潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る

史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


027 潜在能力と潜在抗力をペアで理解しよう・・・君は、潜在抗力を知っているか?

如何したら成功出来るかと多くの人が問い、成功している人を観察して、そこから何かを真似ようと考える。

それは多少前向きな人なら、自分もそう成りたいと成功に憧れるのは自然な思考の流れだと言えます。

では成功者とは、その人だけが何かによって選ばれた様な特別の存在なのでしょうか?

否、先人達の深い観察力によって、人間には、本来誰しも秘めたる能力=潜在能力が存在するという事が見出されて来ました。

人間なら誰しもですよ。

誰の中にも間違いなく偉大な力=潜在能力が存在しているというのです

そしてそれを使えば、誰でも豊かで幸せな自分が自分として花開ける世界が展開するというのです。

何とも魅力的な概念ですね

そしてその方向性は無限通りに開かれていると言います

思っただけで希望する事を叶えるとか、それを引き寄せる等と教えるので堪りません。

アラジンが手に入れた魔法のランプの、何でも願いを叶えてくれる巨大な魔人にも例えられたりもしますね。

その様なモノがもし自分にも在るとしたら・・・そう考えるだけで、夢と期待が膨らんで爆発しそうだ!

私もそれをそう聞いた時は、そう感じ、単純にその事を信じた人間の一人でした。

では「その潜在能力を引き出し開発するには?」と言う事で、その技法やテクニックも多くの人達によって探究されてています

そして様々な事が分って来ました。

 ・目標設定する事・期限を切る事・優先順位を決める事・ビジュアリゼーションする事

 ・アファーメーションする事・信じる事・行動するetc.

それも成功者のしている事=doingを真似しようという発想です

そして、これこそが「成功法則だ」と称して、20世紀後半から色々なモノが世に躍り出て来ました。

そしてそこには歴史上の偉大な成功者から、現代でも巨万の富を築いた歴代の成功者達が紹介されます。

名前を聞けば有名な人達ばかりで、宣伝を聞いている内に、自分も少しはそういう存在に成れるのでは?と徐々に自己催眠術は強くかかって行きます。

何故なら、その人達が成功した秘密を須らく教えてくれるというからです。

そしてその部分は本当です。

それでもし成功するのなら、100万や200万なんて安いモノです

成功すれば簡単に元が取れてしまう。

そう言うノウハウを売る側も、大成功した暁の貴方にとっては100万や200万なんてはした金と言うイメージを持たせてくれるモノですから、購入契約書にサインする時だけは太っ腹にもなれます。

まぁ大成功とは言わずとも、もし、収入が今までの倍になるというだけでも凄いモノです。

そして、実際にそれら高額教材を購入した人達が、それなりの結果を出し始めたとしたら如何でしょう?

そうすると、まだ成功していない人がその成功した人に問う事に成るでしょう

「如何して成功したの?」答えは「この成功法則を買って学んだからさ。」という訳です。

まだ成功していない人はそれを聞いて、食うモノも食わず取り敢えず販売代理店に走って契約をしますね

そして、その人もやがて成功し、同じ様に人から問われるでしょう

「如何して成功したの?」次も答えは「この成功法則を買って学んだからさ。」

そうすると、その人も同じ様に取るモノも取り敢えず、借金してでも教材の販売代理店に駆け込む・・・。

そうして、あっという間に日本中、否、世界中が成功者で溢れる事になる。

もし、それで成功するのなら・・・の話ですが。しかし、結果というか、現状は如何でしょう?

よく見ると、そう言う高額教材を買うまでもなく、本屋に行けば、こうしたら成功する・こうしたら金持ちに成る・こうしたらモテる様になる等という本も溢れています

人生巧く言った人達が、こんなにもその秘密や秘訣とやらのノウハウを開示・提示してくれています

そして彼らは口を揃えて、潜在意識と潜在能力を使ってそう成れたと言います

彼らは、自分の中の偉大な力を発見出来たのです

「だから貴方もその力を使え」と誘ってくれる訳です。

そして多くの人達が巧くいった人達に教えを請う・・・。

しかし、世の中全体から見たら如何でしょう。

支配者と被支配者、王様と民衆&奴隷、雇用者と従業員、自立型人間と隷属型人間の割合と言うか、その比率はどうも大昔から一向に変りませんね。

文明や科学は発達したかも知れませんが、成功者と成功出来ないでいる人の比率は一向に変っていないのです

成功法則なるモノが存在しない時も、成功者はいました。何故でしょう?

そして、成功法則なるモノが世に溢れかえる様に成っても成功者の割合が増えてはいないのです

何故、成功法則というモノを知らなくても成功し、成功法則を知っても成功出来ない人がいるのでしょう?

高額な「成功ノウハウ」とやらを購入した大部分の人は、その元すら取り返す事は出来ず、本来別の処に使っていればより役に立ったかもしれない自己資金を、その投資した金額分失っただけで終わりです。

私に言わせれば、無自覚な保留癖が「無意識の真理否定」を積み重ね、良い事・為になる事を益々受け入れ難くさせる潜在抗力の一つ、潜在邪魔力をより強力に育てる結果になっただけです。

教えられる良き知識がマインドマッスルに成らず、利己的なエゴの肥しに成っただけです。

成功法則と呼ばれるモノの詳細を何でも知る事で、エゴは大満足しているのです。

何が問題なのでしょう?本当の本当の、真の原因と言えるモノは何なのでしょうか?

「こうしたら成功する」を習っても、殆どの人は、それも前向きな人にして99%の人は成功出来ないのです

ここで言う前向きな人とは、良い本やプログラムを紹介されれば自分で買い求め、良いセミナーと聞けば自分で足を運んで身銭投資もちゃんとする人の事です。

プチ成功はあるかも知れません

しかし、人生が大きく変容する程の成功は訪れません

学んだ良き知識が、本来なら教えられた通りに自分の心のマインドマッスルとなる筈ですが、行動力の源泉となる感情や衝動は一向に湧いては来ません。

そして、それがそうなるその心理メカニズムに気付いてもいません。

何故?・・・これは大変な謎ですね

一つずつ解き明かしてまいりましょう。

シリーズの、最初の記事で述べた事に、いよいよ深く入っていきましょう。

「どうしたら成功出来るか?」と問う事は成功を目指す大部分の人にとって間違いに導く質問なのです。

「どうしたら成功出来るか?」と言う質問に対して返って来るは、その殆どが自分のタメに成る事でしょう。

しかし、「とほぶる」質を殆どの人が持っている為に、為に成る話を聞けば聞く程、保留という逃避を繰り返し、逆に「とほぶる」性質を強化しているのです。

タメになる事を求めて、その逆を導いているのです。

保留とは、単なる先延ばしではないのです。

保留癖は、実は無意識に逆質を作り出しているのです。

責任の回避・チャレンジする事に対する怠慢・結果に対する恐怖等が総じて、次なる自分にとっての為になるチャンスをも、より強く弾き返す様にと、そういうモノ・そういう質の育成になっているのです。

潜在意識に目先のちょっとの楽を快と感じさせた為、保留と言う逃避姿勢をその度毎に強め、良い話を聞けば聞く程、変わり難き頑固性と言う潜在邪魔力を強化してしまうのです。

この現象から、ここで解説しているこの心理メカニズムをご理解下さい。

とても認め難い事だとは思います。

為に成ると思える事をしていて、実は真逆の結果を導くモノを育てているという、この真実。

為に成ると思って積み重ねる「無意識の真理否定」、それこそが「逆効果の法則」「努力逆転の法則」と呼ばれるモノの原理・メカニズムです。

今まで、誰もこの様な原理までを観察・報告をした人はいませんので、初めての概念故、ちょっと難しく感じる処かもしれません。

しかしこの事が理解出来たら貴方も強者の質が拓ける人達の仲間入りです。

だんだん、お解り頂け始めている事と思います。・・・そうです。

成功を求めても、そこに抗う力・・・しかも今まで誰にも見つからずに潜在していた「抗う力」が在ったのです。

潜在していたからなかなか見つからなかったのです。

しかもそんな不必要な存在を、何も気付かないまま、自分自身が自らせっせと育てているというのです。

まで「如何したら成功出来るか?」とは尋ねても、「何が成功をブロックしているのか?」とは、誰も尋ねなかったし、その方向からは誰も深く探究したりはしませんでした。

潜在能力は偉大な力です。

精神世界では、潜在意識・潜在能力の発見は20世紀最大の発見だとまで言われていました

しかし、それはよく見ると半分でした。

陰と陽、プラスとマイナス、S極とN極、立ち向かう質問と逃避する質問、落とし込む癖と保留癖、何でもが対で存在する様に、何でもペアです。

潜在能力にもちゃんと片割れがあったのです。

潜在能力が「自分を自己実現たらしめる存在」であるならば、その片割れとは何か?

それこそ、自分の開花を妨げる力=成功に抗う力=潜在抗力が存在していたのです。

例えて、車にガソリンを差せば、好きな所に行けると教わっても、タイヤが全部パンクしていたら如何でしょう?

いくらエンジンを吹かしても運転は出来ません。更にバッテリーが上がっていたら如何でしょう?

車を修理する事から始め無ければ成りません

同じ様に、知らないで潜在抗力に成功を邪魔されている立場の人は、病気の問診と同じで、まず、自分の潜在抗力の実態を知り、それを理解する事から始め無ければ成りません。

先の例えの、タイヤはパンクして、バッテリーは上がっている状態なのです。

それで如何して行きたい所に行けるでしょう?

如何して潜在抗力が頑張っているのに成功が訪れるでしょう?

潜在抗力・・・そんな変なモノは解除して削除するのです。

それには潜在意識のメカニズムに則った正しいやり方が必要です。

最近は、アファーメーションやビジュアリゼーションと言う、本来は素晴らしい概念も、聞くだけで成功するとかお金がやって来るとか、Youtube等でその劣化コピー版が数多く出回り、完全に占いのステージ化しているのはとても残念な事です。

あの手のやり方では、寝言を言っているのと大差は有りません。

パンクしたタイヤの代わりに、形が似ているからと浮き袋を付けようとしてもダメです。

誰も今までこの様な見方をし、探究した人はいませんでした。

私が問う様な質問もなかったし、探究自体が為されていませんでしたから、答えも存在しなかったのです。

しかし、それを30年掛けて探究し続け、遂に私はその答えを見付けたのです。

今まで、誰も調べもしないし、研究してもいなかったので、たまたま発見出来たという事です。

精神世界に於ける21世紀の最大の発見は、きっと「潜在抗力」の発見だと言う事になるでしょう。

なんせ、潜在能力の片割れだったのですからね。

潜在能力と潜在抗力はペアだったのです。

在抗力とは、頑固さとか認めんという動かし難きそして変わり難き心的力、潜在邪魔力も含みます。

意識の力を分かりやすくする為に、潜在能力と潜在抗力+潜在邪魔力と3種類で表記する事も有ります。

人間が人生で費やす時間は、それがどんな経験であれ、意識の力として蓄積されて行きます。

つまり、今自分が費やしている時間は、この3つの意識のどれかを育てているという事です。

潜在能力と言う意識の力を育ててない時間は、潜在抗力もしくは潜在邪魔力のいずれかを育てています。

大抵の人のそれは、分離側の心遣いで潜在抗力、中でも保留癖がせっせせっせと、成功者の潜在能力に匹敵する程強い意識の力、潜在邪魔力を育てています。

次回はいよいよその潜在抗力の本質に迫りましょう。

 

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
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