潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る

史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


011 願望も質問も、認識は四段階目まで深まると自動化する その2「自動化したら困るモノ」。

自動化とは大変便利ですが、「そんなモノが自動化してもらっては困る」というモノが有ります。

そのトップがこれ。

「認識が第二段階や第三段階まで来たらストップしろ」と言う命令が第四段階に落とし込まれている人達。

ちょっとここで認識の四段階を復習しましょう。

第二段階とは意識的無能、解ったけど出来ない、ただ、知ったというだけの話。

第三段階とは意識的有能、解ったから意識すれば出来るという事。

第四段階は無意識的有能、一々意識したり考えなくても自動的に出来るという事でしたね。

では「認識が第二段階や第三段階まで来たらストップしろ」と言う命令が第四段階に落とし込まれている、とは?

それって、如何いう事でしょう?

知った、分ったという段階で、それ以上繰り返す必要は無いと感じる事です。

分ったというだけで、あたかも理解出来た様なツモリが生じて安心してしまうのです。

それ故全く意識していませんが、更に繰り返してまで、自動化させる必要は無いと言っている状態です。

とっている態度から潜在意識の言語を翻訳すると、そういっている訳です。

自動化した暁の快より、今目の前の反復するメンド臭さの不快を避ける意味での快を自動選択している訳です。

面倒臭い事は、避けられたら楽ですからね。

潜在意識は、何でも過去体験した快か不快かで、今目の前にしている事を判断する様に成りますからね。

「落とし込む」感覚をいた人は、自動化する事こそ快と感じる感覚になっていますから、知った分かったという段階では留まれない訳です。

普通の人と出来る人」の、この感覚の違いにご注意下さい。

無自覚無意識に取っている態度や反応から、潜在意識の言語を読み取るセンスを啓きましょう。

「認識が第二段階や第三段階まで来たらストップしろ」と言う、全く無意識レベルで働いている命令。

それがもし自分に在ったら・・・とんでもない事だと思いませんか?

そんな命令が落とし込まれていたら、いつまで経っても、学習した事が第四段階に届く事は無いので、スキルが身に付く事も無い訳です。

しかし99%以上の人が、ちゃんと訳有ってこの命題が認識の第四段階に落とし込まれているのです。

それは「円錐螺旋型回顧的学習法」に依らない、直線型学習法を強いている義務教育の弊害なのです。

ですからまず、腑に落ちるまで、この命令と成っている命題を何度も読み返してみましょう。

「認識が第二段階や三段階まで来たらそれ以上の反復はストップしろ」と言う命令が第四段階に落とし込まれている・・・。

その感じ方が完全に習慣化しているわけですが、それでいいでしょうか?

この感じ方はこれからの長い人生の中で、今後もどれだけの損を導く事に成るでしょうか?

そして、その事を子供にも説明出来る様な例えが3つ思い付きますか?

 ・自動車学校にお金を出して通ったのに、最後の試験を受けない。

 ・高級ステーキ肉をたっぷり買って来たのに、車から降ろすのを忘れて2日後にそれを見つけた。

 ・宝くじの一等が当っているのに、お金に替えに行かない内に期限が切れた。

変な例えですが、どれも実際に有った話です。全部パァ・・・という事ですね。

折角の努力がいつしか元の木阿弥。

しかし、よく見るとそれと同じ様な事が、自分の内では常に起こっているのです。

「心構えに関する有用な概念を第四段階に落とし込む」という「感覚を啓く訓練」を受けていないからです。

よく考え、思惟してみて下さい・・・これって、個人の危機ですよ。知らないという事は大変な事です。

大切な事は、精々第三段階までは来ますが、絶対に第四段階には届かせません。

そして「為に成るマインドセット知識は落とし込まれる前にストップしろ」と言う命令だけは何故か第四段階です。

その「潜在意識の命令」が、既に無意識レベルで自動的に働き続けている・・・が、本人の自覚は全く無しです。

幼児の頃には、そんなモノは絶対に無かった筈です。

だって幼児を見て御覧なさい。彼らは繰り返す事、反復が大好きではないですか。

歌でも何でも反復するフレーズが大好きです。いつこの優れた能力を失わせられたのでしょうね?

よく考えて見ると、「落とし込む感覚を啓いている人」というのは、幼児期に総ての人が持っていたその能力を閉じなかったというただそれだけです。

「落とし込む感覚を啓いている」と言うのは、特別な事でも何でもなかったのです。

幼児性がそのまま延長して拡大しただけだったのです。これは驚きの事実ですね。

絶対音感の様に、幼児期に特殊な訓練をしてわざわざ開発する類のモノではなかったのです。

社会の教育システムから受けている、一種の洗脳ですね。この失われた能力を復活させましょう。

自己の限界を打ち破るヒントはここに有ります。

カルトでもイデオロギーでもそうですが、洗脳を受けている側からは、どう条件付けられて自分が何故そう判断しているかは全く分からないのです。

多くの人は現代教育によって、次の様に感じる様、条件付けられています。

何とか頑張って学習すべき事が第三段階に到達したら、もう繰り返す必要性を感じなくなる。

ここまで来たら、多くの人が「やれやれ」って感じで、少し前向きな人なら「ハイ次~」と言う訳です。

幼児は、分ったからこそ、というか一旦何かを覚えたら、暫くはそれを繰り返しまくりますね。

分って尚繰り返すのは幼児期には誰でも当たり前だったのです。分ったからこそ、繰り返していたのです。

ところが一旦その感じ方を封印させられてしまった人たちは、成功する質の在る人がどう感じるかを知りません。

成功する質の在る人は「やれやれと感じてハイ次ー」等と、そうは感じないという事を知らないのです。

「繰り返す必要性を感じなくなる」・・・その感じ方は潜在意識に与えられた命令が命令通りに働いているからです。

とっている態度から、潜在意識の言語が読み取れる様に成りましょう。

繰り返す必要性を感じなくなる様に、その命令は、もう一々、アタマ=顕在意識を煩わせる事無く、自動処理しています。

そう感じていても、本人は全く無自覚のまま・・・しかし、それを今後も放置していたら如何いう事に成りますか?

そして、そんな命令(条件付け・洗脳)を誰が何の為に与えたのでしょうか

幼児期には誰でも無限の可能性を感じるのに、多くの人からそれが成長と共に失われるは、この反復の能力を失うところに有ったのです。

逆に、この反復する能力を失わなかった人が、自然に強者の質を身に付け、成功して行くのです。

しかし殆どの人はその理に気づかない為、いつしか人間の無限の可能性をここで自ら望んでしっかり封印を掛ける様に仕向けている訳です。

潜在意識にさせている仕事は、なんと、自分の能力が出なくなる様に出なくなる様に、そして才能が開花しなくなる様に開花しなくなる様に。

それでいいと思いますか?

自分の今までの学習スタイルは如何だったでしょう?このワナに気付く事です。

人生を本気で変革したいなら、ここの処をよく考えて下さい。

貴方が本来の貴方を取り戻すヒントはここに有ります。

色々な事に手を出して学んでいるのに一向にスキルが蓄積しない、実力が発揮出来ない・・・。

増えて来るのは知識ばかりで人生が一向に変容しない、という悪循環から抜け出せないのは、この心理メカニズムを知らないからです。

この理に理解が生じたら、「あっ!」と一種の衝撃を受ける筈です。

気付かなければ、まるで鵜飼いの「鵜」ですね。

でも、如何して多くの人がこんな事に成ってしまっているのでしょう?それは、学校教育の弊害です。

子供達は競争と、理解したら次理解したら次と、カリキュラムの過飽和状態に置かれます。

そして、過程よりも結果重視の環境に晒され続ける結果、「落とし込む」という超重要な感覚を育て啓く機会と時間が与えられません。

それは落とし込まれた真の知識やマインドセット知識が余りにも少ない為、自ら独立して思索出来ない状態を造り出します。

何故なら、せっかく学んだ筈の知識の多くは第四段階に無い為、自分のモノとして使いこなす事が出来ないのです。

そう言うパターンを9~12年間も繰り返している内に、人間はどうなるでしょう?

自分で人生の戦略や企画を立てると言う大胆な発想は浮かばなくなります。

そして、指示された事しか分からない、指示されないと動けない、指示待ち人間に成ってしまいます。

勉強が出来れば出来る程、従属型で優秀なエンプロイーに成っていく訳です。

実はそれは世のシステムによって意図されているのですが、その解説は別の機会に譲ります。

どうぞ、シリーズ 意識の時代が来る!をご覧下さい。

この刷り込まれてしまった条件付けから、新たな自覚を持って抜け出す必要が有ります。

このサイトから、是非その詳細を「読み込み・読み解き・読み取って」下さい。

殆どの人に、まだ第二や第三段階の認識レベルでしかないのに、そこでストップしようと働いてしまう癖があります。

その癖を「既に自動化した命令がそうさせている」と覚え続けていて下さい。

 

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
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