のマイナス部分が隠れています。
持っているモノまで奪われるとはどういう事でしょう?
知らないと言う事は危険です。無知は罪です。幼児に刃物を持たせる様な事になってしまうのです。
マインドセット知識を「これは原理原則ですよ、重要ですよ!」と聞いていても知識レベルで留まる人。
知っただけで安心している人。
自分のモノにしようとはしない人。
聞いただけで行動しない人。
つまり保留している人は、成長が留まっているだけだと軽く考えていたら大間違いです!
何かを奪われる事に成っているのです。なんと「無意識の真理否定」が起こっているのです!
ここが多くの人が気付かずに次々とハマってしまって、いよいよ成功出来なくなる落とし穴なのです。
そしてそれが真に恐怖なのは、自らの認識からでは落とし穴に落ちたという自覚も湧かないからです。
良い話や為になる話を聞くという事は、聞かないより良い事だと思いますよね。だからワナなのです。
良い話に出会っても保留すれば、それは「良いモノは取り入れない」とするスタイルが、潜在意識にその保留した数だけ刷り込まれて行くのです。
人間は伸びて行くより外に道は有りません。
なのに保留するとは!
じゃあ、聞かなきゃいいのか、と考えるとしたら、それもワナに落ちます。
人生の逆転、つまり、幸福と成功を望むなら、潜在意識の働きのメカニズムを知らなければ成りません。
我々の知覚しない、心のその裏では、我々のとる言動想念が、実はどんな作用をしているのか?です。
これこそが前の項目で述べた、知らないでいる事の恐怖の一つです。
さあ、理解に勉めてみましょう。解ってしまえば簡単ですから。そしてその見返りは大きいのです。
「これは原理原則ですよ、重要ですよ!」と教えられた為に成る知識。
その知識はきっと自分の為になる事だろうに、それを習得しようとしないという態度は、潜在意識にとっては「それは好きではない」と言っているのと同じになっているのです。
まずは、自分のとっている態度から、潜在意識の言語体系が読み取れる様に成りましょう。
その内、人の行動パターンを見ても、その人の潜在意識にはどんな命令がインプットされているかが、手に取る様に分かる様になります。
潜在意識と頭で考える事は、時に裏腹ですから、自分の頭で考えているツモリとのズレを発見せねばなりません。潜在意識とは、実に他人的な存在です。
自分のとっている態度を「ホントはそうしたいからそうしている」と見ていると、潜在意識に与えられていてその様に動こうとしている命令が判ります。
内なる他人的な潜在意識のbeingが、客観的に理解出来ます。
アタマでは痩せたいと思っているのに、食べ過ぎて痩せられないとしたら、潜在意識に入っている命令は「太る事が好き」に成っていると読み取れる訳です。
太る「事が好き」というのは落とし込まれて、既に習慣化していますが、痩せたいという願望は落とし込まれていないのです。
何故なら、痩せたいという願望より、太る「事」の方をイメージしている方が、その力積は遥かに大きいからです。
ここの処はよく考えて、時に読み返し、フィーリングを研ぎ澄まし感じを掴み取りながら読み進めて下さい。
「これは原理原則ですよ、重要ですよ!」と教えられた為に成る知識。・・・さあ、それをどう感じるかです。
同類親和の法則は、大まかに好きか嫌いかという感情で表れます。
自分にとって、為に成る事に関して、何かを保留していませんか?
実は、その態度は為になる事を弾き返しているのです。
放っておくと、それは嫌いな事のカテゴリーとして処理されてしまう事に気付かなければ成りません。
何故なら、為になる事を為に成らない、または為になる事を「得する事など何も感じない」という感じ方に支配されているからです。
その感じ方は、果たして正しいのでしょうか?
この様に聞いて、もしかしたら、自分の感じ方も何処かが逆さまに成っているかもしれないと振り返れるのは知性です。
ホントは自分の為に成るのに、為にならないと判断していたら、それが廻り回って自分の持っている物を失う事に成るのです。
為になる事を「好きだ」と感じていたら、とっくにそれを自分のモノにしようとして、或いはまた既に自分のモノにしているでしょうからね。
逆に為にならない事を「好きだ」と感じていたら、それは知らない内に自分に落とし込んでしまっています。
そして、もしかしたらそれは既に習慣に成っているかも知れませんよ。
取り敢えず保留するというのは=まだやりたくない=本当はしたくない=嫌い=取り入れたくない=それには反対だ、というわけです。
また保留とは、明らかに「NO!」と否定している訳ではないのですが、よく見るとそれは逃避という態度ですから、やはり否定しているのです。
自己欺瞞はこの様な些細なところから潜り込んで来ます。気を付けて下さいね。
否定しているツモリはないのに、否定している事に成ってしまっている・・・と言う事は、無意識レベルでは、教えられたマインドセット知識とは真逆の「逃避的」命題がデータとしてインプットされている事に成っているのです。
肯定しているのは頭のツモリであり、マインドの深い部分では否定の態度になっているのです。
言い換えると、教えられたマインドセット知識とは全く逆の方を自分は肯定している事になっているのです。
ここのところをよく考えて見て下さいね。これが「無意識の真理否定」の原理です。
アタマでは賛成して賛同しているのですが、とっている態度は、それを取り入れようとはしないところから、本当は否定しているという事が読み取れる訳です。
例えば「人を動かす」の様な、ノウハウを教えてくれる本に、素晴らしいと感動して本棚にしまいこんだまま二度と見ていない状態等です。
再度、これを無意識の真理否定と言います。
真に肯定したのなら、それが身に付くまで座右の書として何度も見返す筈ですからね。
潜在意識の成功を引き寄せる核と成るものに、同類親和の法則が働いているなら、それを習得しようとしないではいられない衝動が湧いて来ます。
その結果、習得されるまで何度も読み込む事になります。
何故なら、そうしないではいられないからです。それが自分の内側で働く同類親和の法則です。
同類親和の法則は、既に落とし込まれているモノに同類を引き寄せようとしてその様に働きます。
その様な感じ方・・・つまり、衝動として湧いて来るのです。
しかし、本棚にしまいこんだまま二度と見ないとしたら、無意識ですが、それを習得しようとまでは思っていないという事を表しているのです。
衝動が無いのですからね。
その本の読書の目的が、習得する事では無く、読み終える事だけが目標になっている人は多いですね。
「ふうーっ、やっと読み終えたぞ。」という訳です。
最後のページを読み終えた事に、何故か満足してしまうのです。
それに変だと気付かねばなりません。
同類親和の法則が働いていたら、その本の内容に対して、自然に「粘着」が起こるのですからね。
ですから、その態度から潜在意識の言語を直訳すると、それは身に付けたくないとして、為になるものを弾き返している姿なのです。
成功や幸せに関して、核と成るモノが落とし込まれておらず、同類親和の法則が働かないのです。
知っている事は単なる知識レベルの段階です。イエスの言う、持つべきモノをもっていないという事です。
人によっては、面倒臭がったり、眠くなったり、関心も湧かなかったり、という態度で、為になる事を弾き返しています。
落とし込んでいてこそ、それは自分のモノですから、持っていると言えるのです。
心構えを教えてくれるノウハウ本を読む時の心構えですが、それは知る事が目的ですか?それともその知識を習慣化する事が目的ですか?
私達は、日々起こり来る事の中から、どれだけ無意識に、自分の為になる事を弾き返しているでしょうか?
センスある人ならば、誰にそれを命令や指示される事無く、教えられる内容をしっかりと掴まえているのに、です。
今ここで述べられている「大変な事」にお気づきでしょうか?
さらにその「大変な事」は、知らないままでいると人生上に於いて、加速的に「もっと大変」に成って行きます。
それは、そう言う態度を繰り返しますと、そういう判断自体がもっともっとオート化するという事です。
つまり、自分の為に成るマインドセット知識がやって来ると、次々と「保留」という態度で無自覚のまま自動処理する様になります。
そしてその内、保留しているという自覚すらなくなります。
そのパターンに慣れが起こって感性がマヒするのです。
すべき事をしない為に、かろうじて「しなければ」と感じていた罪悪感も、3回サボったら完全に消えます。
潜在意識は、これは楽を得られる方法だと完全に学習してしまいます。
この落とし込みは実に強力ですが、それでいいでしょうか?
良い事を自ら排除しているという自覚は全く有りません。だからワナなのです。
それは、自分にも逃避しているとは認識させないまま、実に微妙な自己欺瞞を生じさせ、それを次々と蓄積させてしまう事になっています。
良い話を聞いた事を原因として、実は無意識のまま、悪癖をこそ固める様に増長させていたのです。
良い話や為になる話を聞いた事で、実は、全く為にならない悪癖を増やす事になっているとは驚きの現象です。
成功を妨げるブレーキ=潜在抗力や潜在邪魔力(即ち顛倒夢想)はこの様にして、知らないでいるだけで徐々に形成されて来ます。
それは自分の為になる事を取り入れない様に、そしてそれを排除しようとする無意識の力となって来ます。
思考力が発展性を失い、歳と共に段々不自由になっていくのは、無意識のままこのパターンを積み重ねているからです。
とんでもない事ですね。
原理は実に単純なメカニズムですから、よく理解して下さい。
認めたくない・・・としたら、それは誰が言っているのですか?
更にとんでもない事は、もし、どうでもいい事が落とし込まれていると、それに類の法則が働いて、どうでもいい事が引き寄せられます。
自分は無自覚なまま、同類親和の法則でどんなモノを引き寄せているのでしょう?
周囲を見回して、感情を脇に置いて判断出来ますか?・・・ここが知性の有る無しを証明する部分です。
願望の成就を支える心構え能力は、それ自体が「同類親和の法則」が働いて、良い概念やマインドセットを次々と引き寄せ、自動的に育つモノであるというこの凄い原理に気付いて早速活用する事です。
それこそが潜在能力となる意識の力です。その様に、潜在意識に自動的に仕事をさせましょう。
その秘密に気付いた貴方はやがて、貴方の中でどんな障害にも負けない「願望」が、強く大きく育ち始めているのを日々感じ始めるでしょう。
成功者が感覚の中で掴んでいるモノを、貴方も「これだったのか!」という感じで掴む事が出来ます。
次は、自動化するというその部分を、メカニズム的にもうちょっと深く見てみましょう。
100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
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