潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る

史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


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 「それって重要な事だよ」と、自然に思える様になるまでまずは反復する。

強者に成り行く人は、ピンと来ないと、ピンと来ていないという事に気付き、何かの思考が動き始めます。

弱者はピンと来なければ、煩わしいモノには関わるまいとして、そのまま無視し忘れます。

この違いは、後にどの様な差を作り出すでしょう?

それは成功や自由を手にするか否かという差です。

では、何がこの違いを作り出しているのでしょうか?

人間の認識とその判断が出来る能力が開発・育成される過程には、大変な弱点が有ります。

それは、その感覚や能力が育つには、相当量の時間と反復回数が必要だという事です。

潜在意識は自分にとっての損得の分別が付きませんから、重要な事でも重要だと教え込まれないとそれが重要だと認識出来る様には成りません。

潜在意識は快か不快かのみが判断基準だからです。

自分にとって良い事・為になる事でも、その状況が不快と感じる設定になると潜在意識はそれを学習し、その後はその状況から離れる様にと自動的に働く様になります。

また、自分にとって悪い事・為にならない事でも、その状況が快と感じる設定になると潜在意識はそれを学習し、その状況を再度繰り返す様にと自動的に働く様になります。

ですから本来ならば、自分にとって良い事・為になる事を快と感じ、自分にとって悪い事・為にならない事を不快と感じる様に状況を設定する教育が必要なのです。

それこそが真の教育です。

幾ら自分の為になる事でも、その理解と心からの納得が無いままに周囲から強制されると、それが自分の為に成るという理解も感じも有りません。

そうすると如何なるでしょう?

当然それが嫌いになってしまいます。

こういうメカニズムを無視していると、それは教育には成りません。

分離側の意識を育てるだけです。

現代の教育システムは、或る程度の常識とルールが守れる人間を育てているとは言えますが、それは理性と言う力で抑圧を掛けさせているから、世の中は何となく秩序が保たれているのです。

しかしこのシステムには綻びが有りますから、そこからあぶれた人達が、犯罪や自殺等と言う形で世の秩序から転がり落ちても行く訳です。

そういう人達には、大切な事が大切だと認識が生じていないのです。

間違った認識が相当の時間と反復を重ねて、それを行為に移せるほどの意識の力となってしまうのです。

意識の時代を迎えるに当たっては、人間の「認識とその判断が出来る能力」がどの様に形成され、育って来るかと言うこのメカニズムをよく理解する必要が有ります。

その意識の芽生えを観て見ましょう。

幼児はフリフリである事を恥ずかしいと感じませんし、お金の価値も知らない無意識的無能状態です。

それらを私達は自然に身に付けたと感じていますが、実は相当の時間と反復された事によって、それらに対する認識が起こっているのです。

それは他の概念でも一緒です。

人間社会で生きるには、様々なルールやモラルであるその概念を理解習得する必要が有ります。

その為に親を始め、周囲の人は子供に時間を掛け、何度も教え込んでその感覚と能力を開発して行く訳です。

躾けと言いますが、シツケとはある意味「押し付け」でも有ります。

ですからその逆を返せば、時間を掛けその良し悪しを認識させる事が反復されなければ、その認識は育ちません。

40歳50歳に成っても、その部分の感じ方や認識は3歳のままで止まっているという事が有ります。

そしてそういう人は歳を重ねる程、潜在邪魔力と言う意識の力が育っているので、いよいよ変わり難き頑固人間に成って行きます

「薹が立つ」とか「四十バカは直らない」とか言われたりしていますね。

人間の認識や判断というモノは、その様に育っているという事をまずは認識して下さい。

そして現代の義務教育は、その大多数が平均的に従業員として生きられる様に条件付けられて行きます。

その人の特性を伸ばすというよりも、出された問題はちゃんと解く様に・苦手な科目を克服する様に・みんな仲良くする様に・目上の者には逆らわない様に、と言う具合に均一な規格品の様に仕上げます。

自分の意見より「人が如何いうか・如何見ているか」と言う、人の目が気になる様にも仕向けます。

そうして出来上がった均一な規格品であれば、将来の世の何処かの仕組みの一歯車、エンプロイーとしてのその人が壊れても、直ぐに取り換えが利くからです。

やがて教えられる科目は、生きる術としての知識ではなく、それを使う事は今後一生殆どないと言える様な種類の知識であるにも関わらず、その半端ない程の量の知識の過飽和状態に漬け込まれます。

これで殆どの人は、生きる術としての知識を「落とし込む」感覚を封印されます。

何故今の教育システムが、この様な仕組みに成っているのかと考える事が重要です。

そして「それがそうだとその先如何なるのか?」という事ですが、それは「この様な結果が出ているという事はどういう事が原因なのか?」と言う質問にも置き換わります。

その様な質問力が育って来ると、色々な事が観える様になって来ます。

質問は心のハンドルだからです。

今の教育システムは完全な競争原理を根底に置いていて、優等生以外は何処かここかに必ず劣等意識が発生する様に仕向けています。

それを起点として、妬みや嫉み・ジェラシー・自己嫌悪等が発生します。

建設的な意味や美徳を表す言葉に、マイナーな感覚が癒着して潜在意識に沈み込み、それがイメージ的結論としてその人の感覚を支配する様になる事等、ほったらかしのままです。

支配する側としてはその方がいいからです。

サラ金等から金を借りない様にと学校で教わったでしょうか?

パチンコやギャンブルにウツツを抜かす事は愚かな事だと学校は教えているでしょうか?

教えませんね。

それは何故でしょうか?

当然そこには大きな意図が有るからこそ、そういう事は絶対に教えないのです。

そう言う事に気付く感覚、言い換えると「教えられないから気付く」というセンスが重要です。

しかし殆どの人は、その様に仕向けられているという、意図も手法も観えません。

意識は盲目です。

こうして殆どの人は、徐々に逃避癖や隷属的な感覚を始めとする分離側の意識が増大して行きます。

本人自身は、自分の為になる事を無意識に自分自身が排除している等とは気付きもしません。

そしてその感じ方は既に洗脳レベルですから、ちょっとやそっとの真実を示された位ではビクともしません。

正しい持つべき感覚ではなく、持たない方がいい意識はこうして練り上がって行くのです。

また、本音と建て前を使い分ける様にも条件付けられて行きます。

本音は隠さなければなりません。

何故なら、分離側の意識状態のままで本音を出すと、必ずトラブルになるからです。

世の中は、心的態度が分離方向を向いた人間は、本音を隠して置かないと生きて行けないからです。

ですからそんな分離人間であっても、理性が働く人は、本音を隠し、建前で人付き合いをします。

しかしながら、それは自分の内側の分離度合いを広げる事でしかありません。

この様に何もかもが、分断統治を支配の原則としているエスタブリッシュメントの、目論見通りという事です。

人間が愛に基いて行動出来るなら、世の中から罰則を含む法律というモノは一切なくなるでしょう。

しかし、現代人類は愛に基いて行動する事はまだ出来ません。

今の教育の仕組みのままでは、歪な感じ方、分離側の意識の力を突出させて、人に迷惑を掛ける人が必ず出て来ます。

それ故、その歪な感じ方が突出しない様、罰を以てルールが定められているのです。

罰せられたくないからルールに従うというのと、自発的にそう在りたくてモラルに従っているという事の違いに気付きましょう。

現代の法律はそこを区別しませんけどね。

意識の広がりを話している内に話は随分拡大してしまいました。

その方向性の詳細は他で解説するとして、今述べて来た程度の事を念頭に置き、話を原点に戻しましょう。

本来、自分にとって良い事・為になる事を快と感じ、自分にとって悪い事・為にならない事を不快と感じる様に状況を設定する教育こそが、教育法としての在るべき姿です。

それは正しい認識を育てる方法です。

乳幼児には「全くの無意識的無能」状態から、認識力というモノがどの様に発達し始めているでしょうか?

そこが理解出来ると、無自覚なまま心に掛かっていた、自分の成長妨げる心のブレーキを知る事が出来、それをまた一つ取り外す事が出来ます。

そんなブレーキが一つ外れる毎に、心は軽くなります。

そして弱者の弱者たる決定的な弱点「弱者はピンと来なければ、そのまま無視し忘れる」というワナから、絶対に脱出せねばなりません。

それは貴方だけではなく、貴方の周囲の貴方が応援したい人も、ですよ。

幼児は新しい概念に出会っても「知らない・理解出来ない」という事自体を知覚出来ません。

しかし大人はそういう場合、「知らない・理解出来ない」という事が知覚出来ます。

これは大きな違いです。

そしてこの感じ方が弱者の場合、実は大変な障壁に成っているのです。

何故なら、「知らない・理解出来ない」と認識した途端、苦手意識が湧き起こったりします。

それは「その様に反応する様に・不快感を感じる様に」と条件付けられていたからだと知りましょう。

それも潜在意識に時間と反復を重ねてオート化してしまっている意識の力の一つなのです。

その陰には「なになにしなければならない・面倒だ」という感覚が既に癒着しているからそう感じるのです。

「知らない・理解出来ない」からと言って、苦手意識が起こる必要は本来は一つも無いのです。

ですから、新しい感覚を開発して行く為に、乳幼児の学習パターンをシミュレーションしましょう。

理解出来なくても、有用だとされているマインドセット知識なら、ただただ反復するのです。

その知識を覚えようと思っている乳幼児等何処にもいません。

同じ様にそこからスタートするのです。

弱者は見落とし、強者にしか感じられない「重要な事に重要と気付ける感覚」を開発しましょう。

強者の質を啓く為、このテクニックをモノにして下さい。

これはあらゆるジャンルに応用出来る様になります。

30~50倍の力を持つ潜在意識が自動的に引き受けてくれるとか、オート化するという感覚を掴むのです。

その練習台として、取り敢えず当シリーズ記事の中から、貴方の好きな10記事を選んで音声化し、何度も反復して見ましょう。

認識は次の様に進んで行きます。

耳だ・知らなかった。
②そういうモノか。
③なる程、そう言える。
④よく分かって来た。
⑤それって重要な事だ。
⑥反復を重ねてそれを身に付けなきゃ。
⑦それを人にも伝えなきゃ。

殆どの弱者は①で弾き返すか、②で止まります。

そしてしばらくしたら忘れます。

多少教養がある人でも③止まりです。

理解出来たというだけで安心してしまうのです。

全くの聞いた事も無かった様な新概念の重要性に気付くには、30回の間を置いた反復が必要です。

そうする事で、普通はやっと③の成る程と言えるステージに達します。

そして更に反復を重ね90回を越える頃、やっと⑥の本気で身に付けねばと言う認識に到達出来るのです。

300回の反復、それはもう、外部からのインプットだけではなく、自分の心の中で反芻する回数も含みますが、その反復が300回を超える頃、人にも充分教えられるセンスになっています。

人に何かの価値を届けられる人が、その届ける量に比例して自由や成功を手にするのです。

如何したら、顕在意識の30~50倍の力で自動的に働いてくれる潜在意識に任せられる様になるか?

この答えはもういいですね?それこそが反復です。

の後半から⑦に至って初めて、他人的な潜在意識は引き受けてくれる様になるのです。

潜在意識に任せる為にも反復。・・・この事を良く心得て、他人的な潜在意識を自分の味方にして下さい。


今回も038に続き、本来有償なのですが特別無料公開いたします。音声解説第二弾のプレゼントです。
15923日収録
S1-01 夢を手に入れる1[2h03m57s 16Kbps 16KHz].wma  音声ダウンロードはこちら→を手に入れる
S1-01 夢を手に入れる2[1h06m27s 16Kbps 16KHz].wma  https://yahoo.jp/box/b3oluB
PDFテキストはこちら→ 「夢を手に入れる」
これは後に「ーラスター・プログラム」のシリーズとして製品化される事になる、その記念すべき第一回目の講義です。
ここからこのシリーズは始まり、現在は
100回を超えています。
 音声ソースがカセット録音のため、途切れが有ります。

 

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
                                      合成音声のダウンロードはこちら。


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