潜在意識のメカニズムを知ろう 総合目次に戻る

史上初、世界で初めて明かされた、弱者の為のマインドセット知識、弱者の成功戦略です。

自分の望む成功へ主体的に行動を起こせる人を強者、そう在りたいのにそう成れない人を弱者と呼びます。
弱者は、強者の成功戦略、つまり従来から提唱されている様な成功法則から学んではいけません。
弱者と強者は、取るべき戦略も、またその為に学ぶべき手法は全く異なるからです。
従来の「成功法則」とか「引き寄せの法則」を学んで来られている方にとっては、目から鱗の世界です。
潜在意識や、自分の隠れた才能を見出したいと思っている方に、きっとお役に立つ情報です。


007
 願望は育てる必要が有るのをご存じですか? その1。

貴方は如何成りたいのですか?何が欲しいのですか?・・・それを紙に書き出して毎日眺めなさい。

そうすれば、貴方の望みは叶います。自己啓発の世界ではよく聞く、毎度のフレーズです。

潜在意識が働くからと言う事ですが、でも、それはまるで「風が吹けば桶屋が儲かる」的な話で、多くの人には因果が分りません。

「念ずれば花開く」とか「信じる者は救われる」とかも同じです。

「そんな簡単な事で望みが叶うなら、こりゃ楽だ」と言う訳で、多くの人がちょっとやってみようとします。

しかしここに、それが巧くいく人とそうでない人に別れてしまうワナが有ります。

巧くいった人は、この教えは真実だと感じて、更にその概念が強く信じられる様に成るでしょう。

逆に巧くいかなかった人は、望みが叶わなかったと言う事ですから、そういう概念を疑ったり否定する意識が強くなるでしょう。

こう言う教えは、小さな望みならともかく、大きな、それも人生に変革をもたらす様な望みの成就は、99%以上の人が巧く行かないようです。

巧くいった人とそうでなかった人は、何処にどの様な違いが有ったのでしょうか?

潜在意識を使って願望を成就に導くには、様々な要素の科学的理解が必要です。

これからも書き記す予定の、シリーズ全体を通してその全容を掴んで頂きたいのですが、ここでは一番大切な事からお伝えします。

それは「願望は育てる必要が有る」という事です。

願望は、持つか持たないかと言う様な、単純な二者択一的なモノでは無いのです。

それには大きい小さいも有りますし、強い弱いも、またレベルの高い低いも在るのです。

まず、願望は大きくて強い事が必要です。

レベルが高かったり大きかったりしてもそれが弱ければ、大言壮語と人から疎まれるし、自分自身も本当はそれを信じられていないでしょう。

小さくて弱ければ、ちょっとした障害で直ぐに躓(ツマズ)きますし、願望した事自体忘れて長続きしません。

ではその理想的な、願望の「大きくて強い」状態は、その人にとって最初からそうだったのでしょうか?

それは巨木・大木と成る木の生長とよく似ています。

芽を出したばかりの幼木の頃は、ちょっと踏まれただけでも折れて枯れてしまうでしょう。

しかしそれが巧く育って大きく成ったなら、人が蹴ったり叩いたりしたくらいではビクともしませんね。

願望もそれと同じなのです。

願望は育てられてこそ、大きくて強く成るのです。そうなるともう、障害にめげる事はありません。

人は、そう言う人を「意志が強い人だ」と評する様ですが、そうではありません。

意志の力なんて、成功者と言えどもほんの少し強いかもしれないという程度です。

ただ、意志を支える意識の力がとてつもなく強くなっているのです。

願望とは意識の力の一つです。それは内から湧く衝動です。

貴方の「それが欲しい・そう成りたい」と感じる衝動の強さは、平均的な人と成功者との間のどの辺りに在るでしょうか?

イエス・キリストは言いました・・・「まず求めよ、さらば与えられん(求めなさい、そうすれば与えられますよ)」という事ですね。

多くの人は、願望=意識の力(つまり衝動)は「育ててこそ育つモノだ」と言う事実を理解していません。

自己啓発的な教えをちょっと囓ったくらいで、テクニック的に実践し始めた願望は、まだまだ小さくて弱い願望レベルです。

木で例えるなら、まだ芽を出したばかりの幼木です。

踏まれたら終わりです。

ちょっとした障害というブロックが現われれば、直ぐに挫折してしまいます。三日坊主という訳ですね。

更に、潜在抗力の原理や弾き返しの法則を知らなければ、願望自体が簡単に自壊、つまり自ら願望を壊してしまうのです。

潜在抗力の原理や弾き返しの法則に付いては、もっと基礎概念の理解が深まった先々で説明していきますから、ここではまず「願望は育てなければ育たない」モノだと言う事を知って下さい。

では、如何やって願望を育てるか?です。

それ自体、結局そのイメージ(つまり、欲する心)の「繰り返し巻き返し」の反復です。

それは繰り返していたら、徐々にですがとても強くなってきます。

こんな簡単な原理があり、それが人生を根底から舵取りしているという事を殆どの人は知らないのです。

欲する心を反復して衝動を(つまり、意識の力)を育てるのです。

欲しい物・・・それが得られたら自分にとってどんな利益が発生するのでしょうか?

そして、快感の快つまり、イメージ的な快感や快い感じ、また嬉しさや面白さをリアルに感じるまで、しっかり想像するのです。

貴方は、想像しただけで何らかの快い快を感じると言う感覚が分りますでしょうか?

また、考えただけで嬉しくなったりワクワクする感じを自分自身で創り出す事が出来ますでしょうか?

嫌な事なら、思い出しただけでも気分が悪く成る事が有る様に、当然、その逆も有ります。

良い事を考えただけで嬉しくなるです。・・・分りますか?

もし、想像で快い感触を心に湧かす事が出来ないとしたら、建設的な方向の想像力が未発達なのです。

普段から、その様な心遣いが習慣に成っていないと突然やろうとしたからといってそれはいきなり出来るモノでは有りません。

自然に喜びの心が湧く状態を感謝と言いますが、それは訓練してこそ身に付く能力です。

感謝とは、それが有り難いと思える理由を、普段から探し続ける意識を保ち続ける事によって、やっと発達するセンスでありまた意識の力となるモノです。

もう一度言いますね。

感謝とは、それが有り難いと思える理由を、普段から探し続ける意識を保ち続ける事によって、やっと発達するセンスであり、また意識の力となるモノです。

すべき事に関しても、出来ない理由では無く、自動的に出来る理由が探し出せるのは、普段からのこの心遣いが在ってこそです。

在って当たり前に有難味を見出す」この言葉を何百回も唱えて見ましょう。

そして心地良さが湧いて来るまで、そのフィルターを通して日常の全てを眺める癖を創るのです。

そしてその快い感じを感じる力は、願望を長期に渡りバックから強力に支え続ける力として自動的に働き続けてくれます。

だから、多くの先人が感謝の心が大切だと昔から言い続けてくれているのです。

貴方は、この願望をバックから強力に支え続ける力が自分に自動的に働き続ける様になって欲しいと思いませんか?

貴方の決意を背後からしっかりサポートしてくれる力というモノが有るのです。

もし、知らずにでも、建設的ではない方向にあれやこれやと想像力を働かせていたら、それは感謝と言う状態を打ち壊す力として育って来ます。

皆知らないで平気な様ですが、これはホントにやばい事ですよ。

自然に喜びの心が湧く状態・有り難いと思える心の芽を、それが前もって出て来ない様にと、除草剤を撒いているのと同じです。

そうなると、為になる話を一二度聞いて、ちょっとやそっと快い感触を心に湧かす為に良い事をイメージしようとしても、快い気分はさっぱり出てはくれません。

その心遣いをマイナス思考と言いますが、マイナス思考にはこんなデメリットが有ったのです。

それは蓄積して、破壊方向に力を持った力積となります。この力を潜在能力ならぬ、潜在抗力と言います。

それは感謝と言う状態を打ち壊すだけでは有りません。

折角為になる話を聞いて、ちょっと思い切って抱こうとした願望も破壊する内なる力となります。

そして、面白くない事に出会ったら、なんと不快を感じる感覚は何倍、人によっては何十倍何百倍に拡大して、大変気分を悪くしてくれます。

そんな処だけは針小棒大に成ってしまうのです。

他人からは「そんな事ぐらいで」と思えるたいしたことではない事でも、異常に不快な気分になり、ショックを受けたり腹が立ったり、人によっては為になる事を言われても切れたりするのです。

損ですねー。欲しい筈の喜びは湧かせられず欲しくもない不快だけは勝手に増幅して感じる。

ホントにホントに損ですよ。

短気とか、落ち込むとかそういう状態は、感謝が出来ていない、そしてマイナス思考を蓄積している事の証です。

この様なメカニズムをご存知でしたでしょうか?

思考習慣を改善するには、潜在意識のメカニズムに沿った訓練が必要です。

やばい!と感じた方は、このモノの見方・考え方が習慣と成るまで反復訓練し、それが常に自動的に自分の無意識な一挙手一投足の想念をしっかり見張ってくれる様にしておきましょう。

落とし込んだその概念を自動化させてしまえば後はとても楽ですからね。

勝手にそっちの方から、顕在意識に気付きが上がって来る様になります。

そのやばくて為にならない感じ方やイメージを分離側の心遣いと言いますが、それは一覧表になっています。

詳しくは015で説明しますね。

したい事や欲しい事・・・それが勝手にそっちの方からイメージが湧き、放って置いても勝手に自動再生が始まるくらいに成るまで、何千何万と脳にしっかりその思考回路を焼き込むのです。

願望そのものを落とし込む・・・それは「寝ても覚めても夢に見る迄」という状態になって3年間です。

難関を突破して、志望校に合格する受験生を見ていたら分りますね。

そして成功者はそうなのです。成功者のその様な感じ方・在り方=beingを真似びましょう。

学ぶは=真似ぶ、つまり真似からきています。いつも欲する事をイメージし続けていたらいいのです。

強い願望が持てる人というのは、イメージ自体勝手に湧いて来るし、その願望に付いて、想像を巡らせないではいられない状態です。

その様な意識状態である事には、努力も忍耐もありません。

何故なら、勝手に「したくてしている・やりたくてやっている」という、そういう意識状態に成っているのです。

潜在意識が願望を叶える・願望を自動的に引き寄せると言われるのは、この状態を作り出す事が出来るからです。また、潜在意識がオートパイロット化するとはそういう事です。

いつも欲する事をイメージし続けていたらいい・・・とは言ってもその前に、「いつも欲する事をイメージする事が既に自動的になっている」という様にする必要が有ります。

まず、心理メカニズムを理解して、そのプロセスから訓練を始めないと、その感じ方そのものが自動化する習慣とならないからです。

想像する能力は瞑想習慣から育つ訓練して開発すべき能力です。想像力の訓練をしましょう。

良きイメージを伴わずにそしてそれに快を感じずに、そしてプロセスを楽しまず結果だけ求めて、言葉だけで思い込みを作るなら自律神経を失調しますのでご注意下さい。

また時々、それは「ゴミ箱+マズローの欲求5段階説」のどの段階でどの位の強さに育っているか、瞑想して見ましょう。

 

 100回反復で原理原則を落とし込む! ・・・「読書百遍意自ずから通ず」の実践編。
 
当シリーズは「読み物」ではありません。強者の質と感覚を啓く、最強のトレーニングツールです。
反復トレーニングの効率を上げる為に、合成音声ハルカによるテキスト読み上げ音声を用意致しました。
テキストを熟読して後、理解が起こりましたら、後は音声で反復効率を上げて下さい。
何を言っているのか聴き取れないと感じたら、テキストに戻って再度熟読して下さい。
 
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